函館のおいしい居酒屋17選！函館駅エリア・五稜郭エリア・その他穴場など飲み会にもおすすめのお店をグルメライターが厳選

函館駅エリアの居酒屋なら「海鮮処 函館山」がイチ押し。“函館ならでは”という料理が数多くそろっているからです。カウンター前の水槽で泳いでいるイカを使った料理が名物で、中でも朝獲れイカの新鮮な刺身「活いか」は店の一番人気になっています。

さらにイカに納豆・海苔・卵黄などを混ぜて味わう「朝一番」、日本酒が進む「いかゴロ陶板焼き」や「イカメンチ揚げ」などが並び、さすがは“イカの街！”と感じさせてくれます。

JR函館駅から徒歩5分、松風町で人気の居酒屋が「地物産品御料理処 根ぼっけ」です。「根ぼっけ」とは回遊することなく岩礁域に根付くことから命名された「ほっけ」のこと。通常のほっけより脂が乗っており、その旨みは格別です。その「根ぼっけの刺身」を提供したのはこの店が初めてとされており、その希少な一品を味わえます。

店名にあるように「地物産品」にこだわり、天然ものの食材を厳選して調理する。そんな料理を食べながらの飲み会、これも函館ならではの楽しみです！

函館の代表的観光＆グルメスポットである「函館朝市」。ここで飲み会なら「海光房（かいこうぼう）」がおすすめ！100席以上の収容を誇る店内には9トンという特大の水槽があり、そこには多くの海鮮ネタが泳ぐいかにも市場らしい居酒屋だからです。

函館名物の「活イカ」も生簀のイカをサッと刺身に仕上げます。特に夏の「真イカ（スルメイカ）」はコリッとした食感がたまりません。「毛ガニ」も“量り売り”で好みのサイズを茹でたてで食べさせてくれますよ。

函館駅近く松風町にある「大門横丁」は北日本最大26の店舗が軒を連ねる屋台村。その一軒「炉ばた 大謀（だいぼう）」は地元の網元が直営する居酒屋です。店内はカウンターのみですが、温暖な時期には外にテーブルが設置されます。函館名産のイカや各種の刺身はもちろん炉端ならではの焼き魚も自慢で、「たらこ」などは絶妙な焼き具合でお酒が進んで困るほど！

同じ横丁内でのハシゴ酒もできる、楽しみいろいろの居酒屋です。

高倉健主演の「居酒屋兆治」といえば函館が舞台の映画（1983年）ですが、同名の「居酒屋 兆治（ちょうじ）」が函館にあります。映画のモデルというわけではありませんが（映画では東京国立の店がモデル）公開された同年に開店したことから、その名を看板に掲げました。

函館の飲み屋街松風町にひっそり店を構える家族経営の居酒屋で、その日に仕入れた旬の食材が「本日のおすすめ」として黒板に書かれています。函館で由来の映画を思い出しながら、じっくり味わってみてはいかがでしょうか。