【保存版】奥飛騨温泉郷旅館おすすめ15選【長野県滞在者が徹底紹介】露天風呂付き客室・老舗旅館・リーズナブルなお宿など

「穂高荘 山のホテル」は新穂高温泉エリアの高原川沿いにある西洋風のホテルです。奥飛騨温泉郷でも数件しかない混浴露天風呂を備えています。しかも大きな特徴は露天風呂のある河原まで小さなケーブルカーで向かうことです。

日本でもこの形式は四国の祖谷温泉で知られるだけで他はあまり聞きません。ホテルから備え付けの靴で道路を渡ってケーブルカーに向かいます。露天風呂からは槍ヶ岳が見渡せるのももう一つの自慢です。

ホテル穂高をひと言で言えば新穂高ロープウエイ乗場の前です。新穂高ロープウエイは奥飛騨温泉郷の中でも、ここはぜひ押さえたい観光スポットと言えます。2つのロープウェイがあり、麓から向かった場合の2番目のロープウェイは日本でもひときわ珍しい2階建てのゴンドラです。

終点の西穂高口駅の展望台からは360度の展望で北アルプスの山々が望めます。感動です。新穂高ロープウェイを利用する人が望む温泉旅館と言っていいでしょう。

新穂高温泉の入口にある雪紫は3つの大きな魅力があります。まずは料理です。飛騨高山の名物・飛騨牛にこだわっており、A5飛騨牛の各種部位をしゃぶしゃぶ、すき焼き、ステーキなどで楽しめます。

次が部屋です。全室露天風呂付きで、趣の違う部屋と露天風呂を用意しています。そして貸切展望露天風呂です。食事も個室で、展望露天風呂も貸切ですのでお風呂も食事も他のお客様との接触は全くありません。

新穂高温泉の中央に位置し、槍見館の近くにある「ペンションほのみ亭」はスイスの山小屋のような雰囲気をかもしだすペンションです。建物の前には食事も可能なオープンテラスや芝生が広がり、周りは自然豊かで高い山々に囲まれています。

ペンションの主人は元々和食の料理人でフレンチの修行もしており料理は主人自らの自信作です。8室のこじんまりしたお宿ですので樽風呂と岩風呂の露天風呂は貸切でゆっくり温泉を満喫できます。

新穂高ロープウエイに向かう途中に右に入った中尾温泉に何件かの小さなお宿があります。中尾平もその中の一つです。6室ですが内風呂4つ、露天風呂2つの計6つのお風呂があり、すべて貸切というのが中尾平の自慢といえます。待たされることなく入浴できるのが利点です。

しかも内風呂は幅1.7m長さ4.1mという広々した湯船で、この湯船に沿って窓が大きく開いている半露天の造りになっています。飛騨牛のローストビーフもお目当てです。

広大な敷地にわずか12室の小さなお宿「ひだ路」。全ての部屋に露天岩風呂と檜の内湯を備えています。部屋には10畳の和室と4畳半のこたつ部屋があり、古民家風の落ち着いた佇まいです。

部屋の露天風呂だけでなく川沿いの離れ露天風呂もあります。14:00～21:30が 男女入れ替え制、21:30～翌10:0が 貸切露天風呂です。食事は四季折々の地元の食材をふんだんに使った飛騨の田舎料理を提供します。いただくのは囲炉裏の食事処です。

福地温泉の「草円」の一番の魅力は築160年で国の有形文化財の建物です。江戸時代の1836年に建てられた古民家を平成16年春に解体・移築しています。間口11間半、桁行7間半の切妻入り母屋造りの大型民家です。

もう一つの魅力は温泉が自家源泉の源泉かけ流しであること。地下300mから汲み上げています。泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉です。食事にも特徴があります。「草円」で提供するごはんは昔ながらの釜戸で炊いたごはんです。

新平湯温泉にある「饗家」は1日5組限定の料理旅館です。5組に対して4つの貸切風呂があり、それぞれに露天風呂と内湯があり8つの浴槽があります。フロントで鍵を借りて入りますので重なることもなく、混雑もしません。

泉質はこの付近に多いナトリウム-炭酸水素泉と成分比は同じですが溶存物質（ガス性のものを除く）が1000mg/kgを割る単純温泉です。館主は料理長を兼ねており飛騨の食材を使った料理に自信をもっています。

宿の名前にあるように、遊び心でくつろげるとこをモットーにするのが新平湯温泉の「寛ぎの舎　游」です。料理では飛騨牛に力を入れています。名物料理『游山鍋（ゆうざんなべ）』がおすすめです。しゃぶしゃぶと焼肉、両方でA4等級以上の厳選飛騨牛を味わうことができます。

客室は10室で露天風呂付和洋室、メゾネット、露天風呂付メゾネット、通常の和室の4種類から予算により選択可能。未就学の子供は宿泊施設料金無料です。

新平湯温泉の中でも東の焼岳に近い「奥飛騨ガーデンホテル焼岳」には度肝を抜く圧巻の9つのお風呂があります。特に驚くのが国内唯一の超深層水温泉の自家源泉が湧く庭園露天風呂です。「うぐいすの湯」と呼ばれエメラルドグリーン色のお湯があふれています。

次に印象的なのが頭上にまで岩が張り出す洞窟風呂です。さらに9つのお風呂のうち4つが混浴で「うぐいすの湯」は湯衣（ゆあみ）を貸し出しています。日帰り入浴も可能です。