東十条駅のおいしい居酒屋15選！もつ焼き・和食・コスパ◎など飲み会にもおすすめのお店を居酒屋グルメライターが厳選

「埼玉屋（さいたまや）」といえば東十条のみならず、都内を代表すると言っても過言ではない「やきとん」の名店です。場所は駅南口から徒歩3分、店内にはカウンターとテーブル席というシンプルな造り。料理は「上シロ・レバー」などのもつ焼き9本で構成されるおまかせコースが基本で、定番系に加えてエスカルゴバターを乗せて味わう「チレ（脾臓）」や「シャモ」のサルサソースなど創作系の串も入ります。

お酒は「生レモンハイ」が名物、その独自の作りはお店でのお楽しみです！

東十条の「やきとん」居酒屋、もう一方の横綱が「新潟屋（にいがたや）」。場所も同じ駅南口近くにありますが、こちらは昭和風情溢れる店造り。看板の「もつ焼き」は十数年値上げしていないという均一の税込100円でいただけます。味付けは味噌ダレが人気で、定番の「シロ」も味噌味に相性抜群。もちろん塩焼きでの注文もできますよ。さらに一品料理も300円均一と格安！

居酒屋ならではの「湯豆腐」に、プリプリのシロが入った「煮込み」などもおすすめです。

駅北口西側の石神井坂飲み屋街に店を構える「たる鉄」はもつ焼きの専門店ではありませんが、「鮮もつ」を看板に掲げる「もつ料理」が楽しめる居酒屋です。基本は「もつ おまかせコース」。「冷製の塩もつ煮」「レバ・タン・ハツの低温調理三点盛り」「（タン・ハツ・ハラミなどが一本の串で焼かれた）イカダ焼き」「漬物」「もつバーグ（つくね）」という充実の内容です。

お酒は「キンミヤ焼酎」の宮崎本店が認定するシャーベット焼酎「シャリ金」をおすすめします！

前項の「たる鉄」と同じビルには「やきとん まるば」もあります。この店のメニューを見れば、もつ焼きの名店「秋元屋」の流れをくむ店であることが分かるでしょう。“ウチに来たならこれ！なBEST5”とあり「上レバ・あぶらタレ・チレみそ・ハラミみそ・カシラあぶら」と味噌ダレが売りであることも秋元屋同様です。希少部位の「のどぶえ」「のどがしら」もあればぜひ注文を！

サイドメニューでは「合法 牛レバ刺し」が外せない一品ですよ。

石神井坂飲み屋街には「ニュー加賀屋 東十条店」もあります。「加賀屋」といえば都内を中心に約50軒の店舗を展開するもつ焼きの人気店。その加賀屋が東十条にも出店しているのは、さすがは“もつ焼きの街”といえるでしょう。加賀屋の名物は大串の「もつ焼き」。なかでも「スタミナ」はニンニク醤油の特製ダレが自慢の一本です。そして「煮込み」。白い土鍋にレンゲという加賀屋スタイルを確立したこれもまた名物のメニューです！

お酒は「ホッピー」がもつ焼きにはよく合いますよ。

東十条で生まれたご当地グルメが「からし焼」。その元祖ともいえる店が「とん八」です。「からし焼」とは豚肉・豆腐などを唐辛子・ニンニク・生姜で炒めた（その上に刻みネギ・キュウリをトッピング）料理で、ビールなどお酒にもによく合います。バリエーションメニューの「南ばん焼」や「レバースタミナ焼」もありますよ！さらに「ポテトサラダ」も人気の一品です。

店内はカウンターのみ（10席）なので、友人と「からし焼」でサクッと飲む。そんな使い方がおすすめの店です。

東十条の北口西側出口の階段を降りれば、地元民に愛される大衆酒場「たぬき」があります。200種類にも及ぶ豊富なメニューが売りですが、まずは名物の「まぐろぶつ」を売り切れる前に注文しましょう。水槽に「あじ」が泳いでいたらこちらもおすすめ。そして看板の「串かつ」、これが何と一本税込66円なのです！さらに辛さを5倍まで増やせる「チャレンジ豆腐」、冷たい天つゆで味わう「たぬき豆腐」も名物レベルの大人気。

お酒はワインのハイボール「赤ハイ」がおすすめです。

東十条の大衆居酒屋なら「杯一（ぱいち）」も人気です。駅北口の東十条商店街から入った通りにあります。店内は下町居酒屋スタイルのコの字カウンター。その上にはおつまみ類も並びます。品書きは壁の短冊メニューでチェック、人気の「キャベ玉」は赤羽などこのエリアでは定番のおつまみです。手作りの「コロッケ」や「メンチカツ」もビールによく合いますよ。寒い夜なら「肉豆腐」がおすすめ、熱々の鍋仕立てでいただけます。

お酒はこの店で人気の「豆乳割り」をぜひお試しください！

東十条で和食海鮮が人気の居酒屋なら「つち活」があります。駅南口を出てすぐの路地、「漁師さん直送のお店」の看板が目印です。当然鮮魚の「刺身」がおすすめですが、中でも「くじら」はこの店の看板メニュー、「赤身」も「ベーコン」も味わってみましょう。ほかにも「あわび」や「うなぎ」などの高級食材もありますよ。季節ものでは「イカ刺し」があればおすすめ。冬には「あんこう鍋」で温まるのもよいでしょう。

寿司もあって自慢の「くじら」も握りで味わえます！