【2024年版】三重の日帰りスポット30選！レジャー・絶景・ハイキングなど旅行好きな筆者が紹介

三重県の山奥に突如として現れる自由の女神像やミロのヴィーナスたち。誰しも一度は耳にしたことのある有名作品の大型レプリカに囲まれている建物がルーブル彫刻美術館です。ここはフランスのルーブル美術館の姉妹館として誕生。

初代館長がミロのヴィーナスの荘厳さに感動しこの美しさを日本にも伝えたいと奮起。長年の交渉の末ルーブル美術館史上初めて館内の展示彫刻から直接型をとり門外不出であった作品の完全復刻が実現しました。ゆったりとした空間で作品と対話する時間をお楽しみください。

式年遷宮記念せんぐう館では伊勢神宮で20年に一度行われる式年遷宮の技術やお祭りの精神を紹介しています。遷宮で新造される御正殿の原寸大模型を間近で見られるほか職人の技術がわかる展示を行っていますよ。

5月下旬頃には池に群生している2000株もの花菖蒲が咲き誇りますし、外宮御正殿の原寸大模型は見上げるほど大きな造りで荘厳な古代建築をじっくり見ることができます。

パラミタミュージアムは鈴鹿山脈のふもとに佇む町で唯一の美術館。世界的な版画家でありながら小説家や映画監督など幅広いジャンルで活躍した池田氏の般若心経シリーズをメイン常設とし萬古焼をはじめ陶芸や工芸草品などが展示されています。館内を巡った後は陶芸家・内田氏の壺が並ぶ敷地内の小路を進み、山野草で彩られたガーデンへ。

樹齢200年のケヤキを中心にアート作品が点在したガーデンで緑に癒されながら散策を楽しむのも一興ですよ。自然とアートの調和を五感で感じつつのんびり流れる心地よい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

今にも動き出しそうな躍動感あふれる表情やグロテスクで恐ろし気な精霊、加田らの部位が大胆にデフォルメされた半具像作品。そんな生の悦びをダイナミックに表現したマコンデ彫刻を専門に扱う日本唯一の美術館が三重県にあります。

展示されている2000点超のマコンデ彫刻は作家ごとに作風やテーマが異なり大きさや形状も多種多様。大地と自然、先祖と精霊たちと深い結びつきのある彫刻芸術の世界に浸りアフリカの息吹を肌で感じてみましょう。

海の博物館は海と人間の関わりについてさまざまな視点から展示を行っている博物館。漁師や海女、船乗りなどの歴史と現存をジオラマや木造船、漁村で使われていた実物資料を通して知ることができます。

資料の所蔵点数は約6万点にも及び、そのうち6879点は国指定重要文化財としても登録された貴重な展示物。船の棟では全国から集められたおよそ80隻もの船の展示が見られますよ。

沖合から眺めると横長に見えることから名付けられたといわれる標高203メートルの横山。横山展望台は伊勢志摩国立公園内にあり60余りの小島と幾重にも折り重なるように半島が突き出た英慮湾を眺め下ろす展望台が複数あり、これらをハシゴする三重県屈指の展望スポットです。

横山天空カフェテラスは木製ロープを伝うアプローチもすばらしく目の前に絶景が広がるウッドデッキのテラスはまるで空に浮かんでいるかのよう。横山園地には創造の森や菖蒲園などを繋ぐ遊歩道が整備されているので体力と時間に合わせて自然と眺望を満喫しながら自由に周遊しましょう。

鈴鹿山脈の中央にそびえる標高1212メートルの秀峰御在所岳。200名山の1つでゴツゴツとした岩稜が印象的で山容の変化に富み東海のハイキングのメッカ鈴鹿山脈の中でもとりわけ人気が高い山です。登山道は複数ありますがここでは一番人気ルートである中登山道で頂を目指しましょう。

中登山道は眺めの良い稜線を歩くルートで途中には巨岩が絶妙に重なって支え合うおばれ岩や、2本の岩柱上に岩がのった地蔵岩といった奇岩、キレットと呼ばれる切り立った岩場、スリリングな鎖場などが現れ工程や景観のバラエティに富んでいますよ。

室生赤目青山国定公園の中心に流れる滝川の上流、およそ3.3キロにわたって多くの瀑布が連続する赤芽四十八滝。日本の滝百選・平成の名水百選・森林浴の森百選・遊歩百選に選ばれ桜や新緑、紅葉と四季折々の景観も美しいことで有名。

また渓流沿いには遊歩道が整備され気軽に滝巡りが楽しめると人気を集めています。サンショウウオセンターから最後の岩窟滝までは片道約3.3キロ往復約3時間の行程。目で確認できるだけで滝つぼを含めて23瀑を数えますがなかでも赤目五瀑と呼ばれる5つの滝が見どころとなっていますよ。