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薩摩半島南端の岬。遊歩道を歩いていくと広がるのは東シナ海の大パノラマ。西側には弓なりの砂浜が続きその先に聳え立つのは開聞岳。別名「薩摩富士」とも呼ばれ、円錐形の美しい姿を見せてくれます。
長崎鼻は浦島太郎が竜宮へ旅立った場所という話が伝えられていることから乙姫様を祀った龍宮神社が建立されており、縁結びにご利益があると言われていますよ。恋する灯台に認定された長崎鼻灯台もあり、一帯は恋のパワースポット。天気のいい日には本土最南端の佐多岬や海上に浮かぶ屋久島や硫黄島を望むこともできますよ。
スポット名 | 長崎鼻 |
概要 | 灯台につながる歩道があり、開聞岳の景色を楽しめる、岩の多い美しい岬。 |
住所 | 〒891-0513 鹿児島県指宿市山川岡児ケ水長崎鼻 |
営業時間 | 月曜日: 24 時間営業、火曜日: 24 時間営業、水曜日: 24 時間営業、木曜日: 24 時間営業、金曜日: 24 時間営業、土曜日: 24 時間営業、日曜日: 24 時間営業、 |
公式サイト | 公式サイトにアクセスする |
長い年月をかけてゆっくりと育まれてきた豊かな自然。そんな力強い自然の息吹に魅せられて自然と人が共存し寄り添う素敵な島を紹介します。自然の鼓動を肌で感じその力を分けてもらいましょう。
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上甑島は東シナ海の甑島列島北部にある離島です。島一番の見所は里街の北西に位置する長目の浜と呼ばれる景勝地。ここには海鼠池、貝池、鍬崎池という大小3つの池が並んでおり、それらと海を隔てるように細長い砂礫が延びています。
この美しい自然の造形を未来に残すために県立自然公園に指定されました。歴史のロマンと自然の造形美に触れてみましょう。
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熱帯や亜熱帯地域の河口汽水域に形成されるマングローブ林。奄美大島は国内で見られる貴重な場所です。林床は水で覆われているため内部に入るにはカヌーツアーが唯一の手段。
水中に根を広げた樹々に囲まれた自然のトンネルの中は波穏やかなため、カヌー初心者でも進みやすいですよ。20201年に世界自然遺産に登録された特異な生態系を学びましょう。
スポット名 | 住用マングローブ林 |
住所 | 〒894-1201 鹿児島県奄美市住用町大字石原 |
営業時間 | 月曜日: 24 時間営業、火曜日: 24 時間営業、水曜日: 24 時間営業、木曜日: 24 時間営業、金曜日: 24 時間営業、土曜日: 24 時間営業、日曜日: 24 時間営業、 |
電話番号 | 0997-69-2189 |
公式サイト | 公式サイトにアクセスする |
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知林ヶ島は錦江湾に浮かぶ無人島です。3~10月にかけて大潮または中潮の干潮時に長さ800メートルの砂のが現れ、島に渡ることができますよ。陸とつながる島であることから縁結びの島とも呼ばれます。
島内は散策でき、展望台には願いを込めて鳴らすと願いが叶うと言われている幸せの鐘もありますよ。桜の季節には知林ヶ島をバックにソメイヨシノを楽しめるでしょう。
スポット名 | 知林ヶ島 |
概要 | 特定の季節の干潮時には砂の道を通ってたどり着ける。この静かな無人島ではビーチや釣りを楽しめる。 |
住所 | 〒891-0404 鹿児島県指宿市東方 知林ヶ島 |
営業時間 | 要お問い合わせ |
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与論島は鹿児島から南へ約560キロ、沖縄本島から北へ約23キロと奄美群島の内で最も沖縄に近い場所に位置します。サンゴ礁のリーフに囲まれた小さな島には1年を通してカラフルな熱帯の花々が咲き乱れ、透明度の高い海に面した大小60もある真っ白なビーチは思えない美しさ。
歴史の流れから薩摩と琉球両方の影響を受け、島独自の伝統芸能が見られるのも魅力の1つです。フレンドリーな与論の人たちとの交流も楽しいですよ。
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加計呂麻島は奄美大島の南端からさらにフェリーで約25分、大島海峡を渡った場所に浮かぶ島です。島内に点在する集落に1100人ほどの人々が暮らしており、奄美大島よりもさらにゆったりとした穏やかな時間が流れていますよ。
コバルトブルーの海と白い砂浜、入り組んだ入り江、緑豊かな山々の眺めているだけで心洗われる圧倒的な自然の美しさが通な旅人たちを虜にしています。
スポット名 | 加計呂麻島 |
概要 | フェリーでアクセス可能な、岩の多い離島。カヤック、シュノーケリング、ダイビングで人気のスポット。 |
住所 | 日本、鹿児島県大島郡瀬戸内町 加計呂麻島 |
営業時間 | 要お問い合わせ |
豊かな水の恵みと暖かな気候だ美しい緑の森を育み、独特の生態系や豊かな自然を生み出してきました。ここからはそんな鹿児島の自然を間近に感じられるフォトスポットを紹介します。神秘的な場所からは不思議な力を感じることができるでしょう。
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九州最高峰の宮之浦岳をはじめとるす1000メートルを超える山が40座以上あり、洋上のアルプスと称される屋久島。この山々が多くの日飛び地を惹きつけるこの島独自の生態系を生み出しました。
南国の暖かく湿度の高い空気が山上で冷やされ雲となって大量の雨を降らせ、それが屋久杉をはじめとする巨木や600種類もの苔といった自然を育んでいますよ。また標高差の激しい島では亜熱帯から亜寒帯までの多様な植生が見られ、冬には雪も降ります。神々しくも特異な自然に恵まれた島の約2割が世界自然遺産に登録されていますよ。
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九州南方海上、鹿児島市と沖縄本島のほぼ中間に位置する奄美大島。アマミブルーとも称される透明度が高く青い海はもちろん、島内には太古の森のようなワイルドな原生林が広がっており、壮大な自然と触れ合えるのがこの島の魅力です。
琉球王国の統治下から薩摩藩の支配、そして戦後のアメリカ占領を経て再び鹿児島へ戻るという激動の歴史の中で生まれた、沖縄とも鹿児島本土とも異なる独自の文化にも注目してみましょう。さまざまなツアーが催行されているので日程や好み、体力に合わせて選びましょう。
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沖永良部島は奄美群島の南西部に位置する隆起サンゴ礁の島です。観光で注目を集めているのが地底に広がる大小さまざまな鍾乳洞。鹿児島の天然記念物に指定されている大規模な昇竜洞をはじめ趣の異なる鍾乳洞が島内に300余りあり、洞窟の聖地と言われることもあります。
人気アクティビティのケイビングツアーに参加すればアドベンチャー気分を味わいながら暗闇の地底を探索し、その先に広がる幻想的な地底の絶景に出会うことができますよ。
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種子島は大隈半島の南端から約40キロ南東の海上に浮かぶ細長く平たい島です。鉄砲伝来の島という歴史とともに、種子島を唯一無二の存在にしているのが日本最大のロケット発射場の存在でしょう。年に数回行われるロケットの打ち上げ時には多くの人が見学に訪れ宇宙へと思いを馳せます。
豊かな自然だけでなく人の営みが生んだ魅力あるスポットにも恵まれた種子島。あちこち訪れて過去と見台を感じてみましょう。