【2024年版】奈良の遊び場・暇つぶしスポット30選！定番・自然・夜景・グルメなど奈良観光通の筆者が紹介

奈良市の玄関口、近鉄奈良駅を降りると「奈良公園」はすぐ目の前。広大な敷地の中には「東大寺」や「興福寺」、「春日大社」など由緒正しい寺社仏閣が建ち並びます。

芝生エリアにはシカがいて、シカせんべいを持っているとあっという間に集まってきます。紅葉シーズンの美しさも秀逸で、天気が良い日の散策はとっても気持ち良いですよ。

「東大寺」は「奈良の大仏」で有名なお寺ですね。全長14.7mの日本最大の大仏であり、正式名称は毘盧舎那仏です。

大仏殿の柱に一本だけ、大仏の鼻の穴と同じ大きさの穴が開いていて、くぐり抜けられると無常息災のご利益があると言われています。また「大仏殿」は世界最大の木造建築。「南大門」の「金剛力士像」も見ておきましょう。

平安京からの由緒がある「春日大社」は、朱塗りの中門と金色の釣灯籠が魅力的。奈良らしい厳かな雰囲気です。

「春日大社」の中には「夫婦大国社」があるのですが、大国主命とその妻須勢理姫命を一緒に祀っているのは、日本でも「夫婦大国社」だけ。そのため最強の恋愛パワースポットとして人気なんですよ。

「奈良公園」散策に疲れたら、公園の南方にある「浮見堂」へ行ってみましょう。「鷺池」の畔に建つ六角形の建物で、椅子に座って池を眺められるようになっています。

水辺の清々しい風景とともに、愛らしい鹿や人力車に乗った観光客が行き交う様子などを見ていると、ほっとする古都の魅力が感じられますね。

平城京は約1300年前に奈良に造られた都です。発掘調査が行われて「平城宮跡」を復元、世界遺産に登録されました。

正門である朱塗りの「朱雀門」が印象的な「朱雀門ひろば」は、イベント開催にも使用されていますよ。国の重要な式典などに使われた「大極殿」もあり、多くの歴史的事象と関わってきた重要な場所であることが伺えます。

創建1300年を迎える「興福寺」。平城遷都よりも前からあったと考えると、奈良県の歴史の深さを思い知るスポットです。

見どころとなっているのが、「五重塔」と「阿修羅像」でしょう。「五重塔」の高さは50.1mあり、高い建物が少ない奈良の中ではランドマーク的存在と言えるかもしれません。「阿修羅像」は3面の顔が持つ表情をじっくり拝観してみてください。

「元興寺」の旧境内を中心とした地域は「ならまち」と呼ばれていて、狭い間口に格子戸など、レトロな町家の面影が感じられるエリアです。

おしゃれなカフェや愛らしい小物が並ぶ雑貨店などが集まっていて、散策するのにぴったり！タイムスリップしたかのような雰囲気の中で、ゆったり町歩きしてみませんか。

春のお出かけなら「吉野山」は一見の価値あり！約3万本もの桜が咲き誇る、古来より「千本桜」「一目千本」と呼ばれてきた艶やかな眺めが待っていますよ。

「吉野山」の桜は、1300年も前からご神木として信仰を集め、参拝とお花見が同時に行われていたのだとか。一度見ると忘れられない、歴史絵巻のような光景は、時を越える絶景ですね。

奈良県と三重県の県境にある「曽爾高原」は、ススキが織りなす黄金色の絶景が有名なスポット。

ベストシーズンは10月上旬から11月下旬で、夕日に照らされたススキが見事な風景を見せてくれます。ハイキングで汗をかいたら「お亀の湯」で疲れを癒して、地ビール「曽爾高原ビール」を楽しみましょう。

「曽爾高原」同様、ハイキングにぴったりな「三峰山」。春の白ツツジから冬の樹氷まで、シーズンごとの彩りを見せてくれます。

「不動の滝」の不動明王にお参りすると願いが叶うと言われているので、ぜひ併せて巡ってくださいね。また麓にはキャンプ場やバーベキュー、アスレチックがあるので、子ども連れのファミリーにもおすすめ。