広島のお金かからないおでかけスポット30選！レジャー・定番・ひと休みなど旅行好きな筆者が紹介

日中の賑わいも収まった夕方以降の宮島にも実は魅力がたくさんあります。黄昏時には大鳥居の向こうに日が沈み色彩のグラデーションに包まれた大鳥居が何とも神秘的。さらに厳島神社は日没後にライトアップされ幻想的な景色が広がります。

屋形船で厳島神社沖を周遊する夜限定のクルージングはライトアップされた大鳥居や社殿を海上から一望できますよ。茜色に染まる大鳥居や日没後のライトアップなど黄昏時の宮島はとってもロマンティックです。

広島県民がこよなく愛する広島東洋カープ。チームの本拠地であるマツダスタジアムはもはや観光名所となっています。MazdaZoom-Zoomは広島東洋カープのホームグラウンド。砂かぶり席、寝そべり観客席は約30種類もそろいその多さは日本一。

個性的な球場フードやカープグッズ、子どもも楽しめるプレイスポットなどが充実しており、レジャー感覚で観戦が楽しめますよ。せっかく広島に来たのならカープの魅力を体感してみましょう。

濃厚かつクリーミーで大粒な広島のカキ。生産量日本一を誇る産地だからこそカキの楽しみ方もさまざま。ミルキー鉄男のかき小屋では江田島産のカキをはじめ上質な県内産のカキを味わえます。

日本一の産地・広島でカキを味わうなら味、質ともに良質の専門店が断然おすすめ。サザエや穴子などの海鮮から肉までバラエティ豊かな約30種類の食材をBBQで満喫できます。本場でいただくなら旬の冬を狙うのがベストですよ。

てつのくじら館は海上自衛隊の活躍を実物展示や映像などの資料を通して紹介しており、海底をイメージしたほの暗い館内には機雷や実際に使用した除去装置が並びます。見学のハイライトは本物の潜水艦・あきしお。

1986～2004年まで実際に活躍していた潜水艦の内部をほぼ当時の姿で公開しています。内部に入ることもでき潜水艦の心臓部の発令所では操舵席や潜望鏡などに触れることもできますよ。

クルーズ感覚で移動ができる雁木タクシーは水の都・広島ならではの水上タクシー。平和記念公園や広島駅前から発着するコースやチャーター便があり、次のスポットへの移動手段として使うのもおすすめです。

陸から眺めるのとは違うアングルで新鮮な景色を楽しめるので、平和記念公園から縮景園に向かうコースで広島の街を探索してみましょう。

古くから島そのものが信仰の対象だったため陸地に社殿を建てるのは恐れ多いと遠浅の海上に建つ厳島神社。今から1400年前に創建され、平安時代末期に時の権力者である平清盛によって現在の姿に改められたそう。最大の特徴は潮の干満によって刻々と様相を変える神秘の姿。

満潮時にはまるで海に浮かぶように見え干潮時には干潟に鎮座する力強い姿に一変します。ちなみに朱塗りの社殿は当時の貴族の邸宅を巧みに取り入れたもので鮮やかな色彩、曲がりくねりながら続く廻廊など雅な平安美が今も息づいていますよ。

海上にそびえ立つ厳島神社の大鳥居の高さは約16メートルもありビル4階に相当。さらに支柱は樹齢500年以上、根回り約10メートルのクスの自然木が使われ木造の鳥居としては国内最大級を誇ります。地面に埋め込まれているのではなく鳥居の重さだけで立っているというのも驚き。

干満を上手に活用すればすぐそばまで近づくことができるのも魅力の1つでしょう。潮が引く干潮時は大鳥居の根本の近くまで歩いて行くことができる絶好のチャンスなので、その圧倒的なスケールを間近で体感してみてください。

国の重要文化財である世界平和記念聖堂は原爆や戦争の犠牲者を追悼し世界平和を祈る場として建てられたカトリックの聖堂です。広島で被爆したフーゴ・ラサール神父の発願により建設されました。

ローマ教皇などの協力を得て昭和29年に献堂。荘厳な建物の中では自然と敬虔な気持ちになりますよ。

豊臣秀吉が千部経を読誦するため建立を命じた大経堂は宮島通なら必ず訪れる隠れた名所です。畳を1000枚敷けるほどの広さであることから千畳閣と呼ばれており、廊下からは間近に五重塔を眺めることができますよ。

軒瓦に金箔が残っている外観にも注目。ゆったりとした時間が流れる癒しのスポットへ出かけてみませんか。

大本山大聖院は弥山のふもとにある寺院。1200年以上の歴史を誇る島内最古の寺院で真言宗御室派の大本山です。境内には霊験あらたかな仏像が数多く安置されており、厄除け・開運・家内安全などさまざまなご利益を受けられますよ。

ちなみに地下の修行場では真言宗を唱えながら廻廊を進むと悪い行いをリセットできるそう。歴史ある島内の幸せスポットへ足を運んでみませんか。