兵庫の穴場おでかけスポット30選！レジャー・絶景・ドライブなど旅行好きな筆者が紹介

出石城跡は但馬の小京都と称される出石町の観光スポット。城壁に彩り鮮やかな紅葉が映え心が洗われるような美しい光景に変わります。見頃は例年11月中旬から12月中旬。

また稲荷参道に並ぶ朱鳥居と紅葉のコラボレーションや紅葉のトンネル、登城門周辺などビューポイントが密集しており、紅葉の赤、常緑樹の緑、城の白壁のコントラストがとても美しいです。稲荷台から一望できる城下町の風景も見事ですよ。

あわじ花さじきは丘陵地のてっぺんにある一面の花畑。甲子園球場の約4倍もの広大な敷地に色とりどりの季節の花が咲き誇ります。

園内には散策ルートもあるので小さな子ども連れの家族や年配の方も眺望ポイントを回ることができますよ。4～5月の間は菜の花やポピーが花盛り。一面に咲き誇る花々を目と香りで楽しみましょう。

高源寺は三丹随一の紅葉の名所として知られている禅宗の由緒ある寺院。秋には鎌倉時代に開山禅師が中国から持ち帰った天目カエデをはじめとする約2000本のカエデが緋色や茜色に染まり境内は燃え立つような景観になります。

見頃は11月上旬から12月上旬。惣門から一歩足を踏み入れると色鮮やかな紅葉のトンネルが続き紅葉のじゅうたんが広がりますよ。

標高約350メートルの古城山頂にある竹田城跡。トラが伏せているように山全体が見えることから虎臥城とも呼ばれる、日本百名城の1つにも選定されるこの城は築城から400年以上経った今も当時の石垣が完在しています。

また城内から見る景色は圧巻で全国から多くの人が訪れますよ。その竹田城跡が最も美しく見えるのが晩秋の雲海のシーズン。気象条件などで必ず見られるわけではありませんが幻想的な姿は必見の価値あり。城跡の向かいにある立雲峡谷から眺めるのもおすすめですよ。

標高702メートルの摩耶山山上にある掬星台は北海道の函館山、長崎の稲佐山と並ぶ日本三大夜景の1つに数えられる六甲山でも1、2位を争う人気の夜景スポットです。ベストタイムはビルなどの光が多い21時頃まででその美しさはまさに1000万ドル以上。晴れた日の日没から30～60分ほどは薄暮と呼ばれ青っぽい空と夜景が楽しめます。

西側展望台からは六甲アイランドなど神戸のベイエリアやWTC、大阪のベイエリアのランドマークまでが見えますよ。また山上にはケーブル&ロープウェイで登頂することも可能で、ロープウェイの中からの夜景や天の川のように輝く山上の遊歩道などの演出も見逃せません。

佐用町ひまわり畑は国内有数の規模で栽培されるひまわり畑です。町内のいずれかで数十万本規模のひまわりを楽しむことができますよ。大きな黄色い花を付けるひまわりは夏を代表する人気の花。

真っ青な空と緑の山を背景に120万本のひまわりが咲き誇る風景はまさに夏しか見られない感動的な絶景です。陽射しが強いほど黄色の花が鮮やかに見られるので太陽が高い位置にある時間帯を狙って訪れましょう。

気軽に旅気分が楽しめる淡路島でファミリーに人気なのがイングランドの丘です。豊かな自然に囲まれたイングランド&グリーンヒルエリアでは動物とのふれあいから手作り体験、BBQをはじめとした淡路島のグルメが楽しめますよ。

8頭ものコアラに会えるのは関西でもここだけ。緑に囲まれた農業公園で子どもと一緒に動物とのふれあいやボートで遊び尽くしましょう。

シワガラの滝は深淵の森の小又川渓谷にある洞窟に水をたたえる神秘的な滝。森の奥の巨大な岩に隠れるようにある洞窟はその昔女人禁制で、修験者が修行した地と言われています。薄暗い洞窟の中に差し込む太陽の光に照らされた白糸の滝と緑のコントラストが演出する幻想的な空間を楽しみましょう。

太陽が真上にきて光がよく差し込む昼前後が最もきれいに見られる時間帯です。ちなみにロープを利用するような急斜面や川沿いを歩く場所もあるので滑りにくいしっかりとした靴で行きましょう。

豊かな自然が残る淡路島にはほたるが棲息する場所が今も多く存在します。ほたる祭りをはじめ各所で観賞できるほたるは淡路島の初夏の風物詩として島外からも多くの人が訪れるほどの人気。

ちなみに海ほたるとは外部からの刺激で発光する全長約3ミリの節足動物のこと。4～9月の週末を中心に島内の宿泊者対象に山ほたると海ほたるの観賞会を実施しているので、淡路島の夜空や海を幻想的に彩る海&山のほたるを観賞してみませんか。