アニーお祝い体験マガジン

【2024年版】京都市の美術館30選!文化美術・現代美術・京版画など旅行好きな筆者が紹介
三条 京都市役所前

【2024年版】京都市の美術館30選!文化美術・現代美術・京版画など旅行好きな筆者が紹介

この記事は、編集部で2024年03月11日にチェックし追加更新した最新情報を掲載しています!

なんだかんだで世の中はもう春ですね。頬をなでる風もだいぶ暖かくなってきました。お出かけにはもってこいのシーズンとも言えますが、新年度だったり部署異動だったりと春はお休みをとりにくい季節でもあります。そこで今回は、京都市の街に詳しい筆者が京都市でおすすめの美術館を紹介していきます。懐かしさや温かさを感じられる美術館で効率や忙しさを忘れてのんびりとマイペースにほっと一息つきましょう。

※本サイトは広告プログラムにより収益を得ています。

espressivo

ライター/espressivo

旅行が好きなフリーライター。美しい夜景や人気の絶景スポットはもちろん、アクティブに過ごせる場所、歴史ある建造物など情報を惜しみなくお届けするとともに、ビギナーでも安心して出かけられるよう分かりやすく解説します。

京都市には魅力的なスポットがたくさん!

image by PIXTA / 101289740

約1100年余りの歴史を持つ政治と歴史の中心地でありながら新しいスポットも次々に誕生し活気あふれ魅力が増している京都。古い度蔵や木造の建物を再生した場所も多く新旧が融合する町並みはひとり歩きも飽きさせません。

きっと心に刻まれる!京都駅周辺エリアの美術館5選

ここからは世界的に有名な芸術家たちの代表的な作品のほか生い立ちや人柄、美術史に与えた影響なども学べるスポットを紹介します。知識を得て名作を鑑賞するときっと新たな発見がありますよ。

#1 新選組も利用した宴会場「角屋もてなしの文化美術館」

blank

image by PIXTA / 17433370

花街として栄えた島原の歴史的意義を教えてくれるのが角屋もてなしの文化美術館。遊郭と混同されがちですが、揚屋とは巨大な調理場をもつ宴会場でこちらは茶室も備えた文化的なサロンです。凝った意匠の各客間と広間、庭と茶室、台所など見どころが満載なのでガイドツアーに参加するのがおすすめ

また日本で唯一残る揚屋建築で幕末には屯所があった場所からそう離れていないこともあって新選組が利用しました。彼らの付けた刀傷が残る柱があるので探してみてはいかがでしょうか。

角屋もてなしの文化美術館

Googleマップで見る

スポット名角屋もてなしの文化美術館
概要優美な建築物。格子が有名。江戸時代には、食事と文化的イベントが行われていたことで有名。
住所〒600-8828 京都府京都市下京区西新屋敷揚屋町32
営業時間要お問い合わせ
電話番号075-351-0024
公式サイト公式サイトにアクセスする

#2 海外からも愛された七宝家の邸宅「並河靖之七宝記念館」

blank

image by PIXTA / 46077959

日本を代表する七宝家であり並河靖之の自宅兼工房を美術館として公開している並河靖之七宝記念館。職工たちが微細な手作業から作り出す繊細で優美な七宝は日本のみならず世界からも認知され求められました

花鳥風月を題材にした美しいデザインを得意としていますがそれもこの自宅を訪れてみれば納得がいきます。また自宅だった建物は表屋造で商家の構え。七代目小川の手掛けた庭はどこから見ても絵になりますよ。

並河靖之七宝記念館 庭園

Googleマップで見る

スポット名並河靖之七宝記念館 庭園
住所〒605-0038 京都府京都市東山区堀池町388
営業時間要お問い合わせ
電話番号075-752-3277
公式サイト公式サイトにアクセスする

#3 家族で楽しめるエキナカ美術館「美術館えきKYOTO」

改札口を出た瞬間に広々とした空間に包まれるコンコースが印象的なJR京都駅。この駅ナカJR京都伊勢丹7階にあるのが美術館えきKYOTO。京都駅の中でも最大の見どころポイント・大階段に隣接しているので、駅の建築美も堪能できる絶景スポットとも言えます。

また美術館では絵本やアニメーション、ファッションなどジャンルを問わず世代を超えて楽しめる企画展が年間10回以上開催されていますよ。京都に到着した直後、あるいは帰路に就く前にちょっと時間を作って訪れてみてはいかがでしょうか。

美術館「えき」KYOTO

Googleマップで見る

スポット名美術館「えき」KYOTO
概要現代の日本絵画と西洋絵画を展示する美術館。写真、アニメ、ファッションも展示。
住所〒600-8555 京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹 7階隣接
営業時間月曜日: 10時00分~19時30分、火曜日: 10時00分~19時30分、水曜日: 10時00分~19時30分、木曜日: 10時00分~19時30分、金曜日: 10時00分~19時30分、土曜日: 10時00分~19時30分、日曜日: 10時00分~19時30分、
電話番号075-352-1111
公式サイト公式サイトにアクセスする

#4 グラフィックデザインの魅力を体感「京都dddギャラリー」

京都dddギャラリーはポスターや書籍、タイポグラフィなどのグラフィックデザインを専門とするギャラリー。文化遺産の高精細映像などデジタルアーカイブを活用した展示を楽しめます

また国内外の優れたグラフィックデザインをさまざまな切り口で紹介する展覧会や、第一線で活躍するデザイナーらが出演するトークイベントなどで紹介されていますよ。ここに来れば過去・現在・未来、世界各地のデザインを知ることができます。

京都dddギャラリー

Googleマップで見る

スポット名京都dddギャラリー
住所〒600-8411 京都府京都市下京区水銀屋町620 COCON KARASUMA 3F
営業時間月曜日: 定休日、火曜日: 11時00分~19時00分、水曜日: 11時00分~19時00分、木曜日: 11時00分~19時00分、金曜日: 11時00分~19時00分、土曜日: 11時00分~18時00分、日曜日: 11時00分~18時00分、
電話番号075-585-5370
公式サイト公式サイトにアクセスする

#5 朝鮮王朝の繁栄を偲ぶ「高麗美術館」

高麗美術館では故郷に憧れながら日本の土となった朝鮮人が40年かけて収集した朝鮮半島の美術コレクション1700点を随時公開。2階建ての館内では古代から近代までの朝鮮半島の華やかな美術品、装飾品、絵画などがずらりと並びます。丁寧な解説で日本の民藝に通じる豊かな生活文化を知ることができますよ。

一番のおすすめは朝鮮の白磁器ですがそれ以外にも高麗の青磁器、机やタンスなど生活工芸品を与えた書画は色かたちともにかわいらしく自宅に飾りたくなります。

スポット名高麗美術館
住所〒603-8108 京都府京都市北区紫竹上ノ岸町15
営業時間要お問い合わせ
電話番号075-491-1192
公式サイト公式サイトにアクセスする

知れば知るほど面白い!祇園・東山エリアの美術館5選

豊かな色彩と華麗な筆使いで躍動感あふれる作品が多い現代美術。多彩な色調と対象の美しさを的確に捉えた人物描写は京都の人々からも人気を集めていますよ。

#6 始まりは1枚の日本画「何必館・京都現代美術館」

blank

image by PIXTA / 90303370

京都現代美術館は京都の観光スポットの1つ八坂神社に近い四条に建つビルにある美術館。観光客で賑わう通りから一歩館内に入ると打って変わって静寂な空間に包まれます。コレクションのはじまりは日本画・村上華岳の1枚の絵でこの作品は今も5階の茶室に大切に飾られていますよ。

館長独自のセンスで選ばれた作品は思慮深く落ち着いていて懐が深い。さらに地下には魯山人の常設展示室があり地上階で年5~6回の企画展を展開していますよ。

何必館 京都現代美術館

Googleマップで見る

スポット名何必館 京都現代美術館
概要現代の写真、絵画、彫刻を展示する、おしゃれでくつろげるアート ミュージアム。
住所〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側271
営業時間月曜日: 定休日、火曜日: 10時00分~18時00分、水曜日: 10時00分~18時00分、木曜日: 10時00分~18時00分、金曜日: 10時00分~18時00分、土曜日: 10時00分~18時00分、日曜日: 10時00分~18時00分、
電話番号075-525-1311
公式サイト公式サイトにアクセスする

#7 人間国宝の陶磁器染付に親しむ「近藤悠三記念館」

清水寺へと続く茶碗坂はいつも多くの観光客で賑わっており、陶芸ショップやお土産店が立ちならんでいます。この坂道途中にあるのが近藤悠三記念館。陶磁器染付の分野で人間国宝の認定を受けた陶芸家・近藤氏の初期から晩年の作品に出会える場所です。

展示の目玉は実際に目の前にするとそのダイナミックさと優美さに驚かされるでしょう。さらに奥には近藤が作業したロクロが残されており、染付に使用したいろいろな太さの筆や道具も大切に展示されています。

近藤悠三記念館

Googleマップで見る

スポット名近藤悠三記念館
住所〒605-0862 京都府京都市東山区清水1丁目 清水 1 287 茶碗坂
営業時間月曜日: 11時00分~17時30分、火曜日: 11時00分~17時30分、水曜日: 定休日、木曜日: 11時00分~17時30分、金曜日: 11時00分~17時30分、土曜日: 11時00分~17時30分、日曜日: 11時00分~17時30分、
電話番号075-561-2917
公式サイト公式サイトにアクセスする

#8 超絶技巧を施した明治の工芸品が集結「清水三年坂美術館」

blank

image by PIXTA / 107363063

清水坂の入り口、三年坂にある清水三年坂美術館は近年、超絶技巧というキーワードで注目を集める金工や七宝、漆工、刺繍などの工芸品を収集・展示している美術館。展示作品の中で特に注目したいのは自在と呼ばれる自由自在に動かせる金属製の置物や名工・安藤氏による彩色を施した牙彫など現在では再現不可能と呼ばれる繊細な工芸品です。

細部をじっくり観察できるよう単眼鏡をレンタルできるのがポイント。ショップではオリジナルの蒔絵シールのほかトルコや中央アジアの可愛い陶器やアクセサリーも揃いますよ。

清水三年坂美術館

Googleマップで見る

スポット名清水三年坂美術館
住所〒605-0862 京都府京都市東山区清水3丁目337−1
営業時間月曜日: 定休日、火曜日: 定休日、水曜日: 10時00分~17時00分、木曜日: 10時00分~17時00分、金曜日: 10時00分~17時00分、土曜日: 10時00分~17時00分、日曜日: 10時00分~17時00分、
電話番号075-532-4270
公式サイト公式サイトにアクセスする
1 2 3 4