沖縄の観光スポット30選！カラフルフォトスポット・穴場・絶景など旅行好きな筆者が紹介！

宮古島と石垣島のほぼ中央にあり丸く平坦な形をした多良間島。琉球王国が中継貿易で栄えた中世には沖縄本島と宮古島、八重山地域を結ぶ航海の要所でもありました。フクギの防風林に囲まれた集落はかつての首里の町に似ているといわれており、沖縄で唯一日本で最も美しい村に認定されていますよ。

島の周囲を白い砂浜が囲み多良間ブルーと呼ばれるコバルトブルーの海は抜群の透明度誇ります。訪れる観光客はそう多くはないので、手つかずの離島の雰囲気を味わうことができるでしょう。

隆起したサンゴ礁でできた黒島はハート型の輪郭からハートアイランドの愛称を持っています。観光客も多くはなくいつ訪れてものんびりとした雰囲気。透明度の高い海に囲まれ、日本有数のウミガメの産卵地としても知られています。

また、船の到着に合わせ港にはレンタサイクル店の送迎者が待っていますよ。アップダウンが少なくこぢんまりとした島は自転車で一周しても2～3時間あれば十分。石垣島から近いので天気のいい日にふらりと出かけ、のんびり過ごすのにおすすめです。

伊平屋島は太陽神を意味するてるしの呼び名があり、全国にある天岩戸伝説が残る最南端の地。現在も民俗学の宝庫と言われるほど沖縄の伝統行事が残っています。南北に細長い島はサンゴ礁が連なる海岸線に沿って田園が広がっていますよ。

また、中央部は標高200メートルを超える緑の山々がそびえており、海の幸や山の幸の両方に恵まれています。名産の米は二期作が行われており、6月と10月の収穫時期に訪れると黄金色に揺れる稲穂と青い海のコントラストを楽しめるでしょう。

大神島は宮古島の北東約4キロにあり、古くから都の神々の祖がすむと言われている島です。島内にはみだりに入れない聖域が数多くあり独特のルールが存在しますよ。そのルールに則って観光案内をしてくれるガイドツアーがあるのでぜひ参加してみましょう。

また、島を取り巻く海岸沿いには自然によってつくられた奇岩や怪石などが多く、島の最高峰にある遠見台からはその美しい景色が眺められますよ。

津堅島はキャロットアイランドとも呼ばれる美しい海に囲まれた島です。土壌が根菜類の栽培に適しているため島の半分近くがニンジン畑となっており、高品質で甘みがある「津堅ニンジン」として県内外に出荷されていますよ。

展望台やベンチなどニンジン型を探しながら散策してみましょう。ちなみに、島内にはビーチがいくつもあり透明度の高い海では11月頃までシュノーケリングが楽しめますよ。

伊是名島は沖縄本島の北、約28キロの海上にある伊是名島はサンゴ礁に囲まれ、小高い山が連なる小さな島です。本島では残り少なくなった赤レンガ屋根の家屋が並ぶ集落は沖縄の原風景を残していると言えるでしょう。

琉球王朝にまつわる史跡めぐりとともに、サンゴ礁の海も美しく史跡とダイナミックな自然の両方を楽しめる島です。集落や見所は楕円形をした島の南部に集中していますよ。

渡名喜島は赤瓦、白砂、フクギ並木という沖縄の原風景が残る数少ない島です。観光客も少なく静かにゆったりした時間が過ごせますよ。集落は重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、夜になると道路にフラットライトが灯り「となきライトアップ」として幻想的な空間に様変わりします。

自然も豊かで1年中ウミガメが見られ、透明度の高い海にはブルーホールなど有名なダイビングスポットもありますよ。

竹富島は赤レンガ屋根の古民家と琉球石灰の石積み、白砂の道が美しい集落は重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。うつぐみとは沖縄の方言で一致協力すること。島内には3つの集落があり、島の人々が景観維持に努める集落を水牛車に揺られながら眺めるのが人気となっています。

また島の周囲は国内最大のサンゴ礁の海域で、点在するビーチに足を延ばすならレンタサイクルがおすすめ。早朝、各集落の人々が集落内の道を丁寧に掃き清める光景にも癒されるでしょう。

八重山諸島のほぼ中央に位置するため八重山のへそとも呼ばれる小浜島は世界有数のサンゴ礁に囲まれ、さとうきび畑が広がるのどかな島です。島の最高地点、大岳展望台からは竹富島や西表島をぐるりと見渡せ、離島らしい素朴な光景に癒されるでしょう。

島は比較的平坦で道路も整備されているので、レンタサイクルで巡るのがおすすめ。夜は満点の星が素晴らしいですよ。