さいたまの穴場観光スポット30選！絶景・散策・社会科見学など旅行好きな筆者が紹介

秩父ミューズパーク展望台は長尾根丘陵の広大なミューズパーク内にある標高363メートルの展望台です。雲海の中から太陽が顔を出す光景は幻想的。秩父の市街地や武甲山が一望できるだけでなく運が良ければ美しい雲海が鑑賞できる場所としても話題になっています。

約500本ものイチョウが植えられた並木の黄葉は11月上旬までが見頃。スポーツ施設やコテージなどを完備しているパーク内は連日家族連れでにぎわっていますよ。

リトリートとは日常を離れ心と体を癒す過ごし方のこと。緑に囲まれた園内ではハイキングをはじめキャンプやアート鑑賞、オーガニックグルメなどさまざまなレジャーが楽しめます。その中でもここならではの魅力といえば山頂からのパノラマビュー。

遠くに連なる武甲山などの山々と眼下に広がる秩父盆地の眺めは爽快そのもの。稲穂山の豊かな自然を満喫し心豊かな時間を過ごしましょう。

滝に続く遊歩道はゆるやかな上り坂で耳を衝く激しい水音に顔を上げれば上段2段で流れ落ちる滝が目の前に現れます。上の男滝は落差11.2メートル、下の女滝は落差4.5メートル。やや下流にある落差13.6メートルの天狗滝を合わせて黒山三滝と呼びます。

森に抱かれた滝の風景は深緑、紅葉、雪景色と四季折々に美しい。秘境の雰囲気に満ちた一帯は室町時代には修験道の拠点となりました。散策路を歩きながら目の前の光景も一際味わい深く見えてくるはずですよ。

蓑山は山頂付近が国民休養地に指定されており、初夏のアジサイのほか春の桜、ヤマツツジ、夏のユリなど多くの花が咲く花の楽園です。頂上からは秩父盆地の展望が開け武甲山や両神山、大霧山方面が見渡せますよ。

まさに眺望も花も楽しめる別天地。和銅黒谷の登山道は関東ふれあいの道になっており、道標がしっかり立っているので初心者でも安心。中腹のいこいの村で食事や入浴も楽しめますよ。

秩父の象徴とも言える武甲山。大地にどっしり鎮座するこの山の麓に室町時代を起源とする秩父礼所三十四か所が点在しています。いくつもの寺院を結ぶ巡礼路は里山歩きのハイカーに大人気で里が彩りを増す春は多くの人々で賑わいを見せますよ。

また芝桜の丘では秩父のシンボル・武甲山を背景に春には9種類の芝桜が大地を埋め尽くします。芝桜祭り期間中は秩父の特産市やイベントも開催されるので、満開の芝桜で一面ピンクの絨毯と化す羊山公園へ出かけてみましょう。

かつては銀座商店街と呼ばれ地元の人々で賑わったという商店街。現在は御影石の通りが200メートルほど続き大小時代を思わせるノスタルジックな風情が漂っています。喫茶店や土産屋が並び疲れを癒すにも買い物にも便利。

瓦屋根の店舗やハイカラな雰囲気の喫茶店が並びのんびり散策しながら古き良き時代の名残を楽しめますよ。商店街を散策し大正浪漫に浸りましょう。

蔵造りの街並みが続くなかでひときわ高くそびえる小江戸川越のシンボル時の鐘。江戸時時代初頭からこの城下町に時を告げ続け、度重なる火災で焼失しても建て替えられて現在に至っています。時を告げる鐘の響きは日本の音風景百選にも認定。

また川越の建築物を手掛けた建築家・保岡氏の設計で埼玉りそな銀行川越支店とともに川越の風情を象徴する存在となっていますよ。

蔵造り建築が並ぶ一番街で最も古い商家の建物。1792年に呉服屋を営んでいた豪商・近江屋半右エ門沢が建て現在は国の重要文化財に指定されています。江戸黒と言われる美しい黒塗の壁が江戸情緒を醸し出していますよ。

蒔絵で作られた時の鐘のしおりはこの店のオリジナル。緻密な鉛筆画のマグネットやペーパーはお土産にもおすすめですよ。小江戸風情の極み蔵造り商家へ出かけてみましょう。

江戸屋は菓子屋横丁の一角で年齢を問わずに老若男女が買い物を楽しめると人気の駄菓子屋です。仕入れによっては店内に500種もの菓子や玩具が並ぶという商品数の多さで、宝探しをしているような感覚になりますよ。

袋や容器に好きなものを詰める人気のはかり飴は目移りするほど色鮮やか。懐かしの駄菓子をあれこれお買い物しましょう。