富山の遊び場・暇つぶしスポット30選！レジャー・リフレッシュ・フォトスポットなど旅行好きな筆者が紹介

豊かな自然を満喫できる観光列車がベル・モンターニュ・エ・メールです。列車内には沿線の伝統工芸である井波彫刻や庄川挽物木地の作品を展示しており、高岡銅器をイメージしたつり革の装飾が施されるなどさながら走るギャラリーのよう。

また額縁風にデザインされた窓枠には美しくダイナミックな自然が映し出され、雨晴海岸などの絶景ポイントではしばし停車もしてくれますよ。絶景とアート、美味を欲張れる至福の列車旅へ出かけてみてはいかがでしょうか。

黒部の大自然を優雅に湖面から満喫できる、日本で最も高所を運航する遊覧船ガルベは最高標位1448メートルの黒部湖を30分かけて一周します。

運航は初夏から秋までの期間で、エメラルドグリーンに輝く湖面からは立山連峰やスバリ岳、針ノ木岳の雄姿など黒部峡谷の雄大な景色を一望できますよ。湖畔からの原生林の眺めはこの地ならでは。素晴らしい景色を求めて出かけましょう。

大王わさび農場はもともとは雑草の生い茂る原野と梨畑だったこの地を約20年の歳月をかけて開拓し完成させたわさび専用の大農場です。15ヘクタールもの広さの敷地に湧水を湛える蓼川や安曇野の原風景が広がりゆっくりと園内を散策することができますよ。

園内で味わえるわさびソフトクリームやわさびコロッケなどオリジナルフードも人気があるのでぜひお試しください。

温宿かじかは立山黒部アルペンルートの長野県側の玄関口として知られる大町市の高瀬川沿いにある温泉宿です。露天風呂の慶長の湯は周囲の風景がまるで絵画のよう。

日帰り入浴も可能で、かすかに硫黄の香りがする自家源泉かけ流しの露天風呂と浴槽に木曽五木のひとつの高野槙を使用した内湯風呂の2種の温泉を楽しむことができますよ。

沿線には世界遺産に登録された五箇山や白川郷があり、昔ながらの合掌造りの集落が点在しており観光地として一躍脚光を浴びることになりました。そんな合掌造りの里を走りつなぐメインルートだけに国道156号は現在、飛越峡合掌ラインと呼ばれる人気の観光ルートとして親しまれていますよ。

庄川に沿って走る道はカーブ区間が多く気が抜けませんが四季折々の美しい自然を見せてくれるほか、合掌橋や飛越橋はどの飛越七橋の景観もまた素晴らしいです。山峡の豊かな自然と合掌造りの里を同時に堪能できますよ。

乱世において城主とともに運命をともにし戦火によって失くされたものもあれば運よく戦を免れたものまでさまざまで、時代を経るにつれ建築技術は優れていき城は大平の世においては権力の象徴となりました。

富山城は16世紀頃に築かれたとされる富山市のシンボル的存在。4月上旬から下旬には城の南に残す濠の周囲を色とりどりのチューリップが彩りますよ。

7年の歳月と延べ1000万人の努力により昭和38年に完成した発電用の水を貯える、日本最大のアーチ式ダムとして知られる黒部ダム。その建設は世紀の大事業として語られ、建設にまつわるさまざまなエピソードを知ることができます。

存在感ある巨大建造物として見ごたえがあるのはもちろん、この周辺は立山黒部アルペンルートの観光名所としても知られており、美しい自然やこの地ならではの味も堪能できますよ。水煙をあげながらの放水も見所。見学時は建設にまつわるさまざまなエピソードを知ることができますよ。

加賀前田家二代当主・前田利長の菩薩時として20年の歳月をかけ1663年に建立された瑞龍寺。国宝に指定された3つの建造物のほか総門、禅堂、大庫裏、回廊、大茶堂が国の重要文化財に指定されており、江戸初期・禅周の典型的な左右線対象の伽羅寺院として高く評価されました。社殿美を楽しみつつ参拝をしましょう。

豊かな緑に囲まれた黒部川とそこに架かる赤い鉄橋を渡る電車はまるでプラモデルのよう。駅のすぐ先にある高台がやまびこ展望台で、ここに立つと真下に黒部峡谷鉄道の新山彦橋が見えます。

沿線の最初の見所は黒薙で駅から20分のところには宇奈月温泉の源泉があり、終点の欅平では黒部峡谷らしい特別天然記念物の猿飛峡や奥鐘山を間近に見ることができますよ。

勝興寺は浄土真宗本願寺派の寺院です。2020年に平成の大修理と呼ばれる約23年間の麹が完了し2022年に国宝に指定されました。

境内は奈良時代の越中国守跡と推定され、万葉集を編纂した大伴家持らが多くの和歌を残した場所として知られています。17世紀から19世紀にかけて建立された建造物が多く残る貴重な場所ですよ。