この記事は、編集部で2024年03月04日にチェックし追加更新した最新情報を掲載しています!
京都の夏の風物詩である鴨川納涼床。始まりは江戸時代といわれ当時は中州や浅瀬に床机を設け河原の涼みと呼ばれていたそう。京都の人は昼間の強い陽射しを避けて夕方から出かけるといいます。先人から受け継がれる京都ならではの風流な夕涼みは旅の疲れを癒してくれますよ。そこで今回は、京都の街に詳しい筆者が京都でおすすめのドライブおでかけスポットを紹介します。※本サイトは広告プログラムにより収益を得ています。
ライター/espressivo
旅行が好きなフリーライター。美しい夜景や人気の絶景スポットはもちろん、アクティブに過ごせる場所、歴史ある建造物など情報を惜しみなくお届けするとともに、ビギナーでも安心して出かけられるよう分かりやすく解説します。
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桜と紅葉の時期、散り始めや季節の移り変わりを感じる名残を愛でる楽しみが京都にはあります。季節や時間を少しずらすだけで京都は静かに時を紡ぐ本来の素の構えで出迎えてくれますよ。
昔から江戸は走り京都は名残を大切にすると言われています。そんな文化の違いも感じてみてはいかがでしょうか。
紅葉期間のライトアップでは舞台や諸堂が夜の闇に浮かび上がる姿がとても幻想的。市街からも見える一筋の光は観音様の慈悲深い心を表現しているかのようですよ。
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境内の嵐山借景回遊式庭園は紅葉の名所として知られる名園です。登竜門を表現する龍門瀑やパワーストーンとして知られる碧岩、先を争って苦海を渡り釈迦如来のもとに説法を拝聴しに行く獣を表現した三尊石・苦海・獣石など見どころが多数。
秋の特別拝観では700基を使用するライトアップも実施され、巨岩と紅葉を美しく照らす絶景が楽しめます。本堂襖絵の特別公開もされ紅葉と共に芸術鑑賞も楽しめますよ。
スポット名 | 宝厳院 |
概要 | 落ち着いた雰囲気に包まれた風情ある仏教寺院。四季折々の風景が楽しめる美しい庭園と仏像で有名。 |
住所 | 〒616-8385 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町36 |
営業時間 | 月曜日: 9時00分~17時00分、火曜日: 9時00分~17時00分、水曜日: 9時00分~17時00分、木曜日: 9時00分~17時00分、金曜日: 9時00分~17時00分、土曜日: 9時00分~17時00分、日曜日: 9時00分~17時00分、 |
電話番号 | 075-861-0091 |
公式サイト | 公式サイトにアクセスする |
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徳川家康が1603年に造営した元離宮二条城は幕末には15代将軍が大政奉還の石を表明した場所としても有名。城内には趣の異なる3つの庭園があり紅葉と庭園の融合を楽しめます。
また園内には桜や楓、イチョウ、ドウダンツツジなどが植えられ色とりどりの紅葉が見られますよ。芝生を敷き詰めた洋風庭園と池泉回遊式庭園から成る清流庭園内を歩きながら鮮やかな紅葉を観賞しましょう。
スポット名 | 元離宮二条城 |
概要 | 広大な庭園がある檜造りの城。1603 年に徳川家康が築城。 |
住所 | 〒604-8301 京都府京都市中京区二条城町541 |
営業時間 | 月曜日: 8時45分~17時00分、火曜日: 8時45分~17時00分、水曜日: 8時45分~17時00分、木曜日: 8時45分~17時00分、金曜日: 8時45分~17時00分、土曜日: 8時45分~17時00分、日曜日: 8時45分~17時00分、 |
電話番号 | 075-841-0096 |
公式サイト | 公式サイトにアクセスする |
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南禅寺天授庵は南禅寺の塔頭寺院の1つで1339年に光厳天皇の勅許を受け建立されました。白砂の上に浮かぶ枯山水庭園と南北朝時代に伝わったとされる池泉回遊式庭園にはさまざまな種類の落葉樹が。
昼間は建物の外からライトアップされる夜間は建物の中から紅葉を眺め昼夜で異なる表情を楽しめると人気です。ライトアップ期間中は本堂の中から庭園に広がる紅葉が楽しめますしライトの光によって幻想的な雰囲気になりますよ。
スポット名 | 天授庵 |
概要 | 鯉がいる池や美しい庭園がある仏教寺院。秋の紅葉の時期が最もにぎわう。 |
住所 | 〒606-8435 京都府京都市左京区南禅寺福地町86−8 |
営業時間 | 月曜日: 9時00分~16時30分、火曜日: 9時00分~16時30分、水曜日: 9時00分~16時30分、木曜日: 9時00分~16時30分、金曜日: 9時00分~16時30分、土曜日: 9時00分~16時30分、日曜日: 9時00分~16時30分、 |
電話番号 | 075-771-0744 |
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京都では秋はもみじの永観堂と言われ境内一帯が深紅に染まる紅葉の名所として知られています。中でも水面にカエデやイチョウが映り込む放生池や昼間のみ登れる多宝塔からの景観は欠かさずにチェックしておきましょう。
また夜間はライトアップも実施され昼とは違った景観が楽しめると毎年多くの人で賑わいます。ライトアップ期間中には寺宝展も開催されるので紅葉と共に歴史に触れることもできますよ。
スポット名 | 禅林寺 (永観堂) |
概要 | 古代の美術品を収蔵する有名な仏教寺院。肩越しに振り返る「みかえり阿弥陀」などが有名。 |
住所 | 〒606-8445 京都府京都市左京区永観堂町48 |
営業時間 | 月曜日: 9時00分~16時00分、火曜日: 9時00分~16時00分、水曜日: 9時00分~16時00分、木曜日: 9時00分~16時00分、金曜日: 9時00分~16時00分、土曜日: 9時00分~16時00分、日曜日: 9時00分~16時00分、 |
電話番号 | 075-761-0007 |
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南無阿弥陀仏と唱えればみな平等に救われるという法然上人の教えを伝えるお念仏のふるさと。落慶を迎える彫刻堂をはじめ唐門や大鐘楼などの国宝や文化財が点在するほか、友禅染の始祖生誕300年を記念して1954年に改修造園された友禅苑など境内には紅葉と共に楽しめるスポットが満載。
日本最大級の木造二重門であえる三門や友禅苑などがライトアップされているのでがらりと雰囲気を変える昼と夜の境内を見比べながら見て廻りましょう。
スポット名 | 知恩院 |
概要 | 17 世紀に建てられた浄土宗の仏教寺院。庭園があり、行事や法要も行われる。 |
住所 | 〒605-8686 京都府京都市東山区林下町400 |
営業時間 | 月曜日: 9時00分~16時00分、火曜日: 9時00分~16時00分、水曜日: 9時00分~16時00分、木曜日: 9時00分~16時00分、金曜日: 9時00分~16時00分、土曜日: 9時00分~16時00分、日曜日: 9時00分~16時00分、 |
電話番号 | 075-531-2111 |
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京都には歴史上、芸術上、類なり価値を持つ貴重な作品を収蔵している美術館や博物館がたくさんありますよ。ここからは歴史や文化を今に伝えるおすすめのミュージアムを紹介します。
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立命館大学は20世紀初頭、軍国主義的教育に関与した反省から戦後は平和と民主主義を教学理念としてきました。国際平和ミュージアムはその理念を象徴するものとして1992年に開館。大学に開設された総合的平和博物館は日本初の試みです。
一角には兵器や軍服なども展示されていますが、ここは決して戦争を賛美する戦争博物館や軍事博物館ではありません。それとは正反対に戦争を批判し平和を築くための平和博物館です。
スポット名 | 立命館大学国際平和ミュージアム |
住所 | 〒603-8355 京都府京都市北区等持院北町56−1 |
営業時間 | 月曜日: 9時30分~16時30分、火曜日: 9時30分~16時30分、水曜日: 9時30分~16時30分、木曜日: 9時30分~16時30分、金曜日: 9時30分~16時30分、土曜日: 9時30分~16時30分、日曜日: 定休日、 |
電話番号 | 075-465-8151 |
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1991年寄贈資料や大学の教授らだ収集した資料と学芸員課程を学ぶ学生たちの実習の場として前身の国際文化資料室が開館しました。その後現在の姿にリニューアル。
メキシコの美術を学んだ芸術家忍氏と初代館長とのご縁があり氏が亡くなってから寄贈された品々を常設展で公開しています。海外だけでなく京都の文化を伝える京の匠展を毎年行っていますよ。
スポット名 | 京都外国語大学 国際文化資料館 |
住所 | 〒615-0073 京都府京都市右京区山ノ内荒木町 |
営業時間 | 月曜日: 10時00分~16時00分、火曜日: 10時00分~16時00分、水曜日: 10時00分~16時00分、木曜日: 10時00分~16時00分、金曜日: 10時00分~16時00分、土曜日: 定休日、日曜日: 定休日、 |
電話番号 | 075-864-8741 |
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日本の鬼の交流博物館は大江山の麓に建っています。大江山の連峰をバックにそびえる大きな鬼瓦が特徴。この山の名前を聞いただけでなぜこの博物館がこの地にあるのかピンとくる人もいるでしょう。
実はここは大江山の鬼伝説の故郷。日本の鬼のコーナーでは自分の地元にも伝わる鬼にも出会えるかもしれませんよ。
スポット名 | 日本の鬼の交流博物館 |
概要 | 館内には大江山の鬼伝説をはじめ、全国各地の鬼に関する伝統芸能や鬼面を展示している。研修室や駐車場も完備。 |
住所 | 〒620-0321 京都府福知山市大江町仏性寺909 |
営業時間 | 月曜日: 定休日、火曜日: 9時00分~17時00分、水曜日: 9時00分~17時00分、木曜日: 9時00分~17時00分、金曜日: 9時00分~17時00分、土曜日: 9時00分~17時00分、日曜日: 9時00分~17時00分、 |
電話番号 | 0773-56-1996 |
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収蔵品はいくつかの種類に分けられます。メインは江戸中期から昭和初めまでの掛袱紗やふろしき。企画展示では日本の伝統紋様のいわれを解説することも多く見た目もとても美しい。他にも記念ふろしきと呼ばれるイベントに関連して作られたふろしきがあり、東京五輪のものや阪神タイガース優勝のものなどその時代の様子が反映されていて興味深い。
日本だけでなく世界のふろしきもあり、地域ごとの柄や使い方、世界の包むや掛ける文化を学ぶことができますよ。
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龍馬が土佐藩の本山只一郎に宛てた手紙も残っている幕末維新ミュージアム霊山歴史館。こちらには龍馬と同じくらい人気の新選組の資料や新選組隊士が袖に付けて隊士である証とした袖章も展示してあります。
身分の証明や同士討ちをさけるために使われたとされる型抜きで染められた誠の一字はやはりかっこいい。さまざまな資料を見て廻った後は体験コーナーで新選組の木刀や本物の鉄砲や大砲の弾に触れることができますよ。
スポット名 | 霊山歴史館 |
概要 | 江戸時代から明治維新にかけて学べる体験型歴史館。ギフトショップを併設。 |
住所 | 〒605-0861 京都府京都市東山区清閑寺霊山町1 |
営業時間 | 月曜日: 定休日、火曜日: 10時00分~17時30分、水曜日: 10時00分~17時30分、木曜日: 10時00分~17時30分、金曜日: 10時00分~17時30分、土曜日: 10時00分~17時30分、日曜日: 10時00分~17時30分、 |
電話番号 | 075-531-3773 |
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