ここからは、時の流れと人の思いが磨き上げてきた昭和生まれのレトロな喫茶店をご紹介します。今なお人々を魅了してやまない横浜を代表する名店を巡りましょう。
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こちらは、アートスペースを兼ね備えた無料休憩所「象の鼻テラス」内に併設されたテイクアウト形式のカフェです。店内の大きな窓から大さん橋や港の風景を望め開放感たっぷり。おすすめメニューは象の形をした可愛らしい象の鼻ソフトクリームですが、横浜の地ビールや象の鼻ピザなどこの店ならではのオリジナルメニューも人気です。
テラス内でアートの展示やイベントも行っているので、そちらもぜひチェックしてみてくださいね。
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こちらは割烹旅館であると同時に貸しボートや遊覧船、弓道場などさまざまな娯楽施設を備えた一大レジャー拠点として人気を集めています。歴史的建造物の風情を気軽に楽しめるのでレトロ好きにはおすすめ。
建物は創業時に品川から移築したもので、贅を凝らした座敷やハイカラな装飾を施した浴室などが当時を偲ばせます。お店の人にお願いすれば飲食スペース以外の見学にも応じてくれるので、食事の後にぜひ楽しんでみてくださいね。
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こちらは約半世紀にわたり井土ヶ谷駅界隈の地元客に親しまれてきた店です。店内には心安らぐアットホームな雰囲気が漂っており、ネルドリップのコーヒーを始め手作りのオムライス、ナポリタンなどすべてのメニューに細やかな心遣いが息づいていますよ。郷愁を誘う飴色の空間もまた、喫茶店好きには堪らないでしょう。
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こちらは本棚の間のカーテンをくぐる演出がワクワクさせてくれる穴場的なカフェ。約3000冊の中国関連書籍が壁一面に並び、本に囲まれた個室でゆっくり読書にふけることができます。屋内カフェで提供される自家製パウンドケーキセットは、基本のセットドリンク以外にプラス料金で中国茶など珍しいラインナップから選ぶこともできますよ。
天気のいい日はテラス席で過ごすのもおすすめ。まるで中国のカフェで過ごしているかのような雰囲気に浸ってみてはいかがでしょうか。
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この店は戸部駅の改札を出てほんの数秒、開店して40年以上の老舗。コーヒー豆の持ち味を最大限に引き出すため、種類によりサイホンかドリップどちらかを選んで抽出するなど、こだわりの姿勢が伺えますよ。
おすすめは「フラットホワイト」というエスプレッソとミルクを使ったクリーミーなコーヒーです。フードメニューで人気なのは「小倉トースト」で、生クリームと小倉あんのハーモニーは一度食べたらクセになる味わい。初めてでも優しく迎えてくれる温かな雰囲気も魅力でしょう。
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こちらはアートに関する書籍を数多く所蔵しており、まるでミュージアムでお茶を楽しむような贅沢な気分を味わえますよ。店内に展示されるアート作品は定期的に入れ替えられ、新しい作品との出会いや雰囲気の違いを感じることができます。
大きなガラス張りのショーウインドウからは人の流れや移ろう季節の変化が楽しめ、日が暮れてからは街の風景の中に本棚や作品が浮かび上がりますので、ぜひ訪れてみてください。
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こちらは1940~1960年代の4ビートジャズを中心とする横浜中華街のジャズ喫茶です。窓際にスピーカーが設置されており、オーディオは真空管アンプや、幻の国産スピーカーマクソニックなど。
この店では約2300もの未発表音源を所有し、チェット・ベイカーなどのオリジナルレコードやCDを96枚制作し、その販売も行っていますよ。他では聴けないそのサウンドを楽しむために訪れてみてはいかがでしょうか。
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柴犬のムサシくんが迎えてくれるこの店は全国各地から取り寄せた茶葉が揃っており、ヘルシーな料理やスイーツと共に楽しめる店です。鉄瓶で沸かしたお湯で淹れたお茶はまろやかな旨味が引き出され、日本茶のおいしさを再認識させてくれますよ。綿菓子がこんもりと添えられた「抹茶パフェ」はおすすめですよ。
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こちらは作家・大佛次郎の没後、遺族によって寄贈された蔵書や遺品が展示されている大佛次郎記念館です。その開館と同時にオープンしたこの店は、大佛夫人のレシピで作る「霧笛オリジナルチーズケーキ」が看板メニュー。グラハムクラッカーの生地にクリームチーズとサワークリームが3層をなし、甘酸っぱくて濃厚な味わいが楽しめます。
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こちらは、シアトルにあるエスプレッソの聖地ともいえる銘店で研鑽を積んだバリスタが、その実力を遺憾なく発揮しているカフェです。一杯のエスプレッソに対する想いは強く、使用する豆は毎週シアトルから空輸しているそう。
完璧に淹れたエスプレッソは香り豊かでコク深くマイルドな味わいです。店は山下公園通り沿い横浜人形の家1階にあり、港町シアトルと横浜の雰囲気を楽しめますよ。
ここからは、不意に食べたくなるあの店のあの味や、シェフたちが心を込めて作り上げた、人々の記憶に残る一皿を提供する店をご紹介します。