金沢片町のおいしい居酒屋15選！和食・海鮮・おでんなど飲み会にもおすすめのお店を居酒屋グルメライターが厳選

「割烹 桶田（かっぽう おけだ）」は繁華街からは少し入った路地、目の前には大野庄用水が流れる風情のある場所に店を構えます。店内はカウンター割烹のスタイル（テーブル・座敷もあり）で、肩肘張らずに加賀料理を味わえる店です。おすすめの「はすむし」は、レンコンのすり流しで金沢らしく金箔を散りばめたもの。さらに時期なら（11月～年内）「甲ばこかに」（香箱蟹・ズワイガニの雌）を。まさにこの地ならではの食材です。

そして焼きの技では定評のある店主による「のど黒の味噌漬」もぜひ！

大野庄用水が中央通りと交差する付近、養智院橋の袂には「浜長（はまちょう）」があります。看板には「割烹」を掲げ、カウンター使いも個室でのゆっくりとした飲み会にもおすすめの店です。「造り」は生まぐろや地元産の魚に能登の鮑・岩牡蠣など。さらに「甘エビ」や「ガスエビ・シラサエビ」など北陸の海老類も豊富にそろいます。

さらに「このわた」「へしこ」などの地元の珍味もあってお酒が進んでしまう、そんな楽しいお店です。

「源左エ門（げんざえもん）片町店」は国道157号の一本西寄りの路地、何軒もの飲食店が入る銀河会館1階の少し奥まった場所にあります。“居酒屋割烹”を掲げるだけに店内は高級感と大衆感が両立した造りです。料理は北陸の魚をはじめ地物の野菜などをふんだんに使用。例えば「お造り」なら甘えび・梅貝・さわらなどに「ポテトサラダ」は地元産のさつまいも「五郎島金時」によるものです。

さらに「加賀野菜の天ぷら」は加賀レンコンや加賀太キュウリなどをカラっと揚げてくれますよ！

「元祖 金沢炉端 あっぱれ 金沢片町店」は“金沢で贅沢なご馳走を食べられるカッコイイ大人が集まるお店”がテーマ。北陸鮮魚や金沢野菜・おでんなどを地元石川の銘酒で楽しめる和食居酒屋です。料理は地元のオイスターバーとコラボした「牡蠣」がおすすめ。中でも能登産の「岩牡蠣」は旨みたっぷりですよ。野菜も市内の生産者から仕入れた野菜の「バーニャカウダ」が大人気！

お酒は地元の老舗バーが監修したというこだわりのラインアップが自慢です。

片町商店街を西に入った一角に「新天地」という昭和の風情が漂う飲み屋街があります。その一角に店を構える居酒屋が「食堂 かわせみ」。氷見出身の店主が地元よりサバ・アジ・アオリイカなど、そして新湊からはズワイ・香箱ガニなども仕入れています。さらに富山といえばの「白えび唐揚げ」や「氷見産あわびコロッケ」も食材が入ればオンメニュー！

そしてこの店の「金沢おでん」は澄んだ汁で味わう塩おでん。定番の「車麩」のほか「かにのはんぺん」もおすすめですよ。

「かぶ菜（かぶな）」は片町商店街の喧騒を離れ、大野庄用水の流れに近い場所にある人気の海鮮居酒屋です。落ち着いた店内には個室も完備され、飲み会にも便利な造りになっています。料理は自慢の「刺身」から。地物のサバやアジ、アオリイカに梅貝。さらに活〆で薄造りにしたタコなど。中でも「星エイのレバー刺し」はイチ押し！“海のフォアグラ”とも呼ばれる逸品です。

さらに名物、熱々の石で焼く「たらの白子焼き」などを「手取川」をはじめとする地元の銘酒で合わせましょう。

「いたる 香林坊店」は金沢の居酒屋では屈指の人気を誇る「いたる」の支店で、片町で飲むならこちらがおすすめ。海鮮料理が自慢で特に「のどぐろ」は系列に専門店を出すほどの自信ネタです。さらに冬の「ズワイ・香箱ガニ」も外せません。さらに海鮮以外では「一番だし巻き玉子」が名物です。お酒は金沢ではここだけ！という酒蔵直送「天狗舞純米蔵出しミニタンク」がおすすめ。

なお香林坊店からは兼六園寄りに徒歩5分ほどの場所（住所は柿木畠）は本店もあります。

片町スクランブル交差点すぐ（中央通り沿い）に大きな「川端鮮魚店（かわばたせんぎょてん）」の看板。店名から想像されるように「刺身」が売りなのは想像のとおりです。さらに自慢は「ぶりしゃぶ」。脂ののったぶりはしゃぶしゃぶに最適。そして「七輪焼き」も人気で「貝のセット」や「ひものセット」などをじっくり焼いて味わえます。

なお徒歩3分ほどの場所に「本店」（住所は木倉町）がありますが「七輪焼き」はここ片町の店舗でしか味わえませんよ。

「長八（ちょうはち）金沢片町店」は片町スクランブル交差点の角に店を構えるまさに“わかりやすい場所にある”居酒屋です。自慢はやっぱり海鮮料理で「寒ブリ」や「香箱ガニ」は冬の風物詩。さらに「ガスエビ」や「金八」（チカメキントキ：金目鯛に似た魚）などもこの地ならではの魚介です。寿司も自慢で「焼き鯖の棒寿し」と「甘海老の押し寿し」は名物として店もイチ押し！

海鮮のほかにも「加賀治部煮」や「加賀蓮根はす蒸し」などの郷土料理もそろっていますよ