長野の遊び場・暇つぶしスポット30選！レジャー・リフレッシュ・ドライブなど旅行好きな筆者が紹介

諏訪湖を水源に伊那谷を貫き太平洋へと注ぐ天竜川。その流域の中でも両岸に聳え立つ大岸壁や奇岩が山水画のような風景を描き出す天龍峡は天竜川随一の景勝地です。

幾千万年の浸食により生まれた奇岩・怪石を川面から見上げながら船頭のガイドの下40～50分の舟旅が楽しめますよ。春の新緑や岩間ツツジ、山桜、秋の紅葉と四季の彩りも一興。天龍峡の自然を感じるひと時は格別ですよ。

花桃の里の名前で親しまれ日本一の桃源郷ともいわれる月川温泉郷。4月下旬からは約500本の花桃が一斉に開花し、一帯を赤と白とピンクの3色に艶やかに染め上げます。

花桃まつり期間中には地元の特産品や加工品などを販売するほか、夜には花桃のライトアップも実施されるのでぜひ訪れてみてください。

SORAterraceは斜面にせり出した竜王マウンテンパークの絶景テラスです。標高1770メートルの斜面に建つテラスからは雄大な山々を望むことができ、雲海スポットとしても人気がありますよ。

気象条件によりますが夕方に発生しやすく、発生すると目の前は雲上の別世界に変幻します。夕日で染まる雲海は壮観。雨の日や翌朝の夕立の後なども狙い目ですよ。

長野県阿智村は2006年に星の観察に適した場所として全国星空継続観測第1位に選ばれました。ゴンドラに乗って行く富士見台高原ロープウェイヘブンスそのはらではナイトツアーという標高1400メートルからの星空観賞イベントを開催しています。

長野は流星群が多く、7月～9月にかけ天の川を頭上に見ることができますよ。

1921年より歴史を重ねる軽井沢高原教会では例年12月にクリスマスキャンドルナイトが開催されます。教会前の森が高さ6メートルのクリスマスツリーやランタンキャンドルの灯りで彩られ、森の中央には光の十字路が登場。

教会ではハンドベルとハープのアンサンブルや講和とゴスペルを合わせた音楽礼拝など、日により多彩な催しを実施していますよ。

御射鹿池は八ヶ岳中信高原国定公園内の農業用のため池で、戦後を代表する日本画家東山氏の代表作「緑響く」のモチーフとして知られています。池の水は強い酸性で生物が生息しづらいため透明度が高く水鏡のよう。

カラマツが黄葉する空き家雪景色など四季ごとに趣が変わり、緑鮮やかな木々が池に映り込んで輝く様は初夏から夏ならでは。特に朝靄に覆われる早朝の幻想的なブルーグリーンの光景は必見ですよ。

木曽川の支流・阿寺川の渓谷は澄んだ清流沿いに切り立った断崖と木曽ヒノキの美林が続き自然美が楽しめます。

特にエメラルドグリーンの渓流は阿寺ブルーと称えられるほどの美しさで避暑気分で渓谷沿いを散策するのもおすすめですよ。水に手足を浸しのんびり涼むのも良いでしょう。

景色が雪に覆われる木曽御嶽山の山麓に位置する西野川右岸の岸壁に巨大な氷柱群が現れます。氷柱群は岩肌からつたい流れる御嶽山由来の清水が厳しい寒さで凍り付き生まれたものでその大きさは幅約250メートル、高さ約50メートルにも及びますよ。

1月中旬から2月頃には夜間ライトアップも行われるので、ぜひ訪れてみてください。

標高2612メートルのロープウェイ終着駅の目の前に広がる千畳敷カールは2万年前に氷河で浸食された椀状の谷。夏季には宝剣岳の真下に広がる山肌に高山植物が咲き競いますし、秋は雄大な山々の岩肌が色とりどりの紅葉に包まれ多くの人が訪れます。

約40分で周遊できる遊歩道も整備されており、剣ヶ池から眺める山並みは観光のインスタポイントですよ。

比較的標高の高い山では夏になっても雪が溶けないことがあり、年間を通して残り続ける雪は万年雪と呼ばれその山の個性を表す1つの要素となります。北アルプスの後立山連峰に並ぶ白馬岳と杓子岳の間には万年雪に覆われた白馬大雪渓がありますよ。

この白馬大雪渓は日本三大渓谷の1つに数えられており、その規模は全長3500メートル、標高差600メートルと国内随一のスケールを誇っています。