この記事は、編集部で2024年02月16日にチェックし追加更新した最新情報を掲載しています!
スタバの水出しコーヒーを知っていますか?水出しコーヒーとはコーヒーの粉に冷水を1滴ずつ落として時間をかけて抽出されたコーヒーのことで手間をかけて作られています。そんな水出しコーヒーは実はスターバックスでも用意されています。この記事では、現役スタバ店員がスタバの水出しコーヒー「コールドブリューコーヒー」について徹底解説します。※本サイトは広告プログラムにより収益を得ています。
コールドブリューコーヒーは、通常のお湯で抽出するのではなく、水で抽出されるため、独特の風味を持つコーヒーの一種です。抽出時間は14時間かけて行われ、この方法により通常の抽出方法とは異なる風味が生まれ、苦味が抑えられ、滑らかでまろやかな味わいが特徴になります。
使われているコーヒー豆も特別にブレンドやローストされており、香り高い風味と豊かな味わい、なめらかな口当たりが楽しむことが可能です。
値段はスターバックスの飲み物の中では安価で、サイズ別に表すと以下の通りです。
ショート : 430円
トール : 470円
グランデ : 515円
ベンティ : 559円
また、カロリーについては砂糖やシロップが入っていないストレートの状態だと非常にローカロリーです。
ショート : 9kcal
トール : 10kcal
グランデ : 14kcal
ベンティ : 15lcal
なお、砂糖やシロップはコンディメントバーというストローなどが置かれているエリアにあるので、自由に取ることが可能です。
最初に飲んだ時、予想以上の美味しさに驚きました。スターバックスのコーヒーは通常、強めのローストが特徴です。しかしこのコールドブリューコーヒーは適度なローストで、苦味が少なく、クリアでまろやかな味わいでした。アフリカ産のコーヒー豆から得られるシトラスの風味と、ラテンアメリカ産のコーヒー豆から得られるチョコレートのような風味がバランスよくブレンドされています。
水出しコーヒーにありがちな「薄く、水っぽい感じの水出しコーヒー」ではなく、しっかりとした香りと風味を感じられ、なおかつ飲みやすい仕上がりになっているのが特徴です。非常に完成度の高い水出しコーヒーだと感じました。また、暑い夏にぴったりの爽やかな味わいで、低カロリーなのも魅力の1つです。
店舗によってはコールドブリューコーヒー扱っていません。扱っていない理由は店舗それぞれですが、大半の場合売れないからです。オフィス街のスターバックスの店舗ではコーヒーがよく注文されるためコールドブリューコーヒーも取り扱っていますが、学生が多く来店する店舗ではコーヒーの注文が少ないためコールドブリューコーヒーを扱っていません。
取り扱いの有無に関しては直接店舗に問い合わせるしかないので、電話等で訪れたい店舗に事前に確認しておきましょう。
週明けはコールドブリューコーヒーが売り切れていることが多いです。なぜなら、日曜日に賞味期限が切れて破棄することが多いため。加えて、コールドブリューコーヒーを仕込むための原材料が日曜日でなくなることが多いため、準備することができず売り切れになっています。
お原材料を多く発注すれば済む話ですが、スターバックスの豆は仕入れ価格が高い上に賞味期限が短いので、難しいことろです。
コールドブリューコーヒーは抽出方法が独特なため、店舗によって多少の味のばらつきが生まれてしまいます。チェーン店としては味のばらつきは絶対に避けたいところですが、抽出時間が少し前後するだけでコーヒーのコクは大きく変わるため、味を均一にするのは非常に難しいです。
もし、初めてコールドブリューコーヒーを飲むという方はスターバックスリザーブというコーヒーのスペシャリストが集まったお店で飲んでみるのが良いですよ。スターバックスリザーブは全国で64店舗あるので、公式ホームページで近くの店舗を調べてみてください。