【保存版】日帰り入浴ができる松本の温泉旅館おすすめ10選【松本市在住者が徹底紹介】露天風呂・貸切風呂・老舗など

「中の湯温泉旅館」はマイカー規制が始まる上高地への入口手前から旧国道158号を安房峠方面に入ったところにあります。安房トンネルができる前は観光バスが切り返しでしかカーブを曲がれないところです。

穂高連峰を望む風情ある濁り湯の露天風呂があり、「日本秘湯を守る会」の会員になっています。泉質は濁り湯の白骨温泉と同じ単純硫黄泉です。旅館の日帰り入浴は1000円以上が一般的ですが、「中の湯温泉旅館」は700円で入浴できます。

長野県では「東の扉、西の白骨」と称されるほどの名湯・白骨温泉の「泡の湯」は混浴大露天風呂で有名です。広々していて頭上の筒から温泉が流れ落ちる風情は、ポスターでおなじみになっています。

男女別の脱衣場の中から濁り湯のお湯につかって露天風呂に出て行けますので極端な話バスタオルなしでも入浴できますが、念のためバスタオルが必要です。まさかこの名物露天風呂が日帰り入浴できるのかと思いましたが、1000円で入浴できます。

奈良時代からの歴史を誇る美ヶ原温泉は2000m級の美ヶ原高原を背にする温泉です。日本書紀には「束間の温湯」として記されています。追分屋旅館は美ヶ原温泉の源泉100%の温泉旅館で、リニューアルを重ね伝統とモダンさを兼ね備えた大人の雰囲気の旅館になりました。

別館の貸切風呂「辻の花」も檜と竹を使った純和風の数寄屋造りで落ち着きがあり、貸切風呂が日帰りで3000円で入浴できます。食事付きの日帰り入浴も可能です。

「湯宿 和泉屋善兵衛」は美ヶ原温泉で明治初年創業のの老舗温泉旅館で、蔵造りの意匠を取り入れた建物が特徴です。旅館に隣接した源泉から引く温泉の温度が42.2度であるため加水せず、そのまま7つのお風呂に引いています。

その中のグレードの違う3つの貸切風呂は、日帰り入浴も可能です。料金の安い順に1つ目は檜風呂の内風呂、2つ目は大きな檜樽風呂で大きな窓の半露天、最後に青石の露天風呂と内風呂のある貸切風呂があります。