【保存版】奥飛騨温泉郷旅館おすすめ15選【長野県滞在者が徹底紹介】露天風呂付き客室・老舗旅館・リーズナブルなお宿など

「ひなびた」という言葉は「田舎のような」という意味だそうですが、「ひな」を漢字で表現した「鄙」の風情をテーマにしたお宿が「ひなの湯宿 松乃井」です。新平湯温泉にあります。建物は築300年の農家をリノベーションしたもので、太く黒い梁や柱で囲まれる空間はまさしく「ひなびた」風情満載です。

お部屋もありきたりの内装ではなく、天井、障子、壁、床の間に細かな趣向がこらされています。空間の演出で勝負している温泉旅館です。

「おやど 甚九郎」は新平湯温泉のメイン通りから少し入ったところの小さなお宿ですが、築150年以上で総檜造りの民家です。檜の香りと木の温もりが感じられます。館内いたるところに水がながれていますが、山の湧水「たるま水」です。

料理にもこの水が使われております。食事は広々した囲炉裏の間でいただく女将の郷土料理です。お風呂はこじんまりした3つ露天風呂と2つの内湯があります。

JR高山駅から各方面にアクセスするバスの中継ターミナルである平湯バスターミナルから徒歩7分の深山桜庵はホテルでもなく旅館でもない飛騨の民家と言われています。なぜなら奈良時代から受け継がれる飛騨の匠が織りなす重厚な造りになっているからです。

飛騨の銘木を使った美しい木組みの建物になっています。1つの建物ではなく、いくつかの建物がつながっている姿は美しいです。木の温もりいっぱいの部屋が72室あります。

平湯温泉の「山がの湯」は奥飛騨温泉郷の豊富な湯量を生かし、2008年に浴室棟の大規模リニューアルをしています。源泉かけ流しの天然温泉を惜しみなく使い、2つの大露天風呂と大浴場、8つの貸切風呂を設け、そのうち2つは岩盤浴とテれマーレサウナという力の入れようです。

料理は「やまが料理」とよばれる料理を現代風にアレンジして囲炉裏会席として出しています。温泉も料理も楽しみな旅館です。

和楽亭は平湯温泉の岡田旅館の姉妹店として古民家にこだわった旅館です。和楽亭は郡上八幡の築150年の古民家を移築しました。黒く太い柱と梁は古民家らしさの象徴です。客室は全10室で、いずれも古民家の風情を大切にしています。

小さな宿には珍しいメゾネットの部屋も設けており、部屋はすべて露天風呂と内風呂付きです。いずれも源泉かけ流しで、4つの源泉から引いています。食事処は換気のいいオープンスペースに変わりました。