埼玉の観光スポット30選！フォトスポット・リフレッシュ・絶景など旅行好きな筆者が紹介

三峰神社は奥秩父の山中、標高1100メートルの神域に鎮座する古社です。関東屈指のパワースポットと言われており多くの参拝者が訪れますよ。全国でも珍しい三ツ鳥居や再庵を除く霊力を持つと言われるオオカミの像が特徴的。

拝殿は総漆塗りで鮮やかな彩色と精緻な彫刻が華麗です。最近では雲海の観賞スポットとしても有名になっていますよ。

お寺でありながら鳥居や茅の輪を有する東日本では唯一の神仏習合の遺構です。本殿は標高490メートルの山中に位置し参道や境内は大自然に包まれ、さまざまな種類の竹が自生していますよ。

年3回のライトアップ竹あかりが幻想の世界へと誘ってくれるでしょう。疾病退散の神様がご本尊であることにも注目です。

埼玉県北東部の加須市に鎮座する玉敷神社は1300年以上の歴史を有する古社。厄除け開運や縁結び、商売繫盛などご利益は多岐にわたります。

樹木が生い茂る境内で目を引くのが社殿奥のイチョウの木で幹が3本に分かれており、絆の銀杏と呼ばれるご神木。黄葉期には境内が金色に染まりますよ。

埼玉の奥武蔵にある白雲山の約30ヘクタールの敷地に救世大観音をはじめ、本堂や玉華門、仁王門、平和観音などが点在しています。鳥居観音は地元出身の実業家・政治家であった平沼彌太郎が30年以上もの歳月をかけて築き上げました。

山を彩る紅葉の時期の参拝は格別ですよ。

秩父山塊のなかで秀麗な山容を誇る宝登山。その山頂に奥宮、麓に本社が鎮座しています。日本武尊が東国平定の折、宝登山で山火事に遭った際に大山祇神のお使いである山犬たちに助けられたことから山頂に神々をお祀りしたのが始まり。

山犬の石像が守る奥宮は神聖な空気に包まれていますよ。

標高500メートルの秩父の山中に突然現れる真っ赤なポピー畑。秩父高原牧場の山腹斜面を利用した山頂までを約1500万本のシャレーポピーが埋め尽くします。下から眺めると遮るものがない青空に向かって鮮やかに咲き誇るポピーの群れは圧巻。

澄んだ空気の中で初夏のすがすがしい花畑を満喫できます。斜面の反対側には秩父の山々が連なり展望も抜群。見頃にはポピー祭りも開催され秩父のグルメも味わえますよ。

桜、ツツジ、紅葉と四季折々の眺めが素晴らしい県立長瀞玉淀自然公園に位置する長さ約6キロの長瀞渓谷。舟で荒川を下れば長瀞渓谷の岸壁や奇岩怪石が目を楽しませてくれますよ。荒川がゆったりと時には岩を噛むように激しく流れ舟下りの人々を飽きさせることがありません。

川べりにそびえる高さ数十メートルもの岸壁は秩父赤壁と呼ばれるほど赤みがかかっていますがこれは岩の中の鉄分が酸化したため。急流に舟が差し掛かると水飛沫が上がりちょっとしたスリルも味わえますよ。対岸には名称の岩畳が広がり大自然の造形の不思議さを実感できます。

幸手権化堂桜堤は埼玉県屈指の桜の名所として知られています。1920年に旧権化堂川に桜が植樹され、1988年にはその周辺の農地には菜の花も作付けされました。現在は約1000本のソメイヨシノがおよそ1キロにわたって咲き続き、紫陽花や曼珠沙華、水仙も植栽され四季を通じて花々が楽しめるようになっています。

早朝には朝焼けの空と桜に対して黄色い菜の花という2色のコントラストが美しい。のんびりと夕暮れを待って大切な人や家族とともに艶やかな夜桜見物としゃれこんではいかがでしょうか。

東京から一番近い雲海スポットとして注目を集めている秩父。秩父は盆地形状のために霧がたまりやすく雲海の眺望スポットも複数あります。春と秋に雲海が発生しやすく特に10月中旬から11月中旬がピークと言われていますよ。

美の山公園のほか秩父ミューズパーク、三峰神社、長瀞の宝登山神社も雲海スポットとして有名で、夜に雲海が発生すると霧を透かして工場や街の光がきらめき幻想的な景観になりますよ。

三十槌の氷柱は尾ノ内渓谷百景氷柱、あしがくぼの氷柱と合わせて秩父路三大氷柱と呼ばれる中でも唯一の荒川沿いの切り立つ岩肌から染み出た清水が凍り付いてできる天然の氷柱です。

見頃の時季にはライトアップも行われ色が重なったりゆっくり変わったり、素早くパット変わったりと多彩な照明パターンを見せてくれますよ。秩父の四季を代表する4つの光の色は見る者の幻想の世界へと誘ってくれるでしょう。