この記事は、編集部で2024年03月11日にチェックし追加更新した最新情報を掲載しています!
ぽかぽか陽気にさそわれたらひとりで街に出かけてみませんか。福岡は芸術祭や美術館のニューオープンが目白押しなのでアートに触れるのがおすすめ。「アートはよくわからないから」と思っている人もいるかもしれまんせんが、難しく考えずに素直な気持ちで見つめてみましょう。ユニークな作品がたくさんあるのでアート初心者でもワクワクできるはず。さらに気ままな街歩きを組み合わせれば充実したお出かけが楽しめますよ。そこで今回は、福岡の街に詳しい筆者が福岡でおすすめの博物館・科学館を紹介します。※本サイトは広告プログラムにより収益を得ています。
ライター/espressivo
旅行が好きなフリーライター。美しい夜景や人気の絶景スポットはもちろん、アクティブに過ごせる場所、歴史ある建造物など情報を惜しみなくお届けするとともに、ビギナーでも安心して出かけられるよう分かりやすく解説します。
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アートは自分の小さな世界を広げてくれます。色や形、素材やコンセプトなど思いもよらなかった表現の数々が自分の思考パターンや、過去の経験などを簡単に飛び越えてくれるから。色とりどりのアートがここではないどこかへとあなたを誘うドアになり船となってくれるでしょう。
福岡は伝統的な文化とアートがバランスよく融合している街です。アートを通して見えてくるアートとともに生きる街・福岡の持つ豊かなパワーとストーリーを満喫しましょう。
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かつて筑豊随一の規模を誇った三井田川鉱業所伊田堅抗の跡地に昭和58年に開館しました。石炭関連資料の数は約1万5千点に及び、常設展示では石炭に関する科学的な知識や採炭・保全など産業の歴史を各テーマに沿って学ぶことができます。
また館内では人形や資料を駆使して坑内の様子を再現。狭い坑内を上半身裸で汗まみれになりながら採炭している様子を見ると、日本の近代が彼らの苦労なくしては成り立たなかったことが実感できますよ。
スポット名 | 田川市石炭・歴史博物館 |
住所 | 〒825-0002 福岡県田川市伊田2734−1 |
営業時間 | 月曜日: 定休日、火曜日: 9時30分~17時30分、水曜日: 9時30分~17時30分、木曜日: 9時30分~17時30分、金曜日: 9時30分~17時30分、土曜日: 9時30分~17時30分、日曜日: 9時30分~17時30分、 |
電話番号 | 0947-44-5745 |
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日本で唯一のカルタ専門資料館として1991年に開館。日本に1枚だけ現存する国産最古の天正カルタに製作者の記銘があることから三池地方は日本のカルタ発祥の地とされています。
また館には日本古来の百人一首やいろはカルタ・歌カルタ・花札をはじめ世界各地のトランプやタロット・家族合わせなど多種多様なカードを収蔵・展示。所蔵点数は1万2千点を超え開館当初はカルタのみを専門とする資料館でしたが郷土の歴史も同時に学べる施設となりました。
スポット名 | 大牟田市立 三池カルタ・歴史資料館 |
住所 | 〒836-0861 福岡県大牟田市宝坂町2丁目2−3 |
営業時間 | 月曜日: 定休日、火曜日: 10時00分~17時00分、水曜日: 10時00分~17時00分、木曜日: 10時00分~17時00分、金曜日: 10時00分~17時00分、土曜日: 10時00分~17時00分、日曜日: 10時00分~17時00分、 |
電話番号 | 0944-53-8780 |
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直方市石炭記念館は日本の産業発展と近代化に貢献した筑豊炭田の歴史を伝える記念館です。石炭にまつわる人々の熱い思いと石炭の過去と未来に焦点を当てた展示で構成されていますよ。
屋外に展示されている蒸気機関車は昭和16年から45年までの30年間、石炭輸送で活躍。明治24年に筑豊石炭鉱業組合が若松・直方間にいち早く鉄道が開かれたことから鉄道関係の展示も充実していますよ。
スポット名 | 直方市石炭記念館 |
住所 | 〒822-0016 福岡県直方市直方692−4 |
営業時間 | 月曜日: 定休日、火曜日: 9時00分~17時00分、水曜日: 9時00分~17時00分、木曜日: 9時00分~17時00分、金曜日: 9時00分~17時00分、土曜日: 9時00分~17時00分、日曜日: 9時00分~17時00分、 |
電話番号 | 0949-25-2243 |
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初代は欧州を視察し日本にも快適で衛生的な生活文化を普及させたいという想いのもと1912年に陶研究所を設立。当時はまだ下水道の概念さえ一般的に認知されていなかった時代で試作を繰り返して1914年に国産初の陶製腰掛け水洗便器を完成させました。
そしてTOTOミュージアムは2017年に迎えた創立百周年の記念行事として2015年に開設。創業の精神やものづくりの想いとともに豊かで快適な生活文化を想像してきたTOTOの歴史や水回り製品の進化を紹介していますよ。
スポット名 | TOTOミュージアム |
概要 | 老舗企業 TOTO のトイレや食器を展示したモダンで環境にやさしいミュージアム。 |
住所 | 〒802-8601 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1−1 |
営業時間 | 月曜日: 定休日、火曜日: 10時00分~17時00分、水曜日: 10時00分~17時00分、木曜日: 10時00分~17時00分、金曜日: 10時00分~17時00分、土曜日: 10時00分~17時00分、日曜日: 10時00分~17時00分、 |
電話番号 | 093-951-2534 |
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独楽は日本に昔からある玩具ですが近年では遊ぶ子どもがめっきり少なくなり作り手も減りました。独楽の文化を残したいと館長は2000年頃から独楽の収集を始めます。仕事で日本各地を訪れた際に独楽を求め歩きましが、とりわけ独楽とこけしを一緒に作る職人が多い東北を廻ることが多くこうして集めた独楽はその数5000。
館内に入るとドーンと現れるのは世界一の巨大な竜神瑞祥大独楽。福岡の職人が手掛けたもので芯棒1つでバランスをとり実際に回すこともできますよ。
時としてアートは博物館を飛び出し街中へ、そして人から人へと今も広がっています。街を歩けばアートに出会い地元の人とコミュニケーションが生まれますよ。
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館長はさまざまな美術作品やテーマパークなどの造形物を手掛けてきた造形作家。1階が館長の工房で2階が不思議博物館となっています。
19980年よいインターネット上に架空の博物館としてオープンしていましたが2008年に実際に訪れることができる博物館として開館し、館長自らが集めた作品や好きなものが所狭しと展示されていますよ。ちなみに開館は月1回最終日曜のみとなっているのでご注意ください。
スポット名 | 不思議博物館 |
住所 | 〒811-1246 福岡県那珂川市西畑1466−2 |
営業時間 | 月曜日: 定休日、火曜日: 定休日、水曜日: 定休日、木曜日: 定休日、金曜日: 定休日、土曜日: 定休日、日曜日: 12時00分~18時00分、 |
電話番号 | 090-4989-8783 |
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横綱土俵入りの型に雲龍型と不知火型の2種類が存在することはご存じの通り。それぞれ雲龍と不知火が行っていた土俵入りの型を起源として伝えられています。雲龍資料館は第10代横綱・雲龍を顕彰する目的で1993年に建てられました。
16歳の頃、矢部川の工事に従事していた時、天秤棒で計180キロの重さの石を担いで12キロ歩いたという逸話が残されていますよ。
スポット名 | 柳川市立雲龍の館 |
住所 | 〒839-0253 福岡県柳川市大和町鷹ノ尾151−2 |
営業時間 | 月曜日: 定休日、火曜日: 10時00分~18時00分、水曜日: 10時00分~18時00分、木曜日: 10時00分~18時00分、金曜日: 10時00分~20時00分、土曜日: 10時00分~18時00分、日曜日: 10時00分~18時00分、 |
電話番号 | 0944-76-1122 |
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かつて博多織の織元の工場兼住宅でしたが現在は明治から昭和時代の博多の暮らしを紹介する施設として親しまれています。建物を正面に身て中央が移築復元された町家棟。
小ぶりの間口から中に入ると大きく高い吹き抜けが印象的な広々とした空間がお出迎え。太い大黒柱や彫り物で飾られた渡り廊下など商家の栄華が随所に感じられます。毎日11~13時、15~17時には博多織の手織りを見学・体験することも可能ですよ。
スポット名 | 博多町家ふるさと館 |
概要 | 郷土の歴史、手工芸品、織物、祭りに関する展示がある伝統的な日本家屋。 |
住所 | 〒812-0039 福岡県福岡市博多区冷泉町6−10 |
営業時間 | 月曜日: 10時00分~18時00分、火曜日: 10時00分~18時00分、水曜日: 10時00分~18時00分、木曜日: 10時00分~18時00分、金曜日: 10時00分~18時00分、土曜日: 10時00分~18時00分、日曜日: 10時00分~18時00分、 |
電話番号 | 092-281-7761 |
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館内は見渡す限りの人形、人形、また人形。コレクションを始めたのは昭和40年代で船医を辞めた後も旅行で海外に行くたびに買い求めあるいは人から譲り受けるようになったそう。
人形をコレクションする人は多いですがこちらの館ではその国の文化や歴史、風俗、習慣を伝えるものにしばっています。ちなみに来館者は家族連れが多くまず人形の数の多さと種類の多様さに驚くそうですよ。
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明治・大正・昭和・平成と革新を重ねてきた電信電話技術。その歴史を物語る貴重な資料を展示しています。まず注目してもらいたいのが建物。後に京都タワーや日本武道館も設計した山田守氏が設計しました。旧NTT門司営業所などに使用された後1994年に門司電気通信レトロ館としてオープン。
建物の外観は放物線アーチと垂直線と基調としたドイツ表現主義に通じる手法が用いられており、洗練された大正モダンを今に伝え門司港地区のレトロ建築群を構成する建物の1つとなっていますよ。
スポット名 | 門司電気通信レトロ館 |
住所 | 〒801-0856 福岡県北九州市門司区浜町4−1 |
営業時間 | 月曜日: 定休日、火曜日: 9時00分~17時00分、水曜日: 9時00分~17時00分、木曜日: 9時00分~17時00分、金曜日: 9時00分~17時00分、土曜日: 9時00分~17時00分、日曜日: 9時00分~17時00分、 |
電話番号 | 093-321-1199 |
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