この記事は、編集部で2024年03月04日にチェックし追加更新した最新情報を掲載しています!
老舗が数多く残る京都で今注目したいのは新たな息吹をまとって登場した日用品やお菓子。また伝統技法で作られつつも軽やかでかわいらしい小物たちは京都の文化を普段の生活をつないでくれる素敵な存在。連れて帰りたくなる魅力にあふれたmade in京都が揃うお店やさまざまなスタイルの新展開からも目が離せません。そこで今回は、京都市の街に詳しい筆者が京都市でおすすめのショッピングスポットを紹介します。※本サイトは広告プログラムにより収益を得ています。
ライター/espressivo
旅行が好きなフリーライター。美しい夜景や人気の絶景スポットはもちろん、アクティブに過ごせる場所、歴史ある建造物など情報を惜しみなくお届けするとともに、ビギナーでも安心して出かけられるよう分かりやすく解説します。
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格式ある老舗が立ち並ぶ伝統薫る京の街並み。歴史を大切に守り伝えるだけではなく進化させ続けていることもまた大きな魅力の1つになっています。そんな老舗が手掛ける新展開の店やアイテムも京文化に新たな風を吹き込んでいますよ。
お寺や神社の御近所で代々作られ参拝する人の心をほっこり温めるお菓子。ここからはその由来やエピソードを紐解きながらおすすめの門前おやつを紹介します。
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夜な夜な飴を買いに訪れる幽霊の後をつけてみると墓地でそこには赤ん坊が。お店がある場所はあの世とこの世の堺と言われる六道の辻。この話の赤ん坊はその後立派な僧になったという逸話もあり飴が結んだご縁の深さを表すよう。
創業450年を超える老舗らしいエピソードを秘めた飴は麦芽・水飴・砂糖を使って今も店奥で手作りされ、口に広がるまろやかな甘みが母子のきずなを優しく伝えてくれますよ。
スポット名 | みなとや幽霊子育飴本舗 |
住所 | 〒605-0063 京都府京都市東山区轆轤町 東入ル西 |
営業時間 | 月曜日: 10時00分~16時00分、火曜日: 10時00分~16時00分、水曜日: 10時00分~16時00分、木曜日: 10時00分~16時00分、金曜日: 10時00分~16時00分、土曜日: 10時00分~16時00分、日曜日: 10時00分~16時00分、 |
電話番号 | 075-561-0321 |
公式サイト | 公式サイトにアクセスする |
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京都・山科に本願寺が建立された1483年頃から供物などの調進所として続いてきた亀屋陸奥。こちらの松風は織田信長と石山本願寺の間で続いた合戦で亀屋陸奥の三代目が兵糧として考案したものを基にしたお菓子。
小麦粉と砂糖、麦芽糖、そして白みそを合わせ自然発酵させてから焼き上げた生地は薄いパンのように素朴な姿ながらほんのり漂う酸味の中に豊かなうま味が広がりジワジワと力が湧きますよ。激動の時代に生まれたまさに堅忍不抜の味わいを嚙みしめてみてはいかがでしょうか。
スポット名 | 亀屋陸奥 |
住所 | 〒600-8227 京都府京都市下京区西中筋通七条上る菱屋町153番地 |
営業時間 | 月曜日: 8時30分~17時00分、火曜日: 8時30分~17時00分、水曜日: 定休日、木曜日: 8時30分~17時00分、金曜日: 8時30分~17時00分、土曜日: 8時30分~17時00分、日曜日: 8時30分~17時00分、 |
電話番号 | 075-371-1447 |
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上新粉で作るこしのある団子をあぶりほんのり焦げ目をつけてから黒砂糖や醤油で作る切れの良い甘さのタレをたっぷり。5個のだんごのうち先頭の1個だけを離して竹串にさすユニークな形はかつて下鴨神社境内のお手洗い池で後醍醐天皇が水をすくおうとした時に1つの泡が浮かび、続けて4つの泡が浮いたという伝説に基づくもの。
ポコポコと湧くあぶくのフォルムと神聖な池の名前を受け継いだかわいいお団子は出来立てのアツアツをいただきましょう。
スポット名 | 加茂みたらし茶屋 |
住所 | 〒606-0816 京都府京都市左京区下鴨松ノ木町53 |
営業時間 | 月曜日: 9時30分~17時30分、火曜日: 9時30分~17時30分、水曜日: 定休日、木曜日: 9時30分~17時30分、金曜日: 9時30分~17時30分、土曜日: 9時30分~18時00分、日曜日: 9時30分~18時00分、 |
電話番号 | 075-791-1652 |
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八幡神の使いとして全国の八幡宮で古くから親しまれている鳩。縁深い京都・上高野に創建し病気平癒や子どもの守り神としても知られる三宅八幡宮も建造物から御守りまで鳩尽くし。こちらの狛犬ならぬ狛鳩をモチーフにして境内の茶屋でもおなじみの鳩餅を手掛けているのが修学院の菓子舗双鳩堂です。
米粉を蒸して作るほんのり甘く伸びやかなこし餡を鳩型に。生地は伸びが良く口どけ抜群で白やニッキ、抹茶の3種の味を用意していますよ。
スポット名 | 双鳩堂 |
住所 | 〒606-8004 京都府京都市左京区山端川端町 |
営業時間 | 月曜日: 9時00分~18時00分、火曜日: 9時00分~18時00分、水曜日: 定休日、木曜日: 9時00分~18時00分、金曜日: 9時00分~18時00分、土曜日: 9時00分~18時00分、日曜日: 9時00分~18時00分、 |
電話番号 | 075-781-5262 |
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滋賀県産の羽二重糯を二度蒸しして作るなめらかな餅でこし餡をくるり。かつて北野天満宮境内で開かれた北野大茶湯に出品した餅を主催者である豊臣秀吉が気に入り、主の名を取って長五郎と命名したのが始まりと伝わる餅菓子。
二十二代目となる今、水無月や栗餅など昔ながらの味はもちろん生とろ珈琲餅などの新顔も人気ですが、秀吉の御眼鏡にかなった上品な味わいをまずはぜひお試しください。
スポット名 | 長五郎餅 本舗 |
住所 | 〒602-8336 京都府京都市上京区一条通七本松西入滝ケ鼻町430 長五郎餅本舗 一条七本松西入 |
営業時間 | 月曜日: 9時00分~17時00分、火曜日: 9時00分~17時00分、水曜日: 定休日、木曜日: 定休日、金曜日: 9時00分~17時00分、土曜日: 9時00分~17時00分、日曜日: 9時00分~17時00分、 |
電話番号 | 075-461-1074 |
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京都では路地の奥にもわざわざ訪れたくなる魅力的な場所が増え続けています。定番スポットはあえて外して古いものと新しいものが共存し進化を続ける本当の京都らしいものを探してみましょう。
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プティ・タ・プティは築150年の町家を改装したオリジナルのテキスタイルグッズを扱う雑貨店。パリの屋根裏をイメージした店内では京都の風景をモチーフにしたテキスタイルでデザインされたノートやバッグ、ハンカチなどを取り扱っています。
なかには二條の名喫茶チロルや大阪の中之島図書館をモチーフにしたユニークなアイテムも。京の山々と賀茂川をイメージした山並みや嵯峨野の竹林をモチーフにした竹など物語が込められたデザインは京都土産にもぴったりですよ。
スポット名 | プティ・タ・プティ |
住所 | 〒604-0992 京都府京都市中京区藤木町32 |
営業時間 | 月曜日: 10時30分~12時00分, 13時00分~18時00分、火曜日: 10時30分~12時00分, 13時00分~17時00分、水曜日: 10時30分~12時00分, 13時00分~18時00分、木曜日: 10時30分~12時00分, 13時00分~17時00分、金曜日: 10時30分~12時00分, 13時00分~18時00分、土曜日: 10時30分~18時00分、日曜日: 10時30分~18時00分、 |
電話番号 | 075-746-5921 |
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nanaco plusは京都の風情ある路地裏で本物の手作り飴を樹脂でコーティングした飴アクセサリーを販売するユニークなお店です。和菓子をモチーフにした独特のデザインは京都の新しい定番土産として海外からの観光客にも大好評。
四季折々の花鳥風月をかたどって和三盆・千錦玉がカラフルなチャームになって日本画受け継いできた繊細な美しさが手元で楽しめます。単体でも販売されているので好きなモチーフを組み合わせたりと楽しみ方も自由。形が1つひとつ微妙に違うのも本物の飴ならではと言えるでしょう。
スポット名 | nanaco plus+ 京都本店 |
住所 | 〒604-8042 京都府京都市中京区中之町577−22 |
営業時間 | 月曜日: 11時00分~18時30分、火曜日: 11時00分~18時30分、水曜日: 11時00分~18時30分、木曜日: 11時00分~18時30分、金曜日: 11時00分~18時30分、土曜日: 11時00分~18時30分、日曜日: 11時00分~18時30分、 |
電話番号 | 075-708-6005 |
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NORRKYOTOはイギリス、ドイツ、北欧諸国のビンテージや作家物を扱う輸入雑貨と本のお店です。作家から直接仕入れているものも多くここでしか手に入らない貴重なアイテムが並んでいますよ。国も年代もあえた混ぜて配置されたバラエティ豊かな品ぞろえは価値に捉われず気に入ったものを自由に手に取ってほしいという店主の想いから。
また雑貨と合わせてそれぞれの土地の空気や歴史も感じて欲しいと文学作品を中心に揃えた本のラインナップも魅力の1つですよ。
スポット名 | Norr Kyoto |
住所 | 〒606-0833 京都府京都市左京区下鴨前萩町6−4 |
営業時間 | 月曜日: 定休日、火曜日: 定休日、水曜日: 定休日、木曜日: 13時00分~19時00分、金曜日: 13時00分~19時00分、土曜日: 13時00分~19時00分、日曜日: 定休日、 |
電話番号 | 075-708-5309 |
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骨董街として名高い新門前通にある創業200年あまりの染司よしおかは天然素材を使った植物染めを専門としています。色の濃淡は染液に浸す回数や染液の濃度で調整し何度も重ねだしていくそう。
色を定着させる媒染財によって風合いが変わる繊細なもので時間をかけて丁寧に仕上げていきます。透明感ある美しい色合いの絹や麻のストールは一生の宝物になりますよ。
スポット名 | 染司よしおか |
住所 | 〒605-0088 京都府京都市東山区西之町206−1 |
営業時間 | 月曜日: 10時00分~18時00分、火曜日: 10時00分~18時00分、水曜日: 定休日、木曜日: 10時00分~18時00分、金曜日: 10時00分~18時00分、土曜日: 10時00分~18時00分、日曜日: 10時00分~18時00分、 |
電話番号 | 075-525-2580 |
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セカンドハウスはその名の通り第2の家のような感覚でくつろげる家族連れに人気のあるお店です。ケーキの種類が多いのでスイーツ好きの方から熱い支持を受けていますよ。甘いスイーツがよりどりみどりなので迷うこと必至。
ショッピング途中の食事やおしゃべりの場としても最適。午前中のまだ混みあわない時間に静かにゆったり優雅な京都時間を過ごしませんか。
スポット名 | SECOND HOUSE セカンドハウス 出町店 |
住所 | 〒602-0841 京都府京都市上京区梶井町 東側 448−13 清和ビル 1F 下ル |
営業時間 | 月曜日: 11時00分~22時00分、火曜日: 11時00分~22時00分、水曜日: 11時00分~22時00分、木曜日: 11時00分~22時00分、金曜日: 11時00分~22時00分、土曜日: 11時00分~22時00分、日曜日: 11時00分~22時00分、 |
電話番号 | 075-241-4051 |
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