岐阜の遊び場・暇つぶしスポット30選！ドライブスポット・絶景・リフレッシュスポットなど旅行好きな筆者が紹介！

五箇山とともにユネスコの世界文化遺産に登録された白川郷合掌造り集落は、日本の原風景ともいうべき美しい里山景観を残しています。合掌するかのような急勾配の茅葺屋根は冬の豪雪などに対する人々の知恵であり工夫だったそう。

しんしんと静かに雪が降り積もる合掌造り集落を見ていると白川郷は冬化粧がひと際よく似合うと感じますよ。

郡上八幡城は昭和8年に再建された日本最古の木造建城です。天守からは城下町が一望できますよ。雪化粧の山頂に城がそびえる情景は作家の司馬遼太郎が悲しくなるほどに美しかったと記るされているほど。雪化粧した城を見るには12月以降がベストです。

崇福寺は織田信長が斉藤龍興を滅ぼし美濃に拠点を移した際に菩提寺とした寺です。本能寺の変の直後には側近のお鍋の方が遺品を送り、それを持って信長親子の廟所を建立しました。寺には信長ゆかりの書状のほか清州城の鯱なども保管・展示されています。

室町から戦国時代にかけて岐阜の礎を築いた武将の足跡を辿ってみるのも面白いですよ。

標高329mの金華山山頂に位置する岐阜城は近年話題の名月鑑賞スポット。金華山は11月中旬から下旬にかけて真っ赤に色づき山頂の岐阜城を深紅に彩りますよ。

山頂への道となる大手道を歩き紅葉をゆっくり堪能するのも良いですが、片道約3分の金華山ロープウェイに乗りながら紅く燃えた金華山と長良川の絶景を眼下に見るのもおすすめです。

平成元年に農村景観日本一と評された岩村町富田地区。一面の田んぼの中に農家や土蔵が点在する昔懐かしい農村景観を残していますよ。田植えが終わり稲穂が力強く伸びる夏の盛りや、稲穂が実り収穫の時期を迎える9月中旬頃が特に美しいです。

展望所からパノラマで広がる岩村町富田地区を一望しましょう。

新穂高温泉駅から鍋平高原駅までと白樺平駅から西穂高口駅までの2つのロープウェイを乗り継ぎ、標高2156メートルの高山を目指しましょう。車窓からは雄大な北アルプスの自然が大パノラマで見渡せますよ。ちなみに残雪の風景は5月中旬頃までがおすすめです。

標高1377メートル、日本百名山の一つにも数えられる伊吹山は古くから草本植物や薬草の宝庫として知られており、山全体で1350種、山頂一帯には約350種の高山植物が生息します。春から秋にかけて次々と高山植物が開花する山頂は、まるで雲上のお花畑のようですよ。

山麓から標高1377mの伊吹山の9合目までを結ぶ伊吹山ドライブウェイ。スカイテラス伊吹山はその終着点である山頂駐車場の一角にあります。館内にはカフェ、フード、ショッピングコーナーがあるほか1階にオープンテラス、2階には展望テラスも備えていますよ。

テラスからは季節に関係なくすっきりと晴れた日であれば琵琶湖や竹生島などを眼下に一望できとても壮観。高山植物は7～9月頃、紅葉は11月下旬頃が見ごろです。

高原リフトを降りた標高1000mのゲレンデ山頂エリアに国内最大級4万株の桃色吐息の丘が登場。お花畑に抱かれるようにテラス&カフェが新設され、地元の食材を使ったドリンクやスイーツも楽しめます。

雄大な大日岳や白山連邦を借景に1万㎡もの敷地を桃色の花が埋め尽くす光景はなんとも艶やかで幻想的。桃色吐息の砕石は7～8月、9～10月上旬にはコキアの紅葉が見ごろになりますよ。