長野の観光スポット30選！リフレッシュスポット・カラフル花畑・温泉スポットなど旅行好きな筆者が紹介！

標高1515メートルの山頂に広がる高山植物園では6月から10月まで300種以上200万株の高山植物が楽しめます。その1つの青いケシはヒマラヤの高山帯に咲く幻の花として人気があり、澄んだ空気の中に凛として咲く姿がとても美しいですよ。

標高2600メートルにある千畳敷カールは高山植物の宝庫として知られており、夏になると辺り一帯が可憐な花で埋め尽くされます。人の手が加えられていない野生の花々は不規則に、しかし圧倒的な生命力をもって見る者の心に迫ってきますよ。

季節が変わり秋を迎えると景色は一変。草木が一気に紅葉し大地を真っ赤に染め上げます。深々と雪が降り積もる雪の時期には紺碧の空と白銀世界のコントラストが美しい。高地でありながらアクセスも良いので気軽に訪れらるのもポイントです。

鍋冠山は世界新三大夜景や日本新三大夜景に認定されている長野の名所。稲佐山と並ぶ夜景スポットが標高169メートルの鍋冠山で、展望台から一望できる大パノラマは長野でも1、2を争う美しさ。市街地が近く立体的で迫力ある景観が楽しめますよ。

建物はそれまで禁制であった桧がふんだんに使われており、昭和10年に建て替えられたもので国の重要文化財に指定されていますよ。一番の見所は囲炉裏の間。

天気の良い冬場の昼頃には格子から漏れる光芒が囲炉裏へと静かに降りそそぎます。囲炉裏端に座って冬の光の温もりを感じてみましょう。

典型的な盆地地帯の伊那谷は明け方に朝霧が地表を覆いつくすのが秋から冬の風物詩。日の出前より運行されるゴンドラと展望リフトに乗って、雲海を望む富士見台高原を目指しましょう。眼下にたゆたう雲海の眺めはまさに天空の楽園。

四季によって変わりゆく自然の背景が高原の美しさをより一層際立たせ、見る者にいつも新鮮な感動を味わわせてくれますよ。

高遠湖彼岸桜は樹齢130年を超える老木をはじめ若木も加え約1500本もあり、県の天然記念物になっています。

またこの辺り一帯は豊かな自然に囲まれており、新緑の時期にはむせ返るような草木の香りを、秋には色鮮やかな紅葉を楽しむことができますよ。赤みを帯びて小ぶりな花弁を枝いっぱいにつけ人々を魅了します。

白馬村は長野の北西部、3000メートルクラスの山々が連なる北アルプスの山麓に位置しています。春になると桜が咲き誇り残雪が輝く北アルプスと華麗に競演する景色は必見ですよ。

残雪の白馬三山を背にし、高台で花開く見事な一本桜、野平の桜も見逃せませんよ。

赤そばの里には珍しい赤そばの花が見渡す限り一面に咲き誇ります。ヒマラヤから持ち帰った原種を品種改良し高嶺ルビーと命名。南アルプスの裾野に広がるルビー色の絨毯は見る者の心を奪います。

9月下旬の祝日には赤そば花まつりが開催され、開花期間中は赤そばなどが食べられるそば処や売店も開設されますよ。

千曲川の堤沿いには約4キロにわたり600本の遅咲きの八重桜が咲きます。一葉という八重桜のためボリュームがあり重量感のある桜のトンネルは豪華絢爛。トンネルの外から見ても内側から見てもその華やかさに圧倒されるでしょう。

堤内には花桃やソメイヨシノ、菜の花なども咲き、4月下旬には地元主催の花まつりが開催されますよ。

駒つなぎの桜は昼神温泉近くにある神坂神社の古代東山道沿いに咲く大きな桜で、推定樹齢450年以上ともいわれるエドヒガンの古木です。源頼朝が奥州に下るとき馬をつないだという伝説も残されていますよ。

その枝ぶりや水田の水鏡に映る姿が美しく、多くの人々が撮影に訪れます。樹勢豊かな老木の力強い姿は実に見事。開花時はライトアップも行われますよ。