この記事は、編集部で2024年03月08日にチェックし追加更新した最新情報を掲載しています!
李王家の「チャンジャ」は、コストコで手に入る商品の一つです。臭みやえぐみがなく、初心者でも試しやすい味わいとされています。辛さレベルは高めなので、激辛好きな方には特におすすめの商品です。この記事では、コストコマニアである私がコストコの「チャンジャ」を徹底解説します。また、チャンジャの味やアレンジレシピに紹介しますね。※本サイトは広告プログラムにより収益を得ています。
ライター自⾝による撮影
チャンジャは、タラの内臓を唐辛子、にんにく、コチュジャン、ごま油などで漬けこんだ塩辛のような珍味です。韓国では本来「チャンランジョ(タラの塩辛)」と呼ばれており、「チャンジャ」は韓国語で単に「腸」という意味であり、料理の名前ではありません。しかし、日本では「チャンジャ」という名前で親しまれ、韓国料理店や居酒屋のメニューとしても見かけることが増えました。
コストコではかなり前から李王家のチャンジャが取り扱われており、入れ替わりの激しい韓国食品の中でも安定して店舗に並ぶ人気商品となっています。
李王家のチャンジャは300g入りで968円(税込)です。スーパーで売られている塩辛のビンは通常100〜200g程度なので、300g入りのビンは非常に大きく感じられます。チャンジャを扱うスーパーが限られているため、コストコの価格が他店より高いかどうかは判断しづらいですが、お店で食べるよりは格段に安いと感じられることが多いです。
残念ながら、コストコオンラインでの取り扱いはないようですので、店舗で手に入れることが必要になります。
チャンジャの原材料は以下の通りです。
・スケソウダラの胃・腸(米国産)
・水あめ
・食塩
・唐辛子粉
・大根粉末
・にんにく
・砂糖
・マルトデキストリン
・ごま
・白コショウ
・発酵調味料(小麦を含む)
・ソルビトール
・調味料(アミノ酸)
・酸化防止剤(V.C)
・甘味料(カンゾウ、ステビア)
・酸味料
・着色料(コチニール、ラック)
・香料
これらの成分が組み合わさって、チャンジャの特有の味わいが生まれています。
チャンジャのカロリーは100gあたり133kcalです。比較的イカの塩辛よりも高いカロリーとなっています。イカの塩辛は通常100gあたり100kcal強なので、同じ塩辛でもチャンジャの方が少し高いようです。この違いは、チャンジャに使用されているタラの内臓や水あめなどの成分が影響している可能性があります。
食材の組み合わせや調味料の種類がカロリーに影響を与えるため、注意が必要です。
購入したチャンジャの賞味期限が購入日から1か月弱である場合、通常はその期間内に消費することが推奨されます。300gの大容量であれば、1か月近くあれば十分に食べきることができるでしょう。ただし、賞味期限はあくまで商品が最も美味しく安全な状態で食べるための目安であり、期限を過ぎた場合でも商品が即座に危険であるわけではありません。
賞味期限を過ぎても商品が異常な匂いや見た目を示さない限り、感覚や経験に頼りながら判断することもできます。ただし、食品の品質や安全性に不安がある場合は、新しいものを購入するか、食べる前に専門家に相談することをお勧めです。
チャンジャをそのまま冷蔵庫で保存するのは良い方法ですね。賞味期限ギリギリまでビンのまま冷蔵庫で保存しても、味の変化や品質の劣化を感じなかったとのこと、素晴らしいです。
唐辛子がたっぷり入っているため、別の容器に移すと色や匂いが移る可能性があります。また、空気に触れる面が出てしまうことも防ぐため、ビンのまま保存することがおすすめです。ビンからお皿に出す際には、清潔なスプーンを使い、ビンのふたをしっかり閉めることで、安全に保存できるでしょう。良い保存方法を守って、いつでも美味しく楽しめるようにしてください。
チャンジャはソーセージやチーズなどの加工食品エリアに位置しています。具体的には、精肉エリアの正面、冷蔵棚がたくさん並んでいる場所に配置されています。キムチとは異なる場所にあるため、注意が必要ですね。
コストコの商品陳列は頻繁に変わることがありますが、チャンジャはここ数年間ずっと同じ場所に置かれているとのこと。ただし、コストコは時期や倉庫によって売り場が異なることがあるため、見つからない場合は赤いベストを着用したスタッフに尋ねてみると良いでしょう。
ライター自⾝による撮影
李王家のチャンジャは、色が鮮やかで歯ごたえがしっかりしており、小さなカットでも独特のコリコリとした食感を楽しめるようです。その食感は、軟骨やつぶ貝の刺身が好きな方にとっては魅力的なものとなっているようですよ。
塩辛なだけあって味は濃厚ですが、しっかりとした塩気でありながら、しょっぱさを感じさせないバランスの良い味わいとのことです。辛味が特に強く、口に入れた瞬間から感じる辛さと、噛むことでじわりと広がる辛さがダブルで楽しめるそうですね。
キムチやコチュジャンよりも辛く、辛いもの好きには満足できる味わいとなっているようですが、激辛料理が苦手な方にはやや厳しいかもしれません。特筆すべきは、内臓特有の臭みやえぐみがほとんど感じられないこと。そのため、チャンジャ初心者にとっても食べやすいとの印象があるようです。ただどうしても辛さを抑えたいという人は下記のものをトッピングすればOK。
・すりおろしリンゴ
・卵の黄身
・ごま油、ハチミツ
・マヨネーズ
・油で炒める
具体的に紹介します。
リンゴをすりおろしてチャンジャに混ぜると、リンゴの甘みとほどよい酸味が加わり、辛さが和らぐ効果があります。これにハチミツを加えると、さらに甘みがプラスされ、バランスのとれた味わいになりますよ。
リンゴ以外にも、梨などの果実をすりおろして加えることもおすすめです。果物の自然な甘さが辛味を程よく引き立て、より食べやすくなるでしょう。試してみて、自分好みのアレンジを見つけてみてください。