【保存版】金沢の温泉旅館おすすめ15選【温泉好きライターが徹底紹介】一度は泊まりたい・リーズナブルなお宿など

二人で「湯ごもり」を楽しむなら「金沢湯涌温泉 百楽荘（ひゃくらくそう）」がおすすめ。ここは、金沢駅からやや離れた場所にある「大人の隠れ家」といえる場所です。

湯涌温泉の泉質は刺激が少なくお肌に優しい弱アルカリ性。そんな嬉しくなるお湯を「神楽」と呼ばれる貸切の露天風呂で楽しむ。これに勝る喜びはそうそうあるものではありません。

JR金沢駅や小松空港からもアクセスがよいことで人気の金沢辰口温泉。当地に宿を構える「金沢辰口温泉 まつさき」は、はるか江戸時代より続く老舗中の老舗旅館です。

この歴史ある旅館の楽しみは至高の料理と露天風呂。日本海、白山、そして加賀平野の美味しいものが一堂に会した金沢懐石は、言葉を失うほどの美味しさです。また、源泉かけ流しの温泉は、開湯から1400年にわたり多くの人々に愛されてきました。

金沢の奥座敷とも称される犀川温泉。大自然に囲まれた絶好の立地に宿を構えるのが「金沢犀川温泉 川端の湯宿 滝亭（たきてい）」です。

まず目と耳をとらえて離さないのが、当旅館の名前の由来ともなった「滝」。四季によってさまざまな表情を見せる光と音の共演は、訪れる観光客の心と体を癒してくれます。さらに、この絶景を眺めながら味わうお料理と温泉もまた格別なのはいうまでもありません。

金沢湯涌温泉で評価の高い温泉旅館といえば「日本料理 さかえや」。そのサービスの充実ぶりは、ミシュランで受賞歴があることからもうかがえます。

各部屋には季節のお花を生けてあるなどの嬉しくなる心配りが。もちろん食事や温泉でさえも季節感が十二分に感じられるものです。そんな"かゆいところに手が届く"サービスが、当館の人気の秘訣なのでしょう。

金沢エリアでぜいたくに休暇を過ごすなら「金沢湯涌温泉 古香里庵（こかりあん）」がおすすめ。ここでは、カニや寒ブリといった北陸ならではのぜいたく素材が味わい尽くせると大評判です。

もちろん、オフシーズンであっても心配はご無用。季節ごとに旬を迎えた素材を九谷焼や山中漆器といった伝統の器でいただく経験は唯一無二のものでしょう。また、全室に専用の露天風呂が付いており、だれにも邪魔されずに二人っきりのぜいたく時間を過ごすことができます。

北陸の名湯、加賀市の山代温泉の中心部に位置する「あらや滔々庵（とうとうあん）」。この江戸時代は寛永年間に創業したとされる老舗旅館は、当時の面影が脈々と受け継がれています。

中でも注目したいのは、雰囲気満点の数寄屋風にしつらえた和室。室内にはゆかりのある芸術家・北大路魯山人の書画が飾られるなど、純和風で静かな空間が広がっています。

名旅館のひしめき合う山代温泉にあってひときわ異彩を放つのが「べにや無何有（むかゆう）」。和の伝統の中に洋のモダンが入り混じる空間は、訪れる宿泊客を魅了し続けてきました。

十六室という限られたお部屋には全室に露天風呂が完備。天然の山庭を眺めながら過ごす至福のひとときは、まるで森の中にいるかのような錯覚すら覚えます。

加賀・山代温泉の数ある名湯の中でも特に評価が高いのが、お風呂自慢の宿「ゆのくに天祥（てんしょう）」。ここは、18種類もの湯めぐりが楽しめることで話題の温泉旅館です。

気になる泉質は、美肌効果の高いアルカリ泉。チェックイン後、就寝前、そして起床後と"一泊三湯"がおすすめです。

日本海に面した石川県は、四季を通じて美味しいものが盛りだくさん。中でも「たちばな四季亭」は、食材の宝庫とも称される北陸の旬な食材が味わい尽くせると評判も上々です。

基本となる月替わり懐石はもちろんのこと、宿泊客のさまざまなニーズにも応じてくれます。おすすめは、能登牛地魚懐石。石川の誇る海の幸と山の幸をがっつりと堪能できます。