長野のお金のかからない観光スポット30選！リフレッシュ・絶景・ドライブなど旅行好きな筆者が紹介

北八ヶ岳の登山口に位置する白駒の池。周囲の杜には他では稀な独特の景観が広がっています。森の大地をびっしりと埋めるのはうっそうとした苔。緑のじゅうたんの中、樹木が林立する景色はまさに幻想的。一帯は国内においても貴重な存在で日本の貴重な苔の森に認定されています。

池の周辺は起伏も大きくなく一部には木道も整備されているので気軽に散策を楽しむことができますよ。幻想的な雰囲気にひたる傍ら苔を観察するのも一興。森に抱かれた池を眺めながら散策の疲れをゆったり癒しましょう。

滝の下には日本三大不動尊の1つにも数えられる米子不動尊があり、古くから山岳信仰の拠点として多くの修験道者が集まっていました。実際に参拝してみると目の前に広がる景色の雄大さに昔の人々が神を見出した気持ちがわかるような気がします。

新緑の時期にはむせ返るような草木の香りを、秋には色鮮やかな紅葉を楽しむことができますよ。四季によって変わりゆく自然の背景が海の美しさをより一層際立たせ感動を与えてくれます。

比較的標高の高い山では夏になっても雪が溶けないことがあり、年間通して残り続ける雪は万年雪と呼ばれその山の個性を表す1つの要素となります。北アルプスの後立連峰に並ぶ白馬岳と杓子岳の間には万年雪に覆われた白馬大雪渓が。

雪渓とは方向の高い場所にある谷や沢に残った雪のことで雪に覆われた渓谷を形成します。白馬大雪渓谷は日本三大渓谷の1つに数えられており、その規模は全長35000メートル、標高差600メートルと国内随一のスケールを誇っていますよ。

美ヶ原中央分水嶺トレイルは全長38キロのトレイルコース。長門牧場から白樺湖、霧ヶ峰、和田透峠を経て美ヶ原高原へと至るルートで途中日本が誇る素晴らしい山岳眺望が次々と味わえますよ。

もちろん風景は山だけではありません。多種多様な高山植物など自然豊富な動植物にも出会えます。

飛騨高山の各スポットから眺望できる乗鞍岳は地元住民にとって最も身近な山の1つ。春の開山から夏の登山シーズン、秋の紅葉のピークにかけて多くのハイカーが行き交っています。急峻な山々と豊かな自然に育まれ彩り豊かな景色を望むことができますよ。

いまだ多くの人をひきつける稀有な自然の宝庫は私たちの想像を超えるスケールを誇っています。

約4万初に及ぶ打ち上げ数、湖面に直径約300メートルの半円をつくる特大スターマイン。全国屈指の規模を誇る諏訪湖祭湖上花火大会は諏訪湖周辺をファンタジックな世界に変貌させるイベントです。全長2キロにわたるナイアガラが湖面に向かって一斉に降り注ぐ美しい情景が見る者の心をわしづかみにしますよ。

長野の大鹿村鹿塩集落の奥にある黒川牧場内にポツンとした池があります。それが天空の池。標高2000メートの秘境の地も映画のような絶景がSNSで話題に。

天空の池へは国道152号から農道黒川線を利用することになりますが、この林道は一部斜面が急で砂利も滑りやすいので気を付けて臨みましょう。アクセスは不便かもしれませんが一度は訪れたい絶景林道です。

山名の由来は人を寄せ付けないほどの場所にあったため昔は深草山という山名でしたが、それが甲斐源氏の系統の甘利氏がこの地域を治めることにより甘利山という名に変更されたそう。

ちなみに甘利山はシャクナゲやレンゲツツジのシーズンが最もおすすめですが、秋の空気が澄んだ晴天日だと富士山や八ヶ岳などが眼前に広がります。車なら甲府盆地の夜景を楽しんでから帰宅することが可能。短い歩行時間で南アルプスの雰囲気を高山ならではの展望が楽しめますよ。

甲斐駒ヶ岳は中央本線の車窓や中央自動車道からも眺められる白い花崗岩の山で、花崗岩の白い砂礫の道に入るとSF映画で見たことのある異星のような雰囲気の道が山頂まで続きます。

広い山頂では北アルプスや富士山、八ヶ岳が展望できますよ。健脚の人なら日帰りで歩くこともできますが無理せず北沢峠に1泊しましょう。