鹿児島の遊び場・暇つぶしスポット30選！癒し・アクティビティ・穴場など旅行好きな筆者が紹介！

百合ヶ浜は与論島の東1.5キロほどの沖合に大潮の干潮時だけ現れる幻の島。澄んだ海にぽっかりと浮かぶ白い砂浜はまさに楽園そのもの。日によって現れる時間や位置は異なり潮が満ちれば消えてしまいますが、星砂を年齢の数だけ集めれば幸せになれるとの言い伝えもあります。

百合ヶ浜が見られるのは春から秋にかけて。島の全景や水中の砂紋を見るなら浅瀬を歩いて少し離れた場所へ行きましょう。

種子島の海辺にある巨大な洞窟。ここではプラネタリウムを上映するイベントが不定期で開催されていますよ。波音が響く洞窟の中の小宇宙は自然との不思議な一体感を味わわせてくれます。ゆっくりと深呼吸するだけで心も体も癒されるよう。心に響く貴重な体験ができるでしょう。

雄川の渓流に沿って約1.2キロの遊歩道を歩いた先に現れる絶景。落差46メートルの滝の麓には断崖の裂け目から滴る神秘的な水のカーテンが見られます。井阿波派だの苔と滝つぼのエメラルドグリーンのコントラストがとても美しい。

通年見学はできますが、雨天時やその翌日は水が濁り冠水で立ち入り規制される場合もあるのでご注意ください。

サンゴ礁の島・沖永良部島には200～300の鍾乳洞があり、ケイビングツアーでその美しさを楽しむことができます。澄んだ地下水と鍾乳石が織りなす神秘空間に圧倒されるでしょう。

大山水鏡洞は初心者でも訪れたい洞窟ですが、なんと10キロもの長さを誇り日本で3番目に長いので無理は禁物ですよ。ツアーの所要時間はコースによって変わりますが、約2～6時間と長時間のため時間に余裕を持って万全の準備をして出かけましょう。

指宿スカイラインは地元鹿児島のドライバーやライダーから「いぶスカ」と親しまれている観光道路です。緩やかなカーブとストレートが続く、豪快かつ走りごたえのあるワインディング。

鹿児島湾や桜島などを眺望できるスポットもあり、須々原展望台から眺める桜島と夜景のコラボレーションも最高です。いたるところで豊かな自然が持つパワーを感じられるでしょう。

長寿命の屋久杉に代表される豊かで特有の自然が残された屋久島。中心部から路線バスでアクセスでき、気軽にその自然を観賞できるのが白谷雲水峡です。苔むす森や辻峠、太鼓岩などアニメ映画「もののけ姫」の舞台となったといわれる見所が点在していますよ。

園内を進めばすぐに苔むしが岩や倒木が目に飛び込んできて、映画に描かれたような神秘性を感じることができるでしょう。

サンゴの隆起によって生まれた沖永良部島には300余りの鍾乳洞が点在しています。中でも全長3キロの銀水洞は洞内を這ったり水中を潜ったりと、最も難易度が高いケイビングスポット。そのため経験者のみが参加できる、ガイドが案内するツアーが催行されています。

また透明度の高いプールがライトアップされており、疲れが吹き飛ぶほどの絶景が広がっていますよ。

1週間に8日間雨が降ると言われるほど雨の多い環境であることから多様な生態系が育まれ、島全体の約90％が豊かな森林に覆われている屋久島。この森は「もののけ姫」の舞台となっており、中でも劇中の森を想起させる場所として人気なのが白谷雲水峡にある苔むす森、通称もののけの森です。

こちらは何百種類もの苔に覆われた森で神秘的な雰囲気とむせ返るほどの生命力に満ちていますよ。運が良ければ島固有の動物に出会うこともでき、本当に映画の世界に迷い込んだような体感が味わえるでしょう。

1日6万トンもの水が湧き、町の生活用水にも利用されている丸池用水。丸池湧水は日本名水百選にも選ばれており、遠方から水を汲みに訪れる人も多いです。春は桜、夏は蛍の名所として知れらており、水路沿いの遊歩道は四季を楽しむ散策にぴったり。

9月初旬に行われる名水丸池感謝の夕べでは丸池内と周辺に約1000本の竹燈篭が浮かべられ、幻想的な光景を見ることができますよ。