岐阜の観光スポット30選！リフレッシュ・絶景・歴史を感じるスポットなど旅行好きな筆者が紹介

飛騨高山レトロミュージアムでは古い町並みから徒歩1分の場所に残る土蔵の中に映画のセットような昭和レトロな街並みを再現しており、病院や床屋に当時の暮らしを思い返し昭和のポスターや家電、おもちゃ、ゲームなどを見て触って遊ぶことができますよ。

また小学校ブースでは懐かしい木の机でソフト麺に揚げパンにミルメークといったかつての学校給食も味わえ、まさに昭和にタイムスリップしたかのような気分に浸れます。昭和を懐かしむ大人たちの人気を集めていますよ。

飛騨宇宙科学館カミオカラボの目玉は幅約9メートル、高さ約7メートルの大型スクリーンのワンダーシップ。スーパーカミオカンデの内部と映像、超新星爆発で発生したニュートリノの行方を追うCG映像が上映され、ニュートリノ研究の最先端をうかがい知ることができます。

また光電子倍増管の展示もあるのでより身近に研究の雰囲気を感じられるでしょう。科学や宇宙などに興味のある人はもとより子どもにもおすすめできる施設です。

美濃和紙とは一般的に美濃和紙と呼ばれる鷲の一種ですが、特に伝統的な技法を守る職人が手すきで仕上げる最上級の書院紙のことです。縦揺りと横揺りを繰り返して漉くため透かして見ると整然と繊維が絡み合っているのがよくわかりますよ。白く美しく柔らかみのある手触りも特徴。

そして美濃和紙の里会館では昔ながらの紙漉き用具を使った伝統的な流し漉きで丁寧に和紙を漉いていきます。所要時間は約20分で美濃判コースなら縦33センチ、横45センチの和紙が作れますよ。和紙は持ち帰り照明スタンドと組み合わせてお部屋の灯りとして楽しむのも良いでしょう。

夕森公園は標高1597メートルの夕森山山麓、穏やかな川上川の渓谷沿いに5つの滝が見られます。新緑や紅葉が美しく手軽な滝巡りハイキングスポットとして人気がありますよ。15分ほど歩くと現れる落差12メートルの竜神の滝は岐阜県の名水50選にも選ばれている美しい滝。この滝にすむ白竜が突如姿を現して天まで駆けのぼっていったという伝説が残っており、さらに10分進むと天にのぼる際に山肌にぶつかった竜が鱗を落としたと伝わる忘鱗の滝に着きます。

もうひとつ先の青く美しい水を湛える銅穴までは徒歩20分。そこから折り返すと約5キロの行程ですが、さらに滝は徒歩25分で三段になったアゼ滝、徒歩20分で迫力ある水音を響かせる落差18メートルの一ツ滝と続いるので、体力と相談しながら距離を調整しましょう。

古くから歴史や文化を今に伝える伝統建築が多い高山。江戸時代の役所であった高山陣屋は日本で唯一当時の建築が現存しており、幕末に全国60数か所あったと言われる都代・代官所の中で唯一主要な建物が現存する陣屋であり国史跡に認定されています。

さらに名工による木組みの美しい町家も見学し、昔の高山の歴史物語や暮らしに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

付知峡は木曽川の支流で御嶽山の南麓を源流とする渓谷です。森林浴の森日本100選や岐阜県の名水50選、飛騨美濃紅葉33選などに選定されていますよ。

公園内には観音滝や仙樽の滝、不動滝の3つの滝を巡る1周860メートルほどの遊歩道が整備されており、キャンプ場では川遊びもできます。家族そろって出かけてみてはいかがでしょうか。

名もなき池は透明度の高い湧水に咲く睡蓮がとても美しく、まるでフランスの画家モネの絵画「睡蓮」にそっくりの池です。錦鯉が泳ぐ姿も優雅で睡蓮が開花する5月下旬から7月中旬に訪れるのがおすすめですよ。

睡蓮やコウホネなどの植物が点々と浮かび、睡蓮が花を咲かせる5～7月はより一層美しさが輝くのでおすすめです。

日本の歴史を変えた関ケ原合戦の舞台となった関ケ原町は町全体が史跡そのもので、これらを巡るウォーキングコースがいくつも設定されています。おすすめは合戦に大きく関わった武将の陣跡を辿る約4.5キロの天下取りコース。

戦場全体を見晴らす小高い丘に本陣を置いた黒田長政と三成の策略に思いを馳せたり、戦が拮抗する中長政が密かに山を移動し三成隊を銃撃したという尾根を歩いたりと、合戦を五感で感じ取ることができます。歴史ファンのみならずとも歩いてみたい、ロマンあふれるウォーキングコースになっていますよ。

古くから山岳信仰が盛んで日本三霊山に数えられる白山。その白山へと続く平瀬道登山口付近に広大な地域の中に樹齢200年以上ものブナやナラ、トチなど広葉樹の原生林が広がっています。白山国立公園大白川園地はツキノワグマなど大型野生鳥獣の生息地で、国内有数の自然性の高い国立公園としてユネスコパークにも指定されていますよ。

白水湖は白山を水源とする大白川をせき止めたダム湖で、湖底から湧出する複数の温泉成分により湖面がエメラルド色に輝いて見えるのが特徴。また白水の滝は滝上流で大白川ダムの取水がされるため春から秋のみ姿を現す幻の滝と言われています。2つの絶景を堪能したら白山ブナの森キャンプ場から探勝路を歩きましょう。ブナやナラの巨木に囲まれた原生林は感動的な美しさですよ。

木曽川の右岸、標高432メートルの高森山に残る苗木城跡。現在は石垣を中心とした遺構のみですが、山中に突如現れる石垣群はインカ帝国の遺跡で空中都市とも呼ばれる南米ペルーの世界遺産マチュピチュを彷彿させると話題になっています。

現存する苗木城跡の石垣群は野宴席、打込接、切込接など異なるさまざまな積み方が混在しているので歩きながら見比べてみるのも面白いですよ。また圧巻なのは本丸から眼下に望む大矢倉跡で、まさにマチュピチュを思わせる眺望は格好の撮影スポットとして人気があります。