徳島の遊び場・暇つぶしスポット30選！リフレッシュ・絶景・レジャースポットなど旅行好きな筆者が紹介！

祖谷渓は標高1955メートルの剣山から流れる祖谷川の下流に約15キロに渡って続く渓谷です。深く切り込んだV字の渓谷は数十メートルから数百メートルの見事な断崖絶壁を造り出していますよ。一面が紅葉する秋はひと際美しいでしょう。

祖谷のかずら橋は平家の落人が追ってから逃れるため、すぐ切れるように作ったと伝わる橋です。日本三大奇橋の1つで国の重要有形民俗文化財でもありますよ。春は藤、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々で趣深い。

全長45メートル、水面からの高さは14メートル、渡し木の間から川が見えゆらゆら揺れてスリル満点。夜間はライトアップも行われますよ。

鳴門海峡は播麿灘と紀伊水道を結ぶ海峡で、両水域の潮位差が最大1.5メートルにも及ぶ渦潮が発生することで有名です。海峡に架けられた大鳴門橋の遊歩道から真下に見ることができますが、観潮船から目の前に見るのがおすすめ。

大潮の日はより多くの渦潮が発生して海面に渦潮模様を作り出しますよ。

脇町潜水橋は吉野川でも数少なくなった潜水橋の1つ。うだつの町並みで有名な脇町と対岸の穴吹町をつなぐ地域の人々には欠かせない橋ですが、美しい夕景スポットとしても知られています。

夕方、脇町側の土手に立つと沈みゆく夕陽が空と川面を染め、潜水橋の黒いシルエットが浮かび上がるシーンに出会いますよ。

全長68メートル、高低差34メートルのシースルーエスカレーターで景観を楽しみながら小高い山の山頂へ向かいます。うず潮を抱く鳴門海峡の海と優美な大鳴門橋の淡路島まで大パノラマの絶景が楽しめる展望台がおすすめ。

屋上の鳴門山展望台からは鳴門海峡はもちろん淡路島まで見渡せますよ。

四方見展望台は鳴門スカイラインにある展望台で穏やかなウチノ海の景色が見られます。特に夕景が美しくウチノ海に浮かぶ鏡島は上空からハート型に見えることで有名。日常生活の中では目にすることができない色彩豊かな光景は目にした瞬間心が踊るでしょう。

人の手が作り出したカラフルな色彩美や大自然が生み出す原色の世界を存分に楽しんでください。

吉野川のシラスウナギ漁は吉野川の河口付近などで見られる漁景で、ウナギの稚魚を集めるための集魚灯が夜の川面を幻想的に照らし出します。月明りの少ない新月前後の深夜に漁船が出ることが多く、その様子を一目見ようと吉野川大橋には全国から観光客が訪れますよ。

四国本土と大毛島、島田島の3つの陸に囲まれたウチノ海。変化にとんだ風景が連なる外周は複雑に入り組み3つの海峡で外海につながっていますよ。波穏やかな内海には釣り筏や釣り屋形が点在し漁船が行きかうおおらかな海景が広がっています。

北側の山間部を貫くように走る鳴門スカイラインの最高所にある四方見展望台や堀越橋が見晴らしスポットとしておすすめ。

大股で歩くと危ない大歩危。吉野川中流のごつごつした巨岩が続く渓谷はその危うげな景観から名づけられました。エメラルド色の水の流れは神秘的で、近辺に伝わる平家の落ち人やたくさんの妖怪の伝説も信じられるような気がしてきますよ。

シラクチカズラで作られたかずら橋の奇観も必見。季節ごとの美しさがありますが特に紅葉の季節がベスト。深く切り込んだ渓谷と紅葉の風景はまさに絶景です。

苔むした岩の上からただ一筋の流れとなって落下していく神通の滝。特別な飾りや演出がなくとも、水はただ重力に従って落ちているだけで美しいという事実を改めて教えてくれます。神通の滝はその飾り気のない美しさで滝ファンの中でも人気の高い名瀑。

究極のシンプルさが見る者の心をいつまでも飽きさせず、清らかな空気と相まって時間が過ぎるのを忘れさせてくれますよ。