岐阜の観光スポット30選！リフレッシュ・絶景・歴史を感じるスポットなど旅行好きな筆者が紹介

落差5メートル以上の滝が200カ所以上もあり国内屈指の数の滝を有する小坂町。町には気軽なハイキングからガイドが必要な本格的な渓谷渡歩まで滝を巡るコースがいくつも設けられています。中でも一般的なのが三ツ滝コース。

案内所のあるがんだて公園を出発し三ツ滝、あかがねとよ滝、からたに滝の3つの滝を巡り、御嶽山の噴火に由来する溶岩台地の森を散策しましょう。巌立や渓谷の歴史風土、自然の成り立ちを知ることができますよ。

斎藤道三公や織田信長公の居城として知られる岐阜城が佇む標高329メートルの金華山。ロープウェイで手軽に登頂でき複数の登山道が整備されたハイキングスポットとしても人気があります。

初めての方におすすめなのがかつて信長公も通ったという七曲り登山道で山頂へ向かうコース。岐阜城で絶景を満喫してから瞑想の小径で下山するコースになっていますよ。下りは急坂や岩場もあるので足元には十分注意して歩きましょう。

標高1377メートルの伊吹山。山頂まで登山することもできますが全長17キロの息吹山ドライブウェイを駆け抜け9合目駐車場から登山道を使って山頂までプチハイキングを楽しむのがおすすめです。

初夏から盛夏には一帯に高山植物が咲きまさに天空の花園になりますよ。眼下に琵琶湖、遠く比良・比叡の山々や日本アルプス、伊勢湾まで望む眺望も素晴らしく、軽装でも素晴らしい絶景を満喫できます。

初夏から秋にかけてさまざまな花が咲く天生高層湿原。5月下旬のミズバショウにはじまりニッコウキスゲ、ワタスゲ、シラヒゲソウなど9月中旬頃まで季節折々の花に出会えます。天生高層湿原からさらに先に進むとカラ谷分岐があり、ルートは木平探勝路、カラ谷登山道、ブナ探勝路の3方面に枝分かれしますよ。

水平分岐でカラ谷登山道へ折れ樹齢300～500年とも言われる5本のカツラの巨木が並ぶカツラ門を目指しましょう。まぶしいほどの緑に包まれたブナの原生林を歩くのは気持ちが良いですよ。

不動渓谷に整備された遊歩道からはダイナミックに落ちる落差7メートルの不動滝や美しく岩肌を滑る観音滝の2つの滝を巡ることができます。広葉樹の森や渓谷沿いを歩いたり一度に3人しか渡れない吊橋を渡ったりと、わずか40分ほどのショートコースながら起伏に富み十分満足できるでしょう。

一帯は森林浴の森日本100選、岐阜の名水50選などにも選定されており、初夏の新緑、夏の涼、秋の紅葉、冬の氷瀑と1年を通じて美しい姿を描き出します。中でも11月上旬に見頃を迎える紅葉が有名ですよ。

乙女渓谷は標高1982メートルの小秀山三徳や裏木曽県立自然公園内に位置する加子母川の源流となる渓谷です。キャンプ場中央管理棟横から遊歩道は始まるので、せせらぎを耳に進めば碧く澄んだ碧水湖や見上げるほどの巨岩・屏風岩、ねじれ滝など変化に富んだ景観が現れますよ。

鮮やかな新緑や渓谷の涼が心地よい盛夏、10月下旬から11月上旬に見頃を迎える紅葉と四季折々の景観も美しいのでぜひ訪れてみてください。

数千万年かけて浸食された花崗岩と渓谷がコントラストを描く鬼岩公園。遊歩道は3本あり、渓流を縫って続く渓谷コースは鬼の棲みかだったという洞窟など起伏に富んだ景観が魅力です。

蓮華岩や烏帽子岩コースは高さ100メートルもの蓮華岩をはじめ稜線の巨岩から眺望を満喫できますよ。縦7メートルもの亀裂が入った岩「鬼の一刀岩」はキメツファンの間で大評判。蓮華岩に広がる大パノラマを満喫しましょう。

養老公園には日本の滝百選・名水百選である養老の滝や菊水泉などがあります。養老の滝入口駐車場からお店が連なる養老孝子坂を通って東海自然歩道に入り、養老神社や菊水泉、もみじ橋を経て養老の滝へ向かいましょう。

滝の水がお酒に変わったと伝わる孝子伝説で知られる養老の滝を眺めながら木漏れ日に包まれた遊歩道を散策するのがおすすめです。

高低差200メートルの竜吟峡一帯には希少な植物が見られ、大小7つの滝からなる滝吟七滝や滝吟湖、恵那山や中央アルプスを望む標高459メートルの水晶山を巡ることができます。

60分の滝コースと90分の全周コースの2つがあり、帰着点となる瑞浪市自然ふれあい館では滝吟の森を紹介しているので、竜吟峡を散策してみましょう。

園内には滝巡りゾーンと散策ゾーンがあり、まずは1周2キロ、所要40分の滝巡りへ向かいましょう。5つの滝からなる五宝滝の中でも連なる3つの滝の全長が80メートルにも及ぶ三段の滝は必見。

滝巡りの後は武蔵渓谷に続く散策ゾーンへ向かいますが、滝巡りソーンの遊歩道は階段や石畳など起伏に富んでいるので足元にはご注意ください。