千葉の遊び場・暇つぶしスポット30選！癒しスポット・フォトスポット・花畑スポットなど旅行好きな筆者が紹介！

九十九里浜は千葉県いすみ市の太東岬から旭市の刑部岬に及ぶ全長約66キロの砂浜です。岩礁がなく白い波濤で幾重も縁どられた海岸線は非常に美しく、昼はもちろん月明かりに照らされた夜のドライブもおすすめ。

海水浴シーズンは海と空の青が溶け合うような絶景が見られますし、片貝中央海岸では美しい海岸線ときらめく海の水平線を一望できますよ。

関東最東端の銚子市犬岩から隣の旭市上永井刑部岬まで約10キロにわたって高さ20～60メートルの断崖が続きます。波の浸食によってできた粗削りな崖が連なる様はイギリスのドーバー海峡にある白い壁に似ていることから東洋のドーバーと称されるほど。

また古くから名所として知られており国の名勝と天然記念物に指定されています。断崖を鮮明に見るなら空気が澄んでいる冬の晴れた日がおすすめ。特に12～1月の間は崖の先端に富士山の姿が見えることもありますよ。

根本海岸は浸食に強い泥板岩と弱い砂岩が交互になっている岩盤が東西およそ500メートル沖まで連なる奇景海岸。夕景スポットとしても人気があり、若山牧水が短歌を詠んだことでも知られていますよ。

筋状の岩場が沖合まで長く見られるのは大潮の干潮時。満潮時には背の高い岩を除いてすべての岩が海中へと沈みます。

大波月海岸は外房に位置する100メートルに満たない海岸ですが、自然の岩場や砂浜が広がる風光明媚な場所です。また隠れた日の出の名所でありロウソク岩に朝日が重なる様子がとても美しいですよ。

海岸へは未舗装の険しい道を歩いていくため、懐中電灯や長靴など装備は入念に行いましょう。

犬吠埼は関東最東端に位置する岬。三方を海に囲まれた海食台地であり、断崖絶壁の下には無数の岩礁が横たわっています。またその岬には白亜の犬吠埼灯台が屹立し、夜明けの海に光を投げかける様子は詩情にあふれているでしょう。

初日の出が最も早く見られるポイントなので、元日に訪れてみてはいかがでしょうか。

通称雀島と呼ばれているこの海岸一帯でも、独特の景観で人気がある津々ヶ浦。夫婦岩または親子岩と呼ばれる大小一対の岩は元々ひとつでしたが荒波の浸食によって現在の形になったそう。

海が青く輝いて見える昼間の様子も美しいですが、月明かりに照らされた姿も神秘的ですよ。

高宕山をはじめとした上総丘陵の山々が幾重に重なる様子を総称し九十九谷と呼ばれています。複雑に連なった山間の独特の地形に雲海がかかると幻想的な風景が広がりますよ。特に夜明け前から日の出直後を日の入り前は水墨画で描いたような美しい雲海と山々を見ることができます。

和の趣のある風景はまるで墨絵の世界に入り込んだように感じられるでしょう。雲海が見られるのは気温の下がってくる秋から冬にかけて。雨が降った翌日など気象条件が合わなければ見られないのでご注意ください。

冨浦湾に面する原岡海岸には昭和10年に整備された桟橋が残っています。一部が木造で裸電球の外灯が並ぶレトロな桟橋はドラマやCMのロケ地ともなっていますよ。

背後の富士山がシルエットになる夕景はフォトジェニック。富士山を見るなら人でも少ない冬が狙い目。5月と8月はダイヤモンド富士が見られますよ。

名城・関宿城は現存こそ廃城になっていますが、天守を再現した千葉県立関宿城博物館として公開しています。博物館は利根川と江戸川の分流点付近・スーパー堤防上にあり、館内ではさまざまな資料を多数展示していますよ。

4階の展望室からは富士山や関東平野を囲む山々を一望できるとあってとても人気があります。内部からの景色も美しいですが利根川越しに見る天守の夕景も絶景ですよ。