富山の遊び場・暇つぶしスポット30選！レジャー・リフレッシュ・フォトスポットなど旅行好きな筆者が紹介

標高2450メートルにある世界有数の豪雪地帯、立山室堂平。雪の大谷は室堂ターミナル周辺の道路に積もった雪を除雪してできる雪の壁で、その高さは約20メートルにも及びます。

この辺りは吹き溜まりになっているため積雪が多く約1週間かけて除雪し、立山高原バス道路の約500メートルの区間が通行可能になりますよ。道の両側から雪の壁が迫る迫力は圧巻ですよ。

滝の周辺では5月頃から新緑の間に咲き乱れるムラサキヤシオツツジやオオカメノキの可憐な花々を見ることができます。また、10月下旬には紅葉が始まり赤や黄色に色づいた山肌が細かな水飛沫に煙る幻想的な風景が見られますよ。

称名という名前は浄土宗の開祖である法燃上人が立山に上った際に、滝の音を南無阿弥陀仏と唱える称名念仏の声と聞こえたことに由来しているそう。まさにこの滝が持つ神聖さを物語るようなエピソードだと言えますね。

立山連峰東壁の断崖絶壁に建てられた駅です。眼下には広葉樹に覆われたタンボ平や黒部湖、正面には後立山連峰をはじめとする北アルプスの山々を眺められますよ。

またその間にはエメラルドグリーンの黒部湖が一望できますし、秋には錦のじゅうたんを敷き詰めたような紅葉がとても見事です。大観峰雲上テラスには木製の椅子やテーブルが設置されているのでひと休みにも最適ですよ。

庄川峡は富山県南西部や烏帽子岳が起点の庄川が流れる渓谷です。新緑や紅葉の景色も見事ですが樹氷がきらめく冬の時季は群を抜く美しさ。

まるで水墨画のようなコントラストを紡ぎ出し神秘的な雰囲気で訪れる人を魅了しています。小牧ダム発の遊覧船からゆったり眺めるひと時も格別ですよ。

室堂平は雄山や大汝山、富士ノ折立の3つの峰からなる立山を間近に眺めながらハイキングできる高原です。室堂ターミナルをアクセスの起点に遊歩道が整備されているので初心者でも気軽に散策を楽しめますよ。

周囲約630メートルのみくりが池を周遊する一般的なコースのほか雄山山頂など本格的な登山コースもあります。石畳の遊歩道が整備されているため特別な装備がなくても気軽に散策できますが、みくりが池の周辺は階段や坂道が多いので足元にはご注意ください。

あさひ舟川は清流舟川の涼岸で280本ものソメイヨシノが600メートルにわたって咲き連なる富山県屈指の桜の名所です。その手前には県の花でもある一面のチューリップと菜の花の花畑、そして背後には白馬岳・朝日岳など残雪の北アルプスがそびえ、春の四重奏と呼ばれる風光明媚な景観が広がりますよ。

満開の時期にはライトアップされるほか特定日にはかがり火が照らす夜桜も楽しめます。

城址公園のすぐ脇を流れる松川は約470本が咲き連なる富山県屈指の桜の名所です。川べりは遊歩道として整備されており、夜間も満開の桜に包まれながら散策が楽しめますよ。

遊覧船に乗って両岸から枝を伸ばす桜のトンネルをくぐり抜けても素晴らしい眺めを望めます。

雨晴海岸は空気の澄んだ快晴時には富山湾越しに3000メートル級の立山連峰が浮かぶ世界的にも有名な景勝地です。厳冬期の朝には海上に霧が立ち込める気嵐という現象も見られ、そこに日の出と女岩のシルエットが加われば得も言われぬ神秘的な景観が見られますよ。

北アルプスに深く刻み込まれたV字峡谷を行くトロッコ電車。V字谷の全長は86キロに及び山頂と谷底の高低差は3000メートルにもなり、心地よい風と四季折々のダイナックな自然の景観が楽しめます。

沿線の紅葉の見ごろは例年10月下旬から11月中旬。カタンゴトンとトロッコ電車に揺られトロッコ電車でしか行けない峡谷沿いの絶景が待つ秘境へ向かいましょう。

美女平にはブナ林や立山杉の原生林が広がっており、その間を縫うように歩道が設けられているので気軽にハイキングしながら森林浴が満喫できます。また室堂や弥陀ヶ原の遊歩道とは違い木の根が剥き出しになっている山道なので、トレッキングシューズなどを着用して訪れるようにしましょう。

多彩な野鳥が生息しバードウォッチングとしての人気が高くアカハラやキビタキなどが観察できますよ。