【2024年版】奈良のお金のかからない観光スポット30選！リフレッシュ・パワースポット・レジャーなど旅行好きな筆者が紹介

奈良県と大阪府の県境にある大和葛城山。その山頂付近の南斜面約20ヘクタールに広がるヤマツツジの大群生は一目百万とも称される圧巻のスケール。以前は一帯が笹で覆われていましたがそれらが枯れた後に自然とツツジが生えてきたそう。

今では春限定の真っ赤な光景を目当てに多くの人が訪れる関西随一のツツジの名所になっていますよ。ツツジは例年5月上旬から先始めるのでなだらかな斜面をハイキング気分で歩いてみましょう。

葛城山麓公園は葛城山の麓に広がる緑地公園。敷地面積12ヘクタールを超える園内に桜やツツジ、萩などさまざまな花が咲き誇り季節頃に美しい景色を見せてくれます。

特に満開の桜が出迎えてくれる春はお花見スポットとして人気。華やかな桜と鯉のぼりのコラボレーションも素敵です。園内には庭園もあり絵になる景色がたくさんありますし、開放的な芝生広場や遊具が充実する子ども広場などもあり大人も子どもも楽しめますよ。

曽爾高原は奈良県の北東端、標高約750メートルに広がる高原で、秋のススキが特に有名。周囲約900メートルの亀池周辺の平地や丘がすすきで覆われその間を小道が通ります。平地では背丈以上に高いすすきの林を歩き、丘からは一面がすすきの絨毯で覆われた絶景を堪能しましょう。

風で穂が波打つ光景もすすきならでは。一面緑に覆われる夏はすがすがしい景色が楽しめます。「ここはどこ？」と驚くほどの開放感があり1～2時間のプチハイキングでたっぷりリフレッシュできますよ。

約1300年もの歴史がある山一面に桜が咲き誇るその数は3万本にのぼり、見渡す限り桜が広がる山肌は圧巻の一言。

特に山の奥にある奥千本の西行庵は歩く価値ありの絶景が楽しめます。シロヤマザクラを中心に約200種類の桜が密集しており、例年4月上旬より山下から山上へ順に開花していきますよ。

高さ467メートル、周囲16キロの山1つが境内。大神神社はご神体の三輪山に大物主神を祀る神社として古来人々の信仰を集めてきました。山全体が境内地のため美しい桜も豊富です。

大美和の杜展望台や大礼記念館前が人気スポット。山の草木すべてに神様が宿るとも言われており桜も一本一本がご神木になっていますよ。

初てでも気軽に楽しめるパラグライダーの一日体験教室め。山頂の開けた斜面でテイクオフの練習をしたら麓からの風を受けていざ空へ。自らパラグライダーを操作して数秒間空中浮遊を楽しめます。

インストラクターがつくので本格的に始める前にまずは体験をという人にもおすすめ。上級パイロットになれば山頂よりも高い位置で飛ぶこともできますよ。

曽爾高原ファームガーデンは曽爾高原を訪れる人はほぼ立ち寄るといってもいい人気の複合施設です。すすきの館内には特産のトマトやほうれん草などの地元野菜を使った自然はレストランがあり、麦の館で作る地ビールも味わえますよ。

また麦の館ではビール作りを外から眺めることも可能。すすきの館ではおみやげや地元野菜を、お米の館では地元の米を使った米パンを販売しています。

アトンおもちゃ館はデザイナーだった店主が資料として集めた昔のおもちゃやお菓子のおまけ、生活雑貨を展示しています。その数なんと約4万点。アニメのキャラクターなどを中心に展示してあるので時代背景もわかりやすいですよ。

昭和初期の生活を再現した部屋やさまざまな企画展も用意されているので懐かしさのあまりリピートする人が続出中。歴代のアニメヒーローや人気キャラのお面がずらりと並びその膨大なコレクションは圧巻ですよ。

日本書紀や万葉集にも登場する日本最古の道、山の辺の道。三輪山の麓から奈良市内へと続く古道には寺社や古墳、数々の史跡が点在しています。

自然の地形に沿ってできた古道を歩いていくといくつもの史跡に出会えますし、視界の開けた畑の中を道なりにのんびり歩いているとのどかな景色に自然と足取りも軽くなりますよ。いにしえの道を歩いて古代ロマンを満喫しましょう。