島根の穴場おでかけスポット30選！レジャー・絶景・温泉宿など旅行好きな筆者が紹介

鳥見台は神域とされる経島を眼下にできる展望台です。毎年12月頃に飛来するウミネコはこの島で卵をかえし若鳥が育つ7月半ば頃まで周辺を乱舞。

出雲御碕灯台の北東にある小松平展望台からは大小の島々が浮かぶ景勝地・出雲松島を一望できますよ。なお経島は上陸不可なので日御碕神社西側の入り江から間近まで歩いて行くようにしましょう。

松江堀川めぐりは松江城の堀を巡る人気の観光船。松江城築城時に造られた堀として400年以上経った今でも随所に当時の面影を残しています。

遊覧船は内堀と一部の外堀の約3.7キロを約50分で周遊。1日乗り放題の乗船なので途中下船して散歩するのもおすすめです。水面を吹き渡る風を感じながらぐるっと巡り城下町風情漂う松江城の風景をのんびりと眺めてみましょう。

全盛期には山麓から山頂にかけて集落が形成され、銀の採掘や製錬を行った遺構が現在も残る銀山地区。龍源寺間歩は江戸時代に開発された代官所直営の坑道跡で、全長600メートルのうち手前の157メートルを公開しており、手作業で掘られたノミの跡や鉱山跡を間近に見ることができます。

緑あふれる森のなかに広がる数多くの間歩をはじめ石見銀山の発展を見届けてきたスポットなど、往時の面影をとどめる世界遺産の中心地を見学しましょう。

月照寺は歴代の松江藩松平家が祀られた菩提寺。季節には約3万本のあじさいが咲く、山陰屈指のあじさい寺としても名高い伝統の茶室で茶の湯体験ができます。松平藩松平家7代藩主は茶人として不昧流を創始した大名茶人。

形式や華美な道具に固執しない不昧公の茶の湯は武士や町民にも浸透したと言われています。広々とした書院で美しい境内を眺めながら心穏やかに抹茶をいただくことができますよ。

島根県立美術館は日本画の橋本明治や西洋画科のポール・ゴーギャンなど国内外の水を描いた絵画や写真、工芸品など約7000点を収蔵しています。収蔵作品はコレクション展として1～3か月ごとに展示替えをしながら紹介しているほか年数回の企画展も開催。

また水との調和をテーマにした湖畔の美術館は夕日が美しいことでも知られています。日没時刻は季節で変わるので美術館のHPなどで確認しておきましょう。中でもきれいなのは冬。館内なら寒さを気にせず夕日を眺められますよ。見ごたえある国内外のアートを堪能しましょう。

玉作湯神社は勾玉など玉作りの神と温泉守護の神々などを祀る古社。境内にあり不思議なパワーを持つと言われる願い石と、そのパワーを石に込めて持ち帰れる叶い石が特に人気を集めています。

またはるか昔から神社に祀られ不思議な力を宿すと伝えられている御神石。触りながら願い事を心の中で唱えれば願いが叶うと言われています。良縁や子宝、心願成就をじっくり願いましょう。

1300年前にはすでに美肌の湯で人気を呼び枕草子にも登場する玉造温泉。昔も今も人気の温泉だけにコスメも美肌効果が高く、肌に潤いを与え肌のきめを整える作用がある温泉水を配合した化粧水や石鹸など基礎化粧品が中心の品ぞろえとなっています。

ほとんどの商品がお試しできますし、温泉ソムリエの資格を持つスタッフがお肌の悩みを聞いて適したものを選んでくれるものポイント。温泉効果を利用して生まれた姫ラボのコスメはプレゼントにも喜ばれますよ。

水木しげるロードはJR境港駅から水木しげる記念館まで続く約800メートルの通りで水木しげるが描いた妖怪の世界が広がっています。お店や施設だけでなく公園やマンホール、交番など通りのあちこちに妖怪が隠れており、定番の鬼太郎ファミリーをはじめ妖怪ブロンズ像が並ぶ通りは観光スポットだけでなくショップのグッズやグルメも妖怪一色。

街路樹の枝垂延珠が妖怪の街の不思議な世界を演出しているのも特色。たくさんの妖怪に会える通りを散策し水木しげるロードで妖怪ワールドを満喫しましょう。

江戸時代、代官所のある陣屋町として栄え武士や商人が暮らしていた大森地区。歴史情緒あふれる街並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。石見銀山群言堂では自然体をテーマにした衣類や雑貨を扱っていますよ。

本店の建物は江戸時代の商家を生かしたもので地元食材を使った料理やスイーツを提供しているので、カフェタイムやショッピングを楽しみながら穏やかなひと時を過ごしましょう。