三重のおでかけスポット30選！ときめきスポット・リフレッシュスポット・フォトスポットなど旅行好きな筆者が紹介！

戦後、日本でいち早くコンビナートが建設された四日市。3エリアに集積する工場群は保安ライトが灯る夜に光のアートへ変わります。その景観をビルの上、橋や堤防、クルーズ船など多様な角度から眺めることができる四日市は工場夜景ファンから聖地とされていますよ。

週末に運航されているコンビナートの夜景クルーズに参加するなら夏が快適。写真を撮るなら空気が澄んで夜景が輝きを増す冬もおすすめです。

天空のポストは鳥羽湾を見下ろす朝熊山頂展望台の芝生広場に立つポストです。晴れた日の青空に赤い丸ポストがよく映え朝焼けや夕焼けを背に佇む姿も幻想的。

手紙の集荷も行われており、山頂売店では記念ハガキや切手が買えますよ。時間が許せば山頂の散歩コースも歩いてみましょう。

湯の山温泉街と標高1212メートルの御在所岳を結ぶ御在所ロープウェイがリニューアル。新緑の初夏、青空がまぶしい夏、紅葉に彩られる秋、白銀に染まる冬と四季折々の自然豊かな景色に出会えるでしょう。

目玉は山上公園駅に隣接している展望レストラン。天空のレストランで絶景ランチをお楽しみください。

四日市・いなばポートラインは四日市港の霞ケ浦地区と伊勢湾岸道みえ川越インターチェンジを結ぶ延長4.1キロの臨港道路。宵闇のなか海上をうねるように走り煌めく工場夜景へと伸びゆく道はドラゴンロードなる異名を持っています。

こちらは工場夜景とともに楽しめるため四日市夜景の新名所になっていますよ。冬場の少し風のある晴れた日がおすすめで、寒いと煙突から出る煙がきれいに流れ幻想的な景色になります。

紀和町丸山地区の山間の斜面に幾重にも田んぼが重なりあう棚田。その数は1340枚にも及び日本の棚田景観とも称されています。6月上旬に1日だけ行われる、かつての農耕行事虫くりも必見。田んぼ一帯にキャンドルが灯る様は情緒的ですよ。

楯ヶ崎はリアス式海岸が続く紀伊半島の東側にあり、松崎湾から出港している船からしか見られない幻の絶景スポットです。神武天皇上陸地との伝説が残されていますよ。

半円形の岩塊は垂直に切り立った柱状節理が続き、船上から間近に見上げると迫力満点。人工物にも思える整然と並んだ岩肌に青く澄んだ海水が打ち寄せる様は圧巻ですよ。

ご祭神の猿田彦大神を祀る古社の本殿左手の海上にある、大柱連縄で固く結ばれた2つの岩が夫婦岩です。その沖合約700メートル先に鎮まる輿玉神石と日の大神を拝む鳥居の役目を果たしていますよ。

2つの岩が寄り添う姿から古くから夫婦やカップルなど恋愛の対象として人気が高く、中でも5～7月に岩の間から昇る日の出の風景は多くの人が訪れる絶景です。

獅子岩は七里御浜海岸の西端、地盤の隆起と波の浸食によってできた高さ25メートル、周囲約210メートルの奇岩です。横から見ると熊野灘に向かって咆哮する獅子のように見えますよ。

別名日本のスフィンクスとも呼ばれるその猛々しい姿形はまさに自然が生み出した奇跡の産物。5月中旬から約1か月間は朝日がちょうど獅子の口の中を通り、日輪を咥えた獅子岩が拝めますよ。

大杉谷は富山の黒部峡谷や新潟の清津峡と並ぶ日本三大峡谷の1つです。国内有数の多雨地域にあり、水量豊かな渓谷や滝、モスフォレストと呼ばれる苔の多い森が手つかずのまま残されていますよ。

いたるところで大自然の造形美に出会えますし、吊り橋や鎖場を越えて行く渓谷はまさに秘境と呼ぶにふさわしいでしょう。