ここからは、片道30分で行ける絶景スポットをご紹介します。ゴウゴウと音を立てて流れ落ちる名瀑や、見渡す限りに広がる花畑など、奇跡の絶景は一生忘れられない思い出になるでしょう。
image by PIXTA / 74411639
西に標高854メートルの八丈富士、東に標高700メートルの三原山がそびえる離島とあり、どこを眺めても絶景三昧。島の周囲は激しい潮流が作り出した岩場が多く、島内に点在する展望台や山頂からの海の眺めは見事なもの。
足湯を含め7カ所の立ち寄り温泉や地魚を醤油ダレに漬け込んだ郷土料理や島寿司など食の魅力も盛りだくさんです。八丈ブルーと称される紺碧の海に南国の植物、漆黒の闇にきらめく星など時間も場所も問わず、心打たれる景色に出会えますよ。
image by PIXTA / 19079992
こちらは音楽評論家・大田黒元雄の屋敷跡地を整備した回遊式日本庭園。樹齢100年以上のイチョウをはじめ、ケヤキやアカマツ、シイなどの巨木が茂り、都内とは思わない静寂な雰囲気に包まれています。
約70メートル続くイチョウ並木や約60本のヤマモミジが黄色や赤に染まる秋の諷詠が格別でライトアップも実施しており、日が暮れると筑波石で縁取られた池に紅葉が映り込みより幻想的な光景になりますよ。
image by PIXTA / 12094933
こちらは野川公園の北側にあり、野鳥や昆虫など約400種の生き物が暮らす自然の宝庫。水源に恵まれ早春の福寿草や夏のツリフネソウなど、四季折々に野草の花が楽しめます。中でもおすすめなのが秋の彼岸花。
満開時には雑木林の一角が真っ赤に染まり、赤×緑のコントラストは言葉をのむ美しさ。11月下旬から12月上旬には野川公園のイチョウやケヤキが鮮やかに色づきますよ。ちなみに北門から入るのが近道です。
image by PIXTA / 39533215
こちらは東京湾アクアラインにある360度を海に囲まれた海上パーキングエリア。記念撮影用のオブジェも設置された展望デッキからは東京や千葉の街並みはもちろん、富士山までもが一望できます。
また飲食店など充実の施設がリニューアルオープン。遠景なので空気中のちりが少なく、より遠くの視界が明瞭になる早朝が富士山を望むベストタイムです。海上パーキングエリアならではの風景に感動必至ですよ。
image by PIXTA / 77327603
こちらは約2.4ヘクタールの広大な敷地に日本庭園、水生植物園、市民農園、バーベキューガーデンなどを完備する体験型農業公園です。フォトジェニックな風車の前には花畑が広がり、春はチューリップ、夏はヒマワリ、秋はコスモスが植えられるため、一年を通して楽しむことができますよ。夜もライトアップされて幻想的な景色が広がるのでデートにはおすすめです。
ここからは、ライトアップされた景色が楽しめる場所を厳選してご紹介します。
image by PIXTA / 43952208
こちらは約2万年前の男体山の噴火によって生まれたと言われる湖。その規模は周囲約25キロメートル、最大水深163メートルを誇り、日本屈指の高所に位置することでも有名です。水面には正面にそびえ立つ男体山の紅葉をはじめとした季節ごとの表情が克明に描き出され、湖畔にはいくつかの展望スポットがあり、遊覧船にて水上からも眺めることが可能。
また近くにはおすすめの日帰り温泉があり、美肌の湯とも称される天然温泉があります。雄大な奥日光の自然を望める浴槽で、乳白色の硫黄温泉で心も体も癒される落ち着いたひと時を過ごせますよ。
image by PIXTA / 61204838
秩父3大氷柱のひとつで、唯一の天然物である秩父の冬の風物詩。氷柱は荒川沿いの切り立った岩肌からしたたる岩清水が凍ることで発生します。自然にできる氷のオブジェは高さ約8メートル、幅約30メートルまでになり、そのスケールはまさに圧巻。
1月中旬から2月中旬の夜はライトアップされ、美しく照らされた氷柱と水面に映り込む氷のアートを見ることができます。氷柱は荒川の川岸を沿うようにできており散策しながら眺められますし、天然と人口の2種類がありその違いを比べるのも面白いですよ。寒さが本格化する季節は道が凍ることもあるので冬用タイヤを装着して向かいましょう。
image by PIXTA / 21683491
こちらは春はフジやツツジ、秋の菊花展など四季が楽しめる公園。中でも桜は竜ヶ池を中心にソメイヨシノやシダレザクラなど約600本が園内を彩り、その光景は日本桜名所100選にも選ばれています。
特に池の水面に映り込んだ眺めはこのスポットならではの絶景と言えますよ。また、園内の竜ヶ池の周りには約160本の桜が植えられており、臥竜橋からは竜が臥しているかのような臥竜山を背にした桜を観賞できます。駐車場は4カ所設置されているのでアクセス時に便利。いずれも桜のスポットである竜ヶ池に近いので利用時に迷うことはないでしょう。
image by PIXTA / 81020557
三王三の頂上に開かれ、那須連山や太平洋、さらには富士山まで見渡せる眺望を誇る景勝地。ふもとに流れる関東随一の清流や那珂川から発生する川霧によって雲海ができ、西にそびえる鎌倉山にかかる景色が見られる雲海スポットとしても知られる、綿綿と連なる山々が雲海をまとう神秘的な絶景は季節や天候によって変化し、訪れる人を惹きつけます。
雲海は夜明けにかけて冷え込む秋から春先までに多く発生。周囲に風を遮る高い山がないため、快晴かつ無風の日がおすすめですよ。
image by PIXTA / 65417096
標高約582メートルの独立峯・蓑山の山頂にある美の山公園からは、雄大な秩父盆地を一望することができます。夜になると盆地を埋め尽くす雲海に日本の夜景100選にも選ばれた秩父の夜景の灯が怪しく光り、幻想的な光景を作り出しますよ。
その自然豊かな美の山公園ならではの移り変わる季節の自然と雲海が同時に見られるとあって人気を博しています。また美の山公園には入口、山頂、東と3つの展望台が設置されており、それぞれの場所で違った景色を楽しむことができるでしょう。天候にも左右されますが、11月頃が雲海の発生率が高いです。