香川の観光スポット30選！温泉宿・穴場・レジャーなど旅行好きな筆者が紹介

レオマリゾートは多彩なエンターテインメントを親子3世代で楽しめる、中四国を代表するテーマパークです。全国イルミネーションアワードは7年連続で受賞していますよ。パフォーマーとキャラクターが盛り上げる光のパレードや、ダンスと音楽と花火とイリュージョンで送るナイトエンターテインメントショーも見所。

光るジェットコースターなどの乗り物で動くイルミネーションを体感してみましょう。

塩飽本島は備讃瀬戸に浮かぶ28の島からなる塩飽諸島の中心で、古くから海運を担った塩飽水軍でも知られる島です。江戸から明治にかけては造船で培われた高い技術を持つ塩飽諸島の大工が活躍しました。本当の笠島地区には彼らの手による約100棟の町屋が建ち、重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

漆喰塗りや千本格子の出窓の家が建ち並ぶ迷路のような街をさまよって歴史のロマンを感じてみましょう。島の道はアップダウンがあるので、レンタサイクルは電動アシスト付自転車がおすすめですよ。

佐柳島は香川県と岡山県のほぼ中間の瀬戸内海にある島です。島の南北にある集落を結ぶようにつくられた防波堤の隙間を軽やかに飛ぶ猫の姿がキャッチされてから有名になり、その姿を撮ろうと多くの観光客が訪れていますよ。

島の見どころの1つ八幡神社も猫が集まるスポットで島に降り立つと猫が寄ってきて触れ合えます。青い海と三角形の美しい小島をバックにジャンプする猫が見られればラッキー。建物の軒下、路地裏や港など島のあちこちで出会える動物たちと触れ合ってたっぷり癒される島に出かけましょう。

かつては瀬戸内海の要所として海運業と製塩業で栄えていた直島ですが、ベネッセハウスの完成以来、アートの島として知られるようになりました。島内は古い集落や島の自然のなかにアートが見事に調和しており、まさに島全外がアート作品といった雰囲気。

有名アーティストや建築家の作品が多く設置されており、海外の観光客からも人気の高い島となっています。すべての作品は1日では見て回れないので宿泊がおすすめですよ。

島の中央にある標高約340メートルの檀山。この山から湧き出る豊かな水により、豊島では瀬戸内の島としては珍しく古くから稲作が盛んにおこなわれてきました。それを象徴するのが唐櫃地区の海に面した斜面に広がる棚田。

農業の担い手の減少とともに草木が茂って荒れ果てていた棚田が地元住民や美術関係者らの手によって復元されました。現代アートを機に復活したかつての島の美しい景色やアートと自然の調和を島内のあちこちで感じてみましょう。

港に着くとまず目に飛び込んでくるのがフェリーの待合所を兼ねた島の観光拠点であり、瀬戸内国際芸術祭の作品でもらう男木交流館。その先には急な斜面に張り付くように集落が広がり、現代アートと昔ながらの家々とのコントラストを感じることができます。

その集落の中にも多くのアート作品が点在。男木島の集落は細く急な坂が多いので、歩いて路地を散策しながら家並みに溶け込むアートを感じてみましょう。島には猫がたくさんいるので、アートの前でくつろぐ猫の姿が見られるかもしれません。

高屋神社は讃岐に24ある延喜式内社の1つで由緒ある古刹です。別名稲積神社とも呼ばれ稲作豊饒の神が祀られていますよ。鳥居をくぐり本宮の神域へと一歩踏み込んで振り向けば、そこには観音寺市の町並みから銭形砂絵で有名な有明浜、そして美しい瀬戸内海とまさに天空から見下ろしたような雄大な絶景が目に飛び込んできます。

最近ではこの鳥居が天空の鳥居と呼ばれ話題になり、四国八十八景にも選出されていますよ。

丸亀城は標高66メートルの亀山の山麓から山頂まで幾重にもわたって積み上げられた日本一の高石垣が最大の見所です。山をそのまま活かした迫力ある石垣が見る者の目を奪うでしょう。また扇の勾配と称えられる曲線が美しく、二重三重の螺旋を描いて天守へとつながっています。

天守に入ると讃岐平野と瀬戸内海のすがすがしい絶景を目にできますよ。現在、周辺は公園として整備されジョギングや散策を楽しむ地元住民の憩いの場となっています。

瀬戸大橋の四国側の玄関口・坂出と塩田跡地が観光スポットへと発展を遂げた宇多津町。四国水族館はそんな宇多津町に2020年にオープンした水族館です。四国水景をテーマに鳴門海峡や太平洋など四国ならではの水中世界を再現していますよ。

飼育の難しい鰹類のほか渦潮の景では鳴門海峡の渦潮をのぞいているような感覚が体験できます。激しい両流の中を泳ぐ魚たちの動きを観察してみましょう。

豊島美術館はアーティスト・内藤礼氏と建築家・西沢立衛氏によって建てられた美術館です。休耕田となっていた棚田を地元住民とともに再生させ、広大な敷地に水滴のような形の建物が据えられていますよ。

季節や時間の変動とともにさまざまな表情を見せてくれる瀬戸内海。美術館への遊歩道からは棚田や瀬戸内海の風景が眺められ、土地の持つ美しさが実感できるでしょう。