岐阜の桜・お花見・河津桜スポット15選！公園・川沿い・デート向けなど岐阜在住の筆者が紹介

大垣駅から樽見駅までを結ぶ路線。樽見鉄道。樽見駅の近くには樹齢1500年の薄墨桜(淡墨桜)、谷汲口駅からバスでいくとみることの出来る谷汲山華厳寺は東海地方有数の桜の名所が存在しているので、鉄道マニアにはうれしい桜スポット。桜の時期は「桜ダイヤ」が運行し、おすすめは桜が咲き乱れる谷汲口駅。桜と電車がマッチングしている景色を見逃してはいけません。

霞間ヶ渓公園では、春の訪れとともに約7種類、約1500本の桜が咲き誇る花見スポット。その種類は、山桜、ソメイヨシノ、しだれ桜など。桜が咲き乱れる様子は、まるで霧がかかったように美しいことから霞間ヶ渓(かまがたに)と呼ばれるようになりました。多数の桜が織りなす絶景は昭和3年に国の名勝と天然記念物に指定。全国でもこの2つを同時に指定されている桜は5か所のみ。是非とも訪れて、素敵なお花見タイムを過ごしてくださいね。

岐阜県に来たら必ず見てほしいのは、日本三大桜の一つ、国指定の天然記念物の根尾谷淡墨桜。樹齢15000年を誇る桜。淡墨公園の中にあります。

継体天皇お手植えの桜と言われ、薄い桜色のつぼみが、満開になれば白色に。そして散る時は淡い墨色になる、花の色の移ろいから淡墨桜と名づけられました。

咲き乱れるソメイヨシノと空を泳ぐこいのぼりの競演が訪れる人を惹きつけてやまない公園。相川水辺公園。

この公園に一帯には樹齢50年以上のソメイヨシノが約200本咲き乱れ、その脇を流れる相川には約350匹のこいのぼりが空を泳いでいます。残雪の伊吹山に向かって鮮やかな色を放ちながら泳ぐこいのぼりと満開の桜を見ることが出来る景色は壮大。

岐阜県の中で最も早く桜が見られるのがここ夜叉ヶ池伝説ゆかりの夜叉堂。日照りのために干上がった田畑を潤し住民を救った夜叉姫をその父安八太夫が祀られているところ。ここに植えられているのは早咲きの河津桜。見ごろは岐阜県としてはとても早く3月上旬から中旬。濃いピンク色の花あ鮮やかに咲き誇り訪れる人を魅了します。

桜が満開になると約1000本の咲き乱れる桜のトンネルが訪れる人を魅了する寺尾ヶ原千本桜公園。

その歴史は終戦後から始まり、昭和26年に寺尾ヶ原にバス路線が開通。大変だった戦争を乗り越えた地元民の間で「夏には木陰を作り、冬には雪を解かす日差しが差し込む桜を植えよう」という思いが市民運動となり、サンフランシスコ講和条約締結から半年後の昭和27年3月、平和への願いを込めて寺尾区民総出で300本の桜が植えられました。満開時の景色は圧巻。桜の美しい景色にのめり込んでしまうこと間違いなし。

岐阜県関市にある「関川の桜」注目は市の中心部に流れる関川沿いに約3kmに渡って川面に覆いかぶさるように咲く桜。散り始めの桜吹雪も必見のスポット。川に広がる桜の花びらの美しさは見ものです。

見ごろは3月下旬から4月上旬。開花時期はライトアップがありますので、夜桜デートにピッタリ。ロマンティックなムードを作り出し、素敵な時間になること間違いなし。

桜といえば「ソメイヨシノ」や「八重桜」、「しだれ桜」だけではありません。恵那峡の里で見られる芝桜も見逃してはいけません。4月中旬にはいると、赤や白、ピンクで咲き誇る芝桜や桃桜はとても美しいので足を運ぶ価値あり。

このエリアでは、遊覧船に乗って恵那峡めぐりを楽しみながら、桜を楽しむのも風情があるのでおすすめです。満開時には「恵那峡さくらまつり」や「恵那峡マルシェ」なども開催されるので、お花見と一緒にお祭りを楽しむのもあり。日没から夜の9時まで行われるライトアップは公園の湖に幽玄に浮かび上がる桜は絶景ですよ。

3.7ヘクタールの公園に咲き誇る700本ほどのソメイヨシノが咲き誇る公園。苗木さくら公園。

その景色は圧巻。見逃せないスポット飛騨・美濃さくら33選に選ばれ、見ごろは4月上旬から中旬です。4月上旬にはさくら祭りが開催されるので訪れる価値あり。さくら祭り期間中は、昼はバザー、夜はライトアップで夜桜があり、一日中いても飽きることはありません。家族でピクニックから夜のデートまで色んな方法で楽しめる穴場ですよ。

「親孝行」の逸話を持つ岐阜県内の名瀑として名高い「養老の滝」がある養老公園。養老駅から養老の滝まで続く道は、ソメイヨシノやヒガンザクラ、ヤエザクラなど約3000本の桜が植えられており、満開時には、一面がピンク色に染まる景色は圧巻。桜トンネルに足を運ぶ価値のある景色。

見ごろは3月下旬から4月上旬です。