静岡の観光スポット30選！ときめきスポット・定番お出かけ・ドライブなど旅行好きな筆者が紹介！

静岡県立美術館は歌川広重やモネ、ゴーギャンなど国内外の絵画を展示する本館とロダンの彫刻32点が見られるロダン館で構成された県立の総合美術館です。常設で展示されているロダンの代表作・地獄の門や考える人などは特に人気の高い作品。

美術館へと続く公園内にも国内外の彫刻アートが展示されており、夜にはライトアップも行われます。定期的に絵画教室やシルクスクリーン技法のプリント体験などのワークショップも行われているので参加してみてはいかがでしょうか。

季節が変わるつかの間の春に色づく花々は華やかであると同時にしみじみした情緒を感じさせるものがあります。河津桜は河津町内に約8000本のピンクの花を付ける早咲きの桜。

町出身の飯田氏が自生の桜を見つけたのが始まりだそうで、人と自然が創り出す情景はしとやかで麗しい彩の世界と言えます。シーズン中は河津桜まつりが開催されライトアップや多彩なイベントも行われるので、街並みや歴史舞台で華やぐ花々をはじめとする桜の艶姿をぜひご覧ください。

赤石山脈の南端、標高866メートルの秋葉山を神体山とする秋葉神社。山麓に下社が山頂に上社があり、古くは秋葉参道と呼ばれ多くの参詣者で賑わいました。表参道の高低差はおよそ750メートル。朱色の九里橋を渡ると常夜灯が点々と続き参道は石畳から山中の登山道へと変わります。

神門の階段を登った先には黄金色に輝く幸福の鳥居があり、その神々しい鳥居をくぐり厳かに本殿への参拝を済ませて振り返れば、眼下には遠州一円を収める東海随一の絶景が広がっていますよ。秋葉神社のご利益と眼福にあずかれば日頃の疲れも吹き飛ぶでしょう。

湖に浮かぶ絶景の駅として知られる奥多い湖上駅。線路横に設けられた遊歩道で湖上に架かるレインボーブリッジを渡りますよ。この湖上歩きも絶景ですが一番の眺望は湖上駅全景を横から望めるレインボーブリッジ展望所。

紅葉の名所として有名でシーズン中は混雑必至なので、奥大井の自然を静かに満喫するなら列車が到着する前の朝に行くのがおすすめですよ。

静岡市美術館のコンセプトはちょっと面白い街の中の広場。静岡ならではの文化や歴史に因んだ展覧会をはじめ幅広いジャンルの企画展をバランスよく開催しています。

エントランスや多目的室などでは同時代のアートシーンの紹介やワークショップ、映画上映も行っていますよ。JR静岡駅から地下道を利用すれば雨にぬれずに来館できる便利な美術館です。

静岡県と山梨県にまたがるようにしてそびえる日本の最高峰・富士山。地上3776メートルの頂上を中心に地上へと滑らかで美しい稜線を延ばす姿は世界中から賞賛され、日本の象徴として知れ渡っています。

富士山の名前の起源については諸説ありますが、日本最古の物語として伝えられる竹取物語にはかぐや姫が渡した手紙と不老不死の薬を駿河にある天に一番近い山で焼いたことから「不死＝富士」の山と名付けられたという伝説がありますよ。富士山で豊かな自然を体感しましょう。

芦ノ湖スカイラインは神奈川と静岡の県境に沿うレイアウトでルートの中心は静岡側に位置しますが、神流川県箱根エリアの定番ドライブ&ツーリングルートとして認識されています。

沿線からは豊かな水をたたえる芦ノ湖を眼下に望めるスポットも多いですが、一方でこのスカイラインは富士山の眺望にも優れていますよ。道幅はそれほど広くありませんが、カーブとアップダウンが豊富で峠道としての楽しさも備えた絶景道です。

富士山スカイラインは日本人の心のふるさとである富士山の南麓を走る山岳道路です。静岡の御殿場市と富士宮市をつなぎほぼ東西に延びる周遊区間で、大部分が森林地帯の中にありますよ。そのため遠望には優れませんが新緑や紅葉を間近に感じられます。

終点の標高は2380メートルで車で行ける場所としては日本最高地点。晴れた日には駿河湾を見下ろす大パノラマ、運が良ければ眼下に雲が敷き詰められた雲海を楽しめますよ。

静岡県伊豆半島の修繕寺と戸田を結ぶ県道18号の途中にある戸田峠と国道136号が南側の船原峠をつなぐワインディングが西伊豆スカイラインです。標高982メートルの達磨山と標高867メートルの伽羅山の稜線を走る眺望に優れた環境を誇りますよ。

船原峠側から走るとルート後半で突如として出現する富士山が心を癒してくれるでしょう。戸田峠から交差点を左折して戸田方向、あるいは船原峠から国道に入らず仁科峠に向かうとさらなる絶景に出会えますよ。

伊豆スカイラインは静岡県伊豆半島の根本部東側を熱海峠と天城荒天をつないで南北に縦走する有料の観光山岳道路です。東側の相模湾と西側の駿河湾、そしてなにより富士山の美しい姿を眺められる道路として高い人気を保っていますよ。

起点となる熱海峠から標高798メートルの玄岳山頂をかすめ、亀石峠手前あたりまでが特に遠望が優れる区間。亀石峠側から北上すれば走りながらでも富士山の雄姿が目に入るでしょう。