和歌山の観光スポット30選！リフレッシュ・フォトスポット・レジャーなど旅行好きな筆者が紹介！

神倉神社は世界遺産紀伊山地の霊場と参詣道の構成資産として登録された熊野速玉大社の摂社です。熊野三山に祀られる熊野権現が初めて地上の降臨されたと伝わる聖地で、峻崖の上にご神体のゴトビキ岩が鎮座していますよ。

538段もの急峻な石段を登りつめついに仰ぎ見るご神体の巨岩は不思議なパワーに満ちておりその迫力も圧巻。拝殿前から振り返れば眼下には新宮市街と熊野灘ビューも広がりますよ。

すさみ海中郵便ポストは世界一深いところにあるポストとして記録に認定された、水深10メートルの海中ポストです。1年に1回新しいものに交換されており、実際に投函すると宛先に届く現役というから驚き。

ダイビング未経験者はまず体験ダイビングで海中ポストを目指しましょう。海中ポストへのダイビングはクラブ前のビーチからアクセスしてくださいね。

和歌山市の中心部、緑の中に白亜の天守閣がそびえ建っています。春の桜、秋の紅葉など四季折々の美しさに包まれる城跡は市民が集う公園になっていますよ。最上階からは和歌山市街が見渡せますが、虎伏山の西麓に立つ天主閣と堀をまたぐ御橋廊下の景観は一際趣深いです。

全国的にも珍しい斜めに架かるこの橋は藩主が往来するため屋根や壁が付けられたそう。天主閣内には紀州徳川の資料などを展示していますよ。

熊野古道の中でも往古の面影を美しく残す大門坂。樹齢800年を超す老杉に囲まれ、幽玄な石畳が聖地・那智山まで約600メートル続きます。雨上がりは濡れた石畳にもやがかかり、霊場への入り口にに相応しい幻想的な光景を作り出しますよ。

古くから漁師町として栄え、漁港から続く急勾配の斜面に階段のように家が密集して立ち並ぶ独特の景観から日本版アマルフィとも呼ばれている雑賀崎の町並み。細い路地がめぐり集落内はまりでラビリンスのよう。

築150年以上の古民家を利用した地域交流施設もあるので町巡りに出かけてみましょう。

友ヶ島は紀淡海峡に浮かぶ4つの無人島の総称であり、沖ノ島へは加太港から定期船で上陸することができます。この島は明治時代に旧日本軍が築いた数々の防衛施設が現存。木々に覆われ苔むしたその姿からジブリ映画「天空の城ラピュタ」の世界のようと人気を集めています。

独自の発電所や看守衛舎があったことも特徴で、砲座下部の地下施設に入って見学することができますよ。

白良浜は620メートルほど続く紀伊半島南端近くにある弓状の海岸線です。白砂のビーチ、エメラルドグリーンの海など姉妹浜となっているハワイのワイキキビーチを連想させるほどリゾートムードが満点。

海の透明度と鮮やかな色合いは素晴らしく、白砂は石英砂が中心でさらさらとした肌触りが心地いいです。こうした海の美しさを見るなら日差しら強い真夏がおすすめですよ。花火大会やキャンドルイルミネーションなど多彩なイベントも開催しています。

橋杭岩は紀伊大島に向けて約850メートルの列を成す奇岩群です。40余りの大小の岩がそそり立っており、弘法大師と天の邪鬼が橋を架ける競争をして一夜にして岩を立てたという伝説も残っていますよ。

今から約1500万年前の火成活動で発生した流紋岩が泥岩層の間に突き刺さり、柔らかい泥岩部分だけが先に侵食されることで成立した景観だと考えられています。ユーモアにあふれる橋の伝説を思わず信じたくなってしまうでしょう。岩間から日が昇る姿が美しいので、空が赤く染まり始める頃から次第に明るくなるまで変化する景色を眺めましょう。また10月下旬から11月上旬の数日間、夜間にライトアップされます。

生石高原は関西百名山の1つに名を連ねる標高870メートルの生石ヶ峰を中心に広がる大高原です。周辺には視界を遮る山がなく山頂からは折り重なるように連なる山々の頂を大パノラマで眺望することができますよ。秋になると高原一帯がススキに覆いつくされ、銀色の穂が風で波打つ光景はススキの海と呼ぶにふさわしい光景に。

黄金色に染まり風を受けてたなびく夕暮れ時の光景は特に壮観。晴れた日には四国まで見渡せる眺望と一面のススキ、驚くほど近くに感じる空が三位一体となって驚愕の風景を作りだしています。澄み切った空気に心も洗われるよう。標高800メートル位置する展望台付近までは車で上れるので和歌山市内の夜景も楽しめます。