新潟のおでかけスポット30選！レジャー・絶景・ドライブなど旅行好きな筆者が紹介

美人林は松口集落の丘陵に広がるブナ林です。ブナはいずれも樹齢約100年で木々の立ち姿の美しさから美人林の名が付けられたそうで、大正末期にすべて伐採されたものの残ったブナの若芽が育ち現在の姿になりました。

野鳥の宝庫としても知られており、時折響くさえずりが心地よいです。一帯は自由に散策できるため思い思いに森林浴が楽しめますよ。

高田城にはほかの平城とは違う2つの特徴があります。1つは石垣がないこと。もうひとつは天守が建築されなかったこと。その代わりとして城の象徴的な存在だったのが三重櫓です。

春は公園周辺を含めて約4000本の桜が咲き並び夜桜の名所としても名高い。夏は外堀に咲く蓮の花が夜にライトアップされた姿もまた美しく、大阪城や高知城とともに日本三大夜城に認定されています。

いもり池は妙高高原の代表的ビュースポットです。越後富士と呼ばれる雄大な妙高山を水面に映し、新緑の春から雪の冬まで四季折々に表情を変える眺めは美しい風景画を見ているよう。池の周りには遊歩道があり一周20～30分で散策ができます。

ミツガシワなどの湿性植物も群生し、春は湿地帯に10万数の水芭蕉が咲き誇りますよ。水芭蕉のシーズンは4月下旬から5月上旬。赤や黄色に染め上げた鮮やかな山肌が美しい紅葉の時期に訪れるのもおすすめです。

農舞台は雪国の農耕文化やアート作品を展示する複合施設で、建物自体もアート作品の1つです。ハイライトは草間彌生作の花咲ける妻有や、イリヤ&エミリア・カバコフ作の棚田など。

一帯には屋外展示作品が集まっているため、のんびりとアート散策を楽しむのもおすすめですよ。

越後松之山森の学校キョロロは松之山に生息する昆虫や自然がテーマとなっており、建物は雪国の厳しい冬に耐えられるよう鉄鋼造りになっています。

シンボルとしてそびえる塔の部分は暗闇を活かしたアートな階段を経て頂上まで上れますよ。そこから見渡す松之山の風景も作品の1つ。イベント期間外も多くのアート作品を常設展示しています。

越後妻有里山現代美術館は豪雪地帯にはめずらしく半屋外の回廊を抱くように設計された現代美術館です。施設名は地域の方言「来なされ」から命名したそう。

カールステン・ヘラー作の作品をはじめ展示作品の多くは体験型アートとなっており、約10点の作品群を観賞できますよ。空が身近に感じられる建物アートで一休みしてみませんか。

恋人岬は日本海の風光明媚な岩礁地を見下ろす恋愛成就のパワースポット。設置されている柵に2人でプレートを付けると将来結ばれると言われています。現在はグアムから友好の証として贈られた記念ラベルも設置されていますよ。

土産などを販売するショップやレストランもあり宿泊施設も隣接しています。またこの一帯は日本海の荒波に侵食された海岸線が続き、中でも米山福浦八景と呼ばれる景観も見所となっていますよ。

泳ぐ宝石ともいわれる錦鯉は小千谷市や長岡市が発祥。小千谷市錦鯉の里ではその歴史などを紹介し、美しい姿をいつでも間近に鑑賞できる世界唯一の展示施設です。優秀鯉20品種300尾あまりが屋内の観賞池で豪快に泳ぐ様子は圧巻。

4月中旬から11月までは屋外の日本庭園の池を優雅にたゆたう姿を楽しめます。資料展示室では多種多様な鯉の品種をわかりやすく紹介していますよ。