香川の観光スポット30選！温泉宿・穴場・レジャーなど旅行好きな筆者が紹介

小豆島のほぼ中心部に位置する島の最高峰・星ヶ城山と四方指の間にある渓谷、寒霞渓。岩塊が長い年月の地殻変動や風化と浸食によりつくられた特殊な地形で、日本三大渓谷美の1つとして知られています。

またここは日本で唯一空・海・渓谷を一望できるスポットで映画のロケ地としても知られていますよ。

高松港の沖合約4キロの場所に浮かぶ女木島は高松港からわずか20分の船旅で訪れるこ
とができる身近な離島です。島の中央部にある山・鷲ヶ峰には鬼ヶ島大洞窟という巨大な洞窟があり、その昔鬼がすんでいたという伝説があることから女木島は別名鬼ヶ島とも呼ばれていますよ。

アート作品は港周辺に多く設置されており夏は海水浴客でにぎわうきれいなビーチもあるので、ゆっくりアートを観賞しながら散策するのにぴったり。のんびりと平和な島時間を満喫してみてはいかがでしょうか。

小豆島は国内のオリーブ生産量9割以上を占めるオリーブの島です。そのほか素麺や醤油、佃煮などさまざまな食品産業が古くから営まれており、島内の飲食店でもそうした地場産品と使った料理を味わうことができますよ。

また穏やかな瀬戸内海を眺める海岸線の絶景と、日本三大渓谷美の1つである寒霞渓や瀬戸内海で最も高い山、星ヶ城山といった山の絶景の両方を楽しめるのも特徴。瀬戸内海でSUPやカヤックといったアウトドアを楽しむにも最適な環境で多様な魅力があふれる島です。

志々島は周囲3.8キロ、人口約20人の瀬戸内海の離島です。戦後から花卉栽培が盛んで花の島とも呼ばれていました。天空の花畑はその花畑を復活させるプロジェクトで、海を見下ろす斜面が一面花畑になりますよ。

樹齢1200年という大楠の巨木も島の見所の1つ。キンセンカの見ごろは4月上旬から5月上旬。島に暮らす人が丹精込めて手入れをして咲かせた美しい花々を愛でに花の島を訪ねてみましょう。

中山千枚田は急峻な山腹に造られた棚田です。標高150メートルから250メートルにかけて湯船山から見事な曲線美を描いているのが特徴で、山股に沿う約9ヘクタールの丘陵地に数千枚の田が重なっており、香川で唯一日本の棚田百選に認定されていますよ。

田の中には入れませんが駐車場に車を停めてのんびり歩いて巡ってみましょう。

父母ヶ浜は約1キロのロングビーチで、日本の夕景百選にも選ばれている美しい海岸です。この海岸では干潮時、大小さまざまな潮だまりが現れますが、潮だまりは波の影響を受けないため水面は穏やかで鏡のように景色を映し出し、シンメトリカルな風景を楽しむことができますよ。

また潮だまりは干潮時にほぼ毎回現れますが、日の入りの時間と重なるタイミングは月に2回ほどで期間は1週間ほど続きます。夕日とのコラボレーションは干潮と日の入り時刻が重なり、風もなく水面が波立たない日の日没直前、または日没後のマジックアワーがおすすめですよ。

小豆島のほぼ中央に位置し日本3大渓谷美の1つと称される寒霞渓。1300万年前の火山活動によりできた岩石が長い年月を経てそそり立つ奇岩怪石の絶景へと変遷を遂げ、春の山桜や初夏の新緑、冬のモノトーンなど四季折々で異なる表情を見せてくれます。

特に秋には山全体が萌えるような赤に染まり、その色彩の鮮やかさには思わず目を奪われますよ。散策でじっくり景色を堪能するのも良いですが、空中から絶景を見下ろせるロープウェイもおすすめ。空から一望するダイナミックなパノラマの世界はまさに圧巻の一言ですよ。

美しの原高原大観望は小豆島スカイラインに位置する小豆島唯一の高原です。かつては四方を指しても遮るものがなく四方指と呼ばれていました。

また標高777メートルの四方指展望台からは日本初の国立公園となった日本三大渓谷美の1つ寒霞渓をはじめ、天気が良ければ瀬戸大橋や大鳴門橋など半径60キロに広がる大パノラマが楽しめます。特に紅葉の頃の日の出時刻はおすすめですよ。

国営讃岐まんのう公園は四季折々に花が咲き乱れる国内で唯一の国営公園が幻想的な光の世界に変わるイルミネーションイベントが有名です。総面積約3万平方メートルもの大地に広がるグランドイルミネーションや、高さ10メートルのシンボルツリーなどスケールの大きさに圧倒されますよ。

期間中は落差9メートルの昇龍の滝も鮮やかにライトアップされるので、小高い場所から光のパノラマが楽しめます。