【2024年版】名古屋の穴場おでかけスポット30選！レジャー・ミュージアム・リフレッシュなど旅行好きな筆者が紹介

トヨタ博物館はトヨタ自動車創立50周年記念事業の一環として1989年に設立された自動車博物館。19世紀から20世紀にかけて製造された歴史に名を残す名車を実車で展示しています。見るだけで心躍るクラシックカーの数々から水素エンジン電池車まで多彩な車両に心がくすぐられますよ。

さらにポスターや自動車玩具といった約4000点の文化資料から歴史を紐解きより自動車への造詣を深められるでしょう。

近・現代美術をはじめ国内外の絵本やグラフィック・デザインなどを中心に展示している刈谷市美術館。約40年かけて収集した作品は150作家3300点を超え興味をそそられる作品ばかりです。また美術館周辺には図書館や総合文化センターなどもあり刈谷市の文化拠点エリアとなっていますよ。

さらに敷地内にある茶室啞では美しい庭園を眺めながら季節に合わせた和菓子と抹茶セットを味わえます。

ヤマサキマザック美術館では工作機械メーカーのヤマサキマザック株式会社の創業者がコレクションしてきた美術品の数々が見られます。ロココ様式から印象派、エコール・ド・パリなどフランスの30年にわたる美術史が一望できるコレクションが魅力。

また館内の装飾や璧紙まで18～20世紀のヨーロッパの雰囲気を感じさせます。芸術運動のガラス作品や家具なども充実していますよ。

数多くの古墳が集中する守山区上志段味は発掘調査と研究が進められ、歴史の里しみだ古墳群として整備・復元が行われてきました。しみだ古墳群ミュージアムでは出土品の展示や映像を見るだけでなく当時の意匠を着たり埴輪を作ったりと実際に体感できます。

歴史をより詳しく学べるガイドツアーに参加してみるのもおすすめ。キッズスペースやカフェレストランがあるのでファミリーにも好評ですよ。

愛知県の三河湾に浮かぶ佐久島。現代アートによる島おこしに取り組み、現在はフォトジェニックな現代アートを楽しめる離島として人気を博しています。日本で唯一とされる紫色のビーチの新谷海岸をはじめ木々が作り出す自然のトンネルや、可憐に咲く季節の花々など豊かな自然と現代アートが織りなす景色は見もの。

ちなみに佐久島にはバスなどの交通機関がないため昔懐かしい街並みのなかのんびり歩いて見て回りましょう。さわやかな風を感じながら自然と融合した作品の鑑賞を楽しめますよ。

市内で確認されている200基以上の古墳のうち66基が上志段味にあり、そのうつ7基が上志段味古墳群として国の史跡に指定されています。まずはミュージアムで古墳について学んで古墳巡りに出かけましょう。

東西1.7キロ、南北1キロに古墳がたくさん分布しており、墳丘と墓石を復元した志段味大塚古墳、横穴式石室が残る東谷山白鳥古墳、古墳群最大の白鳥塚古墳などさまざまな古墳を見学できますよ。

11月は香嵐渓もみじまつりが開催されライトアップも実施されます。古い街並みでは2月中旬から3月中旬の中馬のおひなさんなどを開催。3月中旬頃は飯森山北西斜面にカタクリの花が開花します。また重要伝統的建造物群保存地区に指定された足助の町並みも見どころ。

足助は尾張・三河と信州を結ぶ宿場町として栄え往時の景観が今も保たれていますよ。

国の名勝および天然記念物にも指定される乳岩峡は乳岩川に沿った約3キロほどの渓谷とその奥にそびえる標高670メートルの乳岩山を中心とした一帯のことで、起伏に富んだ行程と景観が展開するハイキングコースとして親しまれています。約20分ほど歩いたあたり入仙橋の奥に見える岩山がハイキングコースのハイライトの乳岩山。

乳岩山は大きな岩塊の山で大小いくつかの洞窟があり、一巡するにはいくつもの急階段やハシゴを上り下りして岩の間を潜り越えなければなりません。このハシゴがとても狭くて斜度も急なので足元には十分お気を付けください。

石巻の山頂部は石灰岩でできており国の天然記念物などにも指定されている希少な植物が多く存在します。いたることろが真っ赤に染まる紅葉の名所は初夏にはカエデが青々と生い茂る絶好のウォーキングコース。

透き通るように美しい青もみじだけでなく非日常感に癒される景色も点在。素晴らしい景色が点在するのでぜひ訪れてみてください。