神奈川の穴場おでかけスポット30選！動物園・博物館・情報館など旅行好きな筆者が紹介

こども自然公園は江戸時代灌漑用水地として造られたと伝わる大池を中心とした公園です。そのゆかりから大池公園とも呼ばれ親しまれていますよ。梅や桜の名所としても市民に親しまれていますが、子どもたちに人気があるのは巨大遊具が設置されたとりでの森。

トランポリンやネット遊具などいくつものアスレチックが斜面に連なる姿はまさに要塞のよう。階段やはしごなどを使って上まで到達したらローラー滑り台で一気に下りまた一から挑戦することもできますよ。

昭和57年に設立された横浜市立金沢動物園はコアラやインド象、クロサイなど希少な草食動物が見られることでも知られています。広大な敷地内に約50種1000点の動物が飼育されていますよ。極力柵を使わない展示方法を採用しているため動物たちのリラックスした姿が間近で観察できるのも特徴。

また木の上でゆったり過ごすコアラが見られるほかカンガルーの展示場内を歩いて観察できるコーナーもあります。動物たちの営みが実感できるよう随所に工夫が施されているのもポイント。さらに園内は大陸別に4つの区に分かれているので生息域によって異なる動物たちの姿を見比べながら辿るのも面白いですよ。

川崎湾に面した東扇島東公園は総面積約15万㎡にも及ぶ多目的公園。中心施設は人工海浜やドッグラン、30区間を有するBBQ広場、野球グランドなどを2面備える多目的広場など。

中でもわんわん広場の評判は高く面積も広大で中・大型犬用と小型犬用に分かれており犬用玩具の使用なども可能です。海に面しているため開放感もあり愛犬を思いっきり走り回らせるのには絶好の環境が整っていますよ。

小動物をはじめ美しい羽根が特徴のクジャクを飼育している大鳥舎やリスザルやシマリスを飼育している小鳥舎、水鳥コーナー、カピバラコーナーなどからなる総合公園ふれあい動物園。

特に触れ合いコーナーが人気でヒヨコやチャボ、七面鳥など約7種類もの小動物や鳥類に触ったり餌をあげたりできます。さらに園内には子ども向けの乗り物コーナーもありますよ。

くりはま花の国は敷地面積約58万㎡の広大な自然公園です。約100万本にも及ぶコスモスやポピーの葉庵畑が有名な施設ですがレジャーも満載。冒険ランドにある巨大ゴジラの滑り台や子どもも挑戦できる高さ約3メートル、横幅約5メートルのボルダリング施設が大人気です。

対象は小学生以上で壁面によって角度が異なるためビギナーでも挑戦しやすいですよ。

キリンは明治40年ビール発祥の地、横浜で麒麟麦酒株式会社として設立された酒類製造メーカー。キリン横浜ビアビレッジではビールの原料、仕込み、発酵・貯蔵、ろ過、パッケージなどの製造工程を見ることができる見学ツアーをガイドの説明、映像や展示物で楽しむことができます。

見学ツアーは1日14回行われる定時ツアーのほか、横浜生まれのキリンビールの歴史を辿る歴史ツアーやクイズにチャレンジしながら廻るビールの達人クイズツアーなどのオプションツアーもありますよ。

日清オイリオグループ横浜磯子事業場では食用油について広く知るための工場見学を実施しています。環境にやさしい圧縮天然ガスで走る見学用バスで広大な工場敷地内を巡回して大型船が接岸できる専用バースや、食用油の充填ラインなどさまざまなスポットを見て周ることができますよ。

また展示施設では食用油の歴史や製造工程、豆知識をわかりやすく紹介。日本最大級の製油工場で普段何気なく使っている食用油について楽しく知識を深めることができます。通常10名以上でないと申し込みができない工場見学ですが、毎年7月下旬から8月末日までの期間のみ1名からの個人でも参加することができますよ。

1908年創業の老舗崎陽軒。横浜名物の代表といえば崎陽軒のシウマイが有名です。工場見学では崎陽軒の歴史やシウマイ・月餅類の製造工程を映像で学んだ後、昭和30年代の駅販売風景を再現した復元展示、シウマイの生産工程を見学し、できたてのシウマイと生月餅の試食をすることができますよ。

併設の店舗には瓢箪型の磁器製醤油入れひょうちゃんのキーホルダーや電子レンジで温めるだけで家庭でもおいしいシウマイができる蒸し器など、ここでしか買えないお土産が揃っているのでぜひ覗いてみましょう。