岐阜の遊び場・暇つぶしスポット30選！ドライブスポット・絶景・リフレッシュスポットなど旅行好きな筆者が紹介！

白川郷ホワイトロードは岐阜と石川を結ぶ全長33.3キロの有料道路で、標高600～1450m、白山国立公園の山深い自然の中を縦断します。カーブや勾配が連続するコースは走り抜けるだけでも約1時間を要しますが、途中数か所にある駐車場に車を停めてゆっくり景観を楽しむのがおすすめ。

白山主峰三山と地獄谷を一望する白山展望台、ふくべの大滝やかもしか滝といった瀑布など見どころも数多く壮大な自然美に圧倒されます。おすすめは10月中旬から11月上旬の紅葉シーズン。冠雪した白山を遠くに望みブナの原生林がきれいに色づく様をご覧ください。

古くからの楫斐茶の生産地で知られる旧春日村上ヶ流地区。展望台からの景色がマチュピチュにそっくりと話題になり一躍有名になりました。四方を山に囲まれた山肌に沿って深緑の畝が幾筋も走る茶畑は天空の名にふさわしい。

茶畑が青々と輝く夏が見ごろですが、せっかくなら朝霧漂う早朝から出かけるのが良いでしょう。

五色ヶ原の森は乗鞍岳の山麓、中部山岳国立公園の南端にある広大な森です。原生林や生態系を守るために入山規制されており期間中のみツアーが開催されますよ。コースは3つ用意されているので、大自然の美しさと厳しさを体感しながら散策を楽しみましょう。

小坂町には落差5メートル以上の滝が200カ所以上もあり、国内屈指の滝を有することで有名。渓谷を歩いて滝を巡るコースがいくつも用意されており、中でも唐谷滝など3つの滝を巡る三つ滝コースが人気。マイナスイオンに癒されましょう。

冬には雪をかき分けながら道なき道を行き静かな冬の森を抜けた先に思わず息をのむ荘厳な氷瀑があります。高さ約20m、幅約50mの巨大な氷柱郡の凛とした美しさに心奪われるでしょう。

国営木曽三川公園は約19万球のチューリップと約10万8000球のムスカリ・ヒヤシンスを使い、大花壇に木曾三川の流れと波紋を表現しています。園内の展望タワーからは毎年テーマが変わる花絵花壇を見下ろすこともできますよ。

3月下旬から4月中旬にはチューリップ祭りも開催されるのでぜひ訪れてみてくださいね。

放射冷却する秋の早朝に条件が合えば雲海を眺めることができます。朝霧が少しずつ晴れ雁かに古川盆地が現れてくるシーンも幻想的。季節ごとに魅せる鮮やかな山の風景は息を呑むほど美しいですよ。

ちなみに展望台がある山頂までは車で行けますが、初心者でも気軽にハイキングが楽しめます。

天生県立自然公園は天生峠を中心に広がる自然公園です。ミズバショウが群生する湿原やブナの木などの大木が生い茂る原生林を散策できますよ。特に原生林の奥に佇むカツラ門は圧巻。また樹齢300～500年と目される5本のカツラの巨木は神々しいまでの存在感です。

新緑の時期からみられる花の種類が増え始め7月頃かがピークに。10月中旬から11月中旬には広葉樹が色づき見事な紅葉が楽しめますよ。

関市板取の奥牧谷地区には幹の途中で6～20本余りにも枝分かれした株杉が100株以上も自生しています。直径1メートルを超える巨木も30株ほど確認されていますよ。このような森は全国的でもここだけというからとても貴重。

ちなみに森の中の遊歩道を歩けば約30分で一周できますよ。

苗木城跡は標高432メートルの高森山に壮大な石垣群が残る城跡です。三の丸跡、二の丸跡、天守台跡などの遺構が今も残されており、かつてこの地にあった山城の姿を彷彿とさせるでしょう。

その遺構は岐阜のマチュピチュとも言われており、緑が眩しい初夏は瓜二つの景観になります。本丸から見下ろす大矢倉跡の眺めはとりわけマチュピチュのよう。天守台の展望台から眺望も抜群です。

円原川は長良川の源流になる伏流水で、いったん地中に潜った水が山野草や苔の生える岩間からこんこんと湧き出てきます。苔むす岩と透明な水流だけでも一見の価値がありますが、夏場の朝は気象条件により川霧が発生し圧倒的な自然美が繰り広げられますよ。

この奇跡の瞬間を求めて遠方から訪れる人が多いのも納得できるでしょう。