静岡のドライブ観光スポット30選！絶景・レジャー・絶景ロードなど旅行好きな筆者が紹介

起雲閣は大正8年に別荘として建てられ数度の増築を経て和洋の建築様式を凝らした大邸宅になりました。別荘地として栄えた熱海の歴史を物語る貴重な遺産で戦後は旅館となり志賀直哉や谷崎潤一郎ら文豪も訪れています。

2000年から熱海市の所有となり一般にも公開。荘厳華麗な装飾に見惚れるひと時をお楽しみください。

熱海トリックアート迷宮館は目の錯覚を利用したトリックアートを楽しめるスポットです。平面なのに立体的に見えてしまう絵はユニークながらとてつもなくリアル。まるで不思議なアートの世界に迷い込んだよう。

見るだけでなく実際に触ったり絵を生かした不思議な写真を撮影したりすることでアートを五感で体感できますよ。巨大なゴリラやサメの題材の前で迫真の演技で不思議なトリック写真を完成させましょう。

天城山隧道は石を積み上げていく工法で造られた出石と河津町を結ぶトンネルです。4年の掘削工事を経て明治38年に開通しました。内部の壁が緻密な技を物語っていますよ。

全長445.5メートルで現存する石造トンネルでは国内最長で2001年には道路トンネルとしては初めて国の重要文化財に指定。樹林帯の中、未舗装の道の先にぽっかりと口をあけている様はまるで異世界への入り口のよう。川端康成の伊豆の踊子の舞台としも有名です。

駒門風穴は1万年ほど前の富士山噴火によってできた溶岩洞窟で原型を保っているものの中では国内でも古いものの1つです。富士山麓では最大級の規模を誇っており、本穴が243メートル、枝穴は分岐点から105メートル。

見学できるのは本穴が約154メートル、枝穴が約35メートルとなっています。洞窟内の温度は一年を通して約13度で目が退化した昆虫やコウモリなどが棲息していますよ。洞窟探検を終えたら案内所の建物の裏にある富士山の湧水で喉を潤しましょう。

来宮神社では樹木や植物信仰を大切にしており、竹林に囲まれた参道の脇には樹齢1300年の第二大楠がそびえ本殿前の広々とした空間にも木々が美しい影を落としています。本殿左手の大楠参道には真竹や孟宗竹など岩井や災い除けの意味を持つ日本の古典植物を植栽。

緑あふれる参道を抜けると樹齢2100年を超えるご神木の大楠が姿を見せます。幹を一周すれば一年寿命が延び願いを心に抱きながら一周すれば願いが叶うと言われていますよ。

数世紀にわたり歳を重ねる巨樹が伊豆天城の太郎杉です。根回りは約13.6メートル、幹回りは約9.6メートルにも及びますよ。樹齢は約400年ですが今なお旺盛な樹勢を保ち天城一の巨木として威容を放っています。巨木が天を衝く姿は息を呑むほどに迫力満点。振り仰げば誰しも自然への畏敬の念が呼び起こされるでしょう。

太郎杉に至る道の豊かな表情も見逃せません。また、落差のある急流や深い淵など変化に富んだ滑沢渓谷を始め良好な水質環境を物語るわさび田など興味を引く景観が点在しています。心が弾む森散策の果てには大いなる樹との出会いが待っていますよ。

浄蓮の滝は演歌「天城越え」で全国的に有名になった浄蓮の滝は高さ25メートル、幅7メートルの滝で伊豆でも有数の規模を誇ります。うっそうとした樹木の中轟音とともに落下する滝の姿は思わず見入ってしまうほどの迫力。

山の冷気と水しぶきで滝の周辺は夏でも涼しいのが特徴。渓流沿いにはわさび田も見られ滝壺の下流にはマス釣り場もあり多くの客でにぎわっていますよ。

古来霊峰とした人々の信仰を集めてきた富士山には火の神として知られる神が祀られており、毎年山開きに合わせて厳粛な山開きが執り行われます。芸術面においても富士山が日本文化に影響を及ぼした影響は計り知れません。また万人の心を捉えるその優美な風貌は絵画や文学など数多くの芸術作品の題材とされてきました。

構図やロケーション、季節が違うだけでどれも印象が大きく異なり、視点によってさまざまな印象を与えてくれるのもまた富士山の魅力と言えるでしょう。実際の富士山も夏の赤富士や雪化粧した冬の顔、桜や紅葉との共演など季節や見る場所によって印象の異なる個性的な表情を見せてくれますよ。

三島スカイウォークは元箱根港からバスや車で20分ほどで行ける注目スポット。日本最長を誇る全長400メートルの歩行者専用吊橋で大吊橋からの眺めはまさにここだけの絶景と言えるでしょう。空が幻想的な色彩に移り変わる夕方がベストショット。

また絶景が広がる大吊橋の最高所の高さは70メートルほどあるのでスリリングな体験ができます。カフェやショップのほかスリル満点のジップスライドなどもありますよ。

日本平ロープウェイは日本平山頂と久能山山頂を約5分で結ぶロープウェイです。かつて久能山東照宮を参拝するには1159段の石段を上らなければなりませんでしが、ロープウェイの開業でアクセスが良好になりました。標高約300メートルの丘陵地日本平は駿河湾越しに富士山を望むビュースポット。

晴れた日には屏風谷や地獄谷と呼ばれる断崖が眼下に広がり雄大な景色を堪能できますよ。さまざまなシチュエーションで眺める日本一の山はまさに圧巻。乗車中なガイドの説明も楽しみましょう。