さいたまの穴場観光スポット30選！絶景・散策・社会科見学など旅行好きな筆者が紹介

蔵造り建築が並ぶ一番街で最も古い商家の建物。1792年に呉服屋を営んでいた豪商・近江屋半右エ門沢が建て現在は国の重要文化財に指定されています。江戸黒と言われる美しい黒塗の壁が江戸情緒を醸し出していますよ。

蒔絵で作られた時の鐘のしおりはこの店のオリジナル。緻密な鉛筆画のマグネットやペーパーはお土産にもおすすめですよ。小江戸風情の極み蔵造り商家へ出かけてみましょう。

江戸屋は菓子屋横丁の一角で年齢を問わずに老若男女が買い物を楽しめると人気の駄菓子屋です。仕入れによっては店内に500種もの菓子や玩具が並ぶという商品数の多さで、宝探しをしているような感覚になりますよ。

袋や容器に好きなものを詰める人気のはかり飴は目移りするほど色鮮やか。懐かしの駄菓子をあれこれお買い物しましょう。

玉力製菓は菓子屋横丁でも数少ない手作り飴にこだわる老舗で、店頭にはカラフルな組飴や玉飴など約60種が並びます。

伝統製法と天然素材で作る飴は飽きのこない味で埼玉県の県の花・サクラソウなどをモチーフにした色鮮やかな組飴は何種類も買いたくなるほど美しいですよ。老舗の飴屋で本物の味に出会いましょう。

メッツァビレッジは森と湖が調和する美しいエリアです。敷地内ではボートやカヌー、木工のワークショップ、空中アスレチックなどの施設が樹実。さらに北欧風の建物には北欧雑貨店やカフェなどが入りショッピングやこだわりグルメが楽しめます。

このエリアは入場無料のため近隣の人たちが散歩に訪れるなど地域の憩いの場ともなっていますよ。また最小限の整備にとどめた森には今でも鹿やアライグマなどの野生動物が棲みます。のんびりゆったり何もしない贅沢時間を愉しみましょう。

宝の山に登るという縁起の良い名前をした宝登山。北東に続く雑木林の尾根道は整備され長瀞アルプスと呼ばれています。万福寺コースと神まわりコースがあり、万福寺コースは道幅が広く一般的。全体を通してなだらかですが最後に200段の急階段が待っています。

また山頂付近はロウバイの名所としても知られており、1月下旬から2月上旬頃は一帯が黄葉に染まり甘い香りに包まれますよ。帰りは宝登山ロープウェイを利用すれば楽に下山できます。

奥武蔵の山々は奥多摩や秩父とならび日帰り登山に絶好の山で手奥に天覧山・多峰主山は駅から歩いて登れる初心者向けの山です。空気が澄む秋から冬にかけては遠くに富士山を望むこともできますよ。飯能河原の水辺まで足を伸ばせば清々しい川の魅力も味わえます。

春の桜や秋の紅葉を愛でたり冬の陽だまりのハイキングにも最適。山麓の能仁寺や十六羅漢、見返り坂、雨乞い池など歴史散策をしながら山歩きを楽しみましょう。

高麗駅北にある日和田山から見ると巾着の形に見えることから命名された巾着田。花の宝庫として知られており、春は堤に沿って約100本の桜が咲き葉の花畑とのコントラストが見事です。

秋はコスモスのほか有数の群生を誇る曼珠沙華が圧巻。水辺ではカワセミなど多様な鳥が姿を見せます。標高は低いですが起伏に富み季節の花々が楽しめる巾着田まで足を延ばしてみましょう。

都心からのアクセスが良く奥武蔵のの豊かな緑と清流に囲まれた飯能市。そんな自然豊かな場所にあるムーミンバレークはメッツァの中にオープンしたムーミンの物語を舞台にしたテーマパークです。8メートルを超えるムーミン谷のジオラマを見られる展示施設をはじめ小説に登場する建物やさまざまなエピソードにちなんだアトラクションなどがあるので、ゆったり流れる時間の中で異国の雰囲気を感じてみてはいかがでしょうか。

また約23.6㎡の広大な敷地には無料で入れるメッツァヴィレッジと有料スペースのムーミンバレーパークがあります。はじまりの入り江・ムーミン谷・コケムス・おさびし山があり物語を表現していますよ。