【保存版】武雄・奥武雄周辺の温泉旅館おすすめ15選【九州出身ライターが徹底紹介】老舗旅館・食事自慢・展望露天風呂など

JR佐世保線・武雄温泉駅よりタクシーで約3分も揺られると見えてくる和モダンな門構えの「懐石宿 扇屋（おうぎや）」。この創業明治38年という老舗では、究極ともいえる懐石料理を堪能することができます。

特におすすめしたいのが、ブランド牛・佐賀牛を味わえるコース。これでもかというほど柔らかい肉質に旨味がぎゅっと凝縮されていて、何枚でも食べられそうです。

「御宿 竹林亭」の特徴をひとことで言い表すなら、まさに"一幅の日本画"。御船山楽園の中で静かにたたずむ同館では、四季折々の風景を誰にも邪魔されることなく楽しめます。

特に圧巻なのが展望露天風呂から眺める庭園と背景にそびえる山々。自分たちも"絵画"の中に溶け込んでしまいそうな錯覚すら覚えます。

佐賀・武雄温泉の「京都屋」にひとたび足を踏み入れると、そこに広がるのは古き良き大正時代をほうふつとさせる館内。あちこちに年代物のアンティークが陳列されており、往時をしのばせてくれます。

さて、肝心の温泉は弱アルカリ性で美肌効果のあるとされるもの。高い天井と落ち着いた御影石の造りが、旅の疲れをきれいさっぱり洗い流してくれそうです。

一目でそれと分かる個性豊かな門構えが印象的な「武雄温泉 楼門亭（ろうもんてい）」。聞けば、あの東京駅を設計した辰野金吾氏の手によるもので竜宮城をイメージしたものなのだとか。

とにかく施設のあちことがインスタ映えしそうなものばかり。大正レトロな雰囲気が漂うお宿で非日常の世界を楽しめそうです。

JR武雄温泉駅がある中心部からずっと南西に位置する奥武雄温泉。嬉野市や長崎県との県境もほど近い場所に宿を構えるのが「風の森」です。

この山深い土地でさらに全室を"離れ"にしてお客様を迎えるという徹底ぶり。それぞれの客室に付いた個性豊かな露天風呂を誰にも邪魔されずに楽しめます。

九州の一大温泉地・嬉野温泉においてやっぱり外せないお宿の筆頭が「大正屋 椎葉山荘」。あのミシュランでも高い評価の付いたお宿は、客室も温泉もグルメも超一流です。

中でも特筆すべきなのが嬉野で一番との呼び声も高い露天風呂。野趣あふれる広々としたお風呂で"日本三大美肌の湯"が楽しめると大評判です。

かつては薩摩藩・島津家の定宿としてにぎわいを見せていたという「和多屋（わたや）別荘」。現在でも建物の一部には島津家の家紋が残っているといいます。

さて、2万坪もの広大な敷地には100室を超える個性の異なる宿泊棟がお出迎え。四季の移り変わりを肌で感じながら入る露天風呂は、最高以外の何物でもありません。

創業90年のお宿と聞けば、歴史ある日本家屋を思い浮かべがちなもの。その常識を軽々と打ち破るのが、嬉野温泉でも屈指の隠れ家的お宿の「嬉野温泉 旅館 吉田屋」です。

ずばりそのコンセプトは"SAGAモダン"。古き良き伝統の上に現代的なデザインを重ねた和モダンなお宿に響きわたるのは、何とジャズミュージックです。

1300年の歴史と伝統を誇る嬉野温泉。そこにあってやや異色の存在なのが「ハミルトン宇礼志野（うれしの）」です。

何といっても目を引くのが18～19世紀のヨーロッパをほうふつとさせる建物。さらにお食事は極上のイタリアン。しかしながら、美肌の湯を堪能できることには変わりありません。