【保存版】関内でそばならここ！そば打ち経験者おすすめの15選【十割そば・コスパ◎・老舗・個性派など】

JR根岸線と地下鉄ブルーラインの関内駅より徒歩2分の利久庵は横浜を代表する創業昭和22年（1947年）の老舗蕎麦屋です。利久庵という名の蕎麦屋は日本橋や熱海にあり暖簾分けなのかよくわかりません。

特に創業が昭和27年と創業年が近い日本橋の利久庵は使う蕎麦も北海道産と同じで、気になりますが関係を示す情報はないです。関内の利久庵では「揚げ帆立と小海老のみぞれそば」に人気があります。出川哲郎さんの親戚の経営です。

JR関内駅から南西に徒歩4分の「手打ち蕎麦切り 天空（そら）」は本牧の名店「手打ち蕎麦切り 海望」から暖簾分けした蕎麦屋です。蕎麦は北海道の希少なそば種である音威子府（おといねっぷ）や北海道で主流のキタワセの蕎麦粉を使った十割と二八、その両方の二色そばを選べます。

蕎麦の産地選びから察してもかなりのこだわりです。天ぷらはパセリやプチトマトなどの変わり種もあり美味しいと評判で、日本酒の品ぞろえもよく蕎麦前にも重宝します。

JR関内駅から北西に徒歩3分の吉田名店街の角にある「角清」は昭和41年創業の老舗で、外にはなつかしいガラスのショーケースの食品サンプルがあります。店内には天然木の一枚板のテーブルがならんでおり落ち着いた雰囲気です。

蕎麦は三七の機械打ちといかにも庶民的ですが、もりそば650円とリーズナブルな料金で提供しています。人気は丼物とそばのセットですが、セットというよりは丼物を頼むと蕎麦がついてくるという感じです。

JR関内駅北口出て南西に徒歩8分のイセザキモールに面した「戸隠 本店」は70年近く続く老舗です。古くから「戸隠」の屋号を使っていますが、信州戸隠そばとの関係を感じません。

戸隠そば独特の「ぼっち盛り」もないです。しかし信州戸隠を思い浮かべる「戸隠連山」という名物メニューがあります。小さめの3つ丼にざるそば、なめこおろしそば、月見とろろそばが盛られたぶっかけ蕎麦です。昔から大衆食堂的存在で愛されています。

横浜市営地下鉄関内駅から北に約2分の「純手打ちそば 夢路」は2020年12月に虎ノ門より移転オープンした新しい店で、女将の親戚が営む仲買から直送される瀬戸内海の新鮮な海の幸が自慢の蕎麦屋です。

ほかに日によって替わる各種地酒も多くそろえており日本酒に合う肴も豊富に提供しています。〆の蕎麦も石臼挽きで、十割蕎麦を手打ちするこだわりです。前菜、刺身、焼き物、天ぷら、蕎麦を順に出すコースもそろえています。

関内駅から徒歩4分みなとみらい線馬車道駅から徒歩3分の「板そば蒼ひ」は韃靼そばの板そばをいただける蕎麦屋です。韃靼そばは主に中国で栽培される蕎麦で、普通の蕎麦より苦みがあります。

苦みの正体はポリフェノールです。普通の蕎麦より100倍あり、血圧をサラサラにする効果や美肌効果が認められています。板そばは主に山形にみられるそばの盛り方で、板の上に一口サイズに丸めた蕎麦を盛り、通常は数人前です。

みなとみらい線馬車道駅より徒歩3分の「二笑庵」は2016年に開業した新進の蕎麦屋で、まるで割烹料理屋のような料理自慢のお店です。蕎麦屋は飲み屋だという人がいますが、「二笑庵」は夜だけの営業でまさしく小料理屋といってもいいでしょう。

日本酒の品揃えもよく、酒のつまみは真鯛の混布〆、親子燻製（鶏と玉子の燻製）、あぶり海苔とアボカド刺しなどユニークなものばかりです。蕎麦は十割と二八の本格手打ちそばを出します。

JR根岸線関内駅から北東に徒歩3分の路地にある「凛正庵 宗由」は信州の戸隠そばをいただける蕎麦屋です。戸隠そばは盛り方をみればわかります。一口サイズに蕎麦をわけて盛る「ぼっち盛り」です。

また打ち方も独特で、丸い形のまま台からあふれるほどの大きさに伸ばします。いわゆる本格的古式手打ちそばで、水切りもあまりせず竹細工のざるに盛り付けるのが特徴です。ランチではぼっち盛りはしていません。

JR関内駅とみなとみらい線馬車道駅の間で関内駅より徒歩5分にある「七福 志な乃」のキーワードは店名にはないですが田舎蕎麦です。太目で黒い田舎蕎麦が名物で二八が主で、時間に余裕があれば十割も打ちます。

喉越しよりも歯ごたえという食感で、このような蕎麦を好む人も多いです。蕎麦はご主人こだわりの茨城県七会村産を石臼挽きしています。つゆは醤油より出汁が効いた関西風です。落ち着いた古民家風の店で、うどんもあります。